STEVEN SEAGAL

STEVEN    SEAGAL

何時もインデイアンの酋長か、サーカスの団長みたいなステイーヴン シーガルには何度か会いましたが、「儲かってまっか?」とか「おおきに」と言った関西弁を流暢に使って,自分の宣伝に100パーセントのエネルギーを注入する,何と言うか,爆弾のような人でした。

1951年4月10日にミシガン州ランシングで、数学教師の父親(ユダヤ系)と医学技術者の母親(アイリッシュ系)の間に,ステーヴン フレデリック シガールとして生まれ,ずっと後になって有名になってから,ロシアのインタヴユーで,祖父はロシア人のモンゴリアンと答えています。PRの鬼ですから,どこまで本当ですか。知人のドイツ人の俳優は,西部劇に出ると決まった時,先祖はナバホ族で,旅回りにドイツに来て子供を作った,などと勝手な先祖をでっち上げてましたし。
日本では有名とは言え,余りに過剰な売り方をするので,敬遠する向きも多いいと思います。わたくしもそのひとり。
17歳で日本に武者修行に来て,合気道に励み,道場まで開いた,合気道のコーチの日本女性と結婚,などなどの経歴をしっかり利用して,おまけに仏教信者でチベット族を支持したり,東洋との結びつきを盛大に誇っているのも,爽やかの逆のぎんぎらで、何時もジンギスカンみたいです。

会ったのは「沈黙の戦艦」(UNDER SIEGE)(92)と言う米国海軍のエリート部隊、SEALS を扱った映画で,今でこそシールズは色々なアクシヨンもので活躍して有名ですが、当時はチャーリー シーン主演のタイトルもズバリの「ネイビー シールズ」(90)の直後で,目を付けたのは,さすがでした。共演にトミー リー ジョーンズやゲイリー ビューシーと言ったツワモノ俳優が出ています。

彼の映画用写真を見るとほとんどが銃を構えているか,剣を大上段に振っていると言うアクシヨン ポーズの満開で、西部劇ファンの子供がそのまま大人になって,にきにきしている感じが覗けます。

その後エスキモーになる映画の時も会見しましたが,エスキモーの民族衣装を嬉しげに纏って,エスキモーと環境保護の事を話してくてました。
最近では,ダニー トレホと共演の「FACE OF EXECUTION」などにしっかり主演していますが,殆どの作品はストレート トウ ヴィデオで,米国では劇場公開はありません。外国ではもちろん劇場用ですが。
ギターを弾くのも上手で,ブルースのバンドを持って,世界を回っては,シガール布教に努めている様子。




1992「沈黙の戦艦」

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