REBECCA HALL 2017

REBECCA  HALL   2017

英国女優人の中でも一際、その知性と品のある佇まいとエレガンスで輝く  レベッカ ホール。新作「プロフェッサー マーストン アンド ザ ワンダー ウーマン」
PROFESSOR MARSTON AND THE WONDER WOMAN(17)の会見は、彼女の有名な父御、ピーター ホールが9月に亡くなって間もない10月の上旬にあって、周囲はいろいろ気を使っていましたが、当人はにこやかな笑顔に毅然とした姿勢で質問に答えてました。

サー ピーター ホールは英国演劇界の重鎮で、ロイヤル シェイクスピア カンパニーの舞台監督、ナショナル シアターの監督をローレンス オリヴィエ卿(彼はサーより上の位を承けましたから)継ぎ、舞台劇の繁栄に大きな貢献をしています。9月11日に亡くなりました。

レベッカに初めて会ったのは「スターター フォア テン」(06)で、当時まだ無名だった、ジェイムス マカヴォイ、ベネデイクト カンバーバッチ、ドミニック クーパー、ジェイムス コーデン、マーク ガテイスなどが出演した青春大学ドラマでした。11年前の映画ですが、優秀な大学生たちがテレビのクイズ番組に出て、奨学金を取ろうといった設定で、若手俳優たちのみずみずしさが光っていますからビデオなどで発見したらぜひご覧ください。

「スターター。。」はレベッカの映画デビューでもあるのです。

さてレベッカはこの日、なんとも珍しい生地で、おまけにユニークなデザインのドレスを着ていました。ゴブラン織りというのか、ジャガード織りというのか、紫の睡蓮と水の流れの組み合わせは、日本人が見るとすぐ「あ、お香典の模様!」と思うもの。中国人の記者も「あ、お葬式のパターンだ!」と同じようなことを考えていました。
近くでよく見るとちょっと違いましたが、どう見てもお坊さんの袈裟の生地のようでしょう?
当人は「喪中なので地味な柄を選んだだけ」と言ってましたが、ある意味でタイムリーな柄だったと言えましょう。
なにしろ178センチの長身なので、何を着てもよく映えます。

1982年5月3日、英国はロンドンに生まれ、母御も有名なオペラ歌手のマリア ユーイングと言います。小さい時から父親の舞台劇を見て、母親の薫陶を受けて育ちましたから、女優になるのは当然でしたが、名門ケンブリッジ大に入学し、英国文学を専攻しながら、演劇部のキャプテンとなり、同じ大学で学んでいたダン ステイーヴンスなどと一緒に舞台に出たりしているうちに女優の道に進むように。
最初は父御の演出した舞台に出たりしていました。

「それでも恋するバルセロナ」(08)ではゴールデングローブ主演女優賞の候補になってます。
2015年にアメリカ人の俳優のモーガン スペクターと結婚、現在はウデイー アレン監督の映画の撮影にジュード ロウなどと入っています。


2008 「それでも恋するバルセロナ」


2017 10月「プロフェッサー マーストン。。」偶然目をつぶってしまいました。女優さんが目を瞑るのは非常に珍しいのです。



お香典の模様のような生地で、下に白いブラウスを着るというユニークなデザイン。

母親のオペラ歌手、マリア ユーイング と。


2017「プロフェッサー。。」左はベラ ヒースコート。

プロフェッサーを演じるルーク エヴァンスとベラ ヒースコート と。

2006「スターター フォア テン」ジェイムス マカヴォイ と。


2017「プロフェッサー。。」から。

2017「プロフェッサー。。」

2013『アイアンマン 3」のようなアクションにも出ています。

父御のサー ピーター ホール と。

清楚、爽やかさが魅力です。

夫君のモーガン スペクター と。

父親が監督した舞台劇でのショット。

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