ALI FAZAL
ALI FAZAL
オランダの新人美女に続いて、今度はインドのむんむんと濃いスターを紹介しましょう。
アリ ファザル。新作「ヴィクトリア アンド アブダル」(17)でジュデイー デンチ扮するヴィクトリア女王のもとにインドから派遣され、気に入られて、女王のお供の役を得て、二人の文化交流、お忍び外出、などが展開していくと言う、微笑ましいストーリーに、インド人のアブダル役で出ています。
後半、アブダルの身の上、行動などがちと疑問になって来るくだりがせっかくの女王の生き甲斐を剥ぎ取るようになって、女王と外界の人とのランデブーのドラマが冷えてしまいますが、実話に基づいてなので、現実も踏まえないといけないのでしょう。
さてアリはインド映画のメッカ、ボンベイの大産業 「ボリウッド」Bollywood の大スターでインドでは護衛がないと外に出られないほどだそう。
彫りの深い濃い顔立ちに厚くて大きな体に、人懐っこいスマイルを浮かべて登場した彼からは、やはりスーパースターのオーラが発散されてます。
「デイム ジュデイは昔から尊敬する憧れの大女優だった。もちろん初対面の時はドキドキしっぱなし。でも会った瞬間から、まるでこの映画の二人のようにナチュラルな好感が湧いていて、撮影中は他の人たちが羨ましがるほど仲良しになったのですよ。心が柔らかくて、まるで16歳の少女のような純真な好奇心を持っていて、役の女王と同じぐらいインドに関心を持っていた。もっともデイム ジュデイは「マリゴールド ホテル」のロケでインドに何度も来て、インド通ですけれど。
英国人から見たインドはやはりどこかずれているけれど、時代劇だし、僕は言われた通りに役を演じた。衣装がひどく凝っていて、生地とか刺繍とかがリアルで、ものすごく重い上に体にぴったりにしなくてはならず、着付けの時は縫って閉じてしまうから、脱ぐ時がまた一苦労だった」
1986年10月15日 インドのラクナウ (Lucknow)生まれ、父親はマーケテイング会社の重役で、裕福なミドルクラスの家庭に育ちました。
「両親は僕に医者とか弁護士になって欲しかったと言う。彼らにとって、俳優なんて考えもしない職業だったと思う。 しかし僕はデニーロやブランドになりたかった。映画ファンだったから、映画に出てくるほとんどの場所を暗記して、実際にアメリカに来た時は名所などにお構いなく、古典映画の撮影スポットを訪れたりしたのですよ。インドでのキャリアは安定しているので、これからはハリウッドなりロンドンで色々な役にチャレンジしていきたい。わざわざ僕はインドでは有名だなんてもちろん言いませんよ。このままの僕を雇ってもらうのが目的ですからね」
英国の名匠、ステーヴン フリアーズ監督とのオーデイションが最悪だったことも話してくれました。
「ロンドンに飛んで、オーデイシオンの部屋に入っていくと、ソファの上に死にそうに疲れた感じでステーヴンが横たわっていて、ほとんど何も聞いてないような、何も関心がないような感じで、僕はあー、これでおしまいだ、何もかもが失敗だ!とがっくりしてホテルに戻ったら、採用されたという知らせがあって、彼はとっつきにくいけれど内面は優しい人なのだなーとすごく嬉しかった」
フリアーズ監督は「ザ クラウン」(06)でヘレン ミレンにエリザベス女王を演じさせて、彼女は見事にオスカーを受賞、昨年はメリル ストリープとヒュー グラントの 「フローレンス フォスター ジェンキンズ」、ジュデイ デンチとは13年に「フィロミーナ」を監督するなど、多くの名作を生み出してきた英国のベテランです。 1941年6月20日 英国はレスターシャー生まれ。
アリの会見に一緒にいた北欧の金髪碧眼の女性たちがこぞって、何とセクシー!と唸っていました。彼女たちは自分たちと正反対のダークで濃い男性に惹かれるようです。
オランダの新人美女に続いて、今度はインドのむんむんと濃いスターを紹介しましょう。
アリ ファザル。新作「ヴィクトリア アンド アブダル」(17)でジュデイー デンチ扮するヴィクトリア女王のもとにインドから派遣され、気に入られて、女王のお供の役を得て、二人の文化交流、お忍び外出、などが展開していくと言う、微笑ましいストーリーに、インド人のアブダル役で出ています。
後半、アブダルの身の上、行動などがちと疑問になって来るくだりがせっかくの女王の生き甲斐を剥ぎ取るようになって、女王と外界の人とのランデブーのドラマが冷えてしまいますが、実話に基づいてなので、現実も踏まえないといけないのでしょう。
さてアリはインド映画のメッカ、ボンベイの大産業 「ボリウッド」Bollywood の大スターでインドでは護衛がないと外に出られないほどだそう。
彫りの深い濃い顔立ちに厚くて大きな体に、人懐っこいスマイルを浮かべて登場した彼からは、やはりスーパースターのオーラが発散されてます。
「デイム ジュデイは昔から尊敬する憧れの大女優だった。もちろん初対面の時はドキドキしっぱなし。でも会った瞬間から、まるでこの映画の二人のようにナチュラルな好感が湧いていて、撮影中は他の人たちが羨ましがるほど仲良しになったのですよ。心が柔らかくて、まるで16歳の少女のような純真な好奇心を持っていて、役の女王と同じぐらいインドに関心を持っていた。もっともデイム ジュデイは「マリゴールド ホテル」のロケでインドに何度も来て、インド通ですけれど。
英国人から見たインドはやはりどこかずれているけれど、時代劇だし、僕は言われた通りに役を演じた。衣装がひどく凝っていて、生地とか刺繍とかがリアルで、ものすごく重い上に体にぴったりにしなくてはならず、着付けの時は縫って閉じてしまうから、脱ぐ時がまた一苦労だった」
1986年10月15日 インドのラクナウ (Lucknow)生まれ、父親はマーケテイング会社の重役で、裕福なミドルクラスの家庭に育ちました。
「両親は僕に医者とか弁護士になって欲しかったと言う。彼らにとって、俳優なんて考えもしない職業だったと思う。 しかし僕はデニーロやブランドになりたかった。映画ファンだったから、映画に出てくるほとんどの場所を暗記して、実際にアメリカに来た時は名所などにお構いなく、古典映画の撮影スポットを訪れたりしたのですよ。インドでのキャリアは安定しているので、これからはハリウッドなりロンドンで色々な役にチャレンジしていきたい。わざわざ僕はインドでは有名だなんてもちろん言いませんよ。このままの僕を雇ってもらうのが目的ですからね」
英国の名匠、ステーヴン フリアーズ監督とのオーデイションが最悪だったことも話してくれました。
「ロンドンに飛んで、オーデイシオンの部屋に入っていくと、ソファの上に死にそうに疲れた感じでステーヴンが横たわっていて、ほとんど何も聞いてないような、何も関心がないような感じで、僕はあー、これでおしまいだ、何もかもが失敗だ!とがっくりしてホテルに戻ったら、採用されたという知らせがあって、彼はとっつきにくいけれど内面は優しい人なのだなーとすごく嬉しかった」
フリアーズ監督は「ザ クラウン」(06)でヘレン ミレンにエリザベス女王を演じさせて、彼女は見事にオスカーを受賞、昨年はメリル ストリープとヒュー グラントの 「フローレンス フォスター ジェンキンズ」、ジュデイ デンチとは13年に「フィロミーナ」を監督するなど、多くの名作を生み出してきた英国のベテランです。 1941年6月20日 英国はレスターシャー生まれ。
アリの会見に一緒にいた北欧の金髪碧眼の女性たちがこぞって、何とセクシー!と唸っていました。彼女たちは自分たちと正反対のダークで濃い男性に惹かれるようです。
2017 9月「ヴィクトリア アンド アブダル」 |
ジュデイ デンチ とボートでお出かけ。 |
監督のステーヴン フリアーズ。 |
凛々しいアブダル。 |
アリのブロマイド |
ボリウッド映画 |
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