EDDIE IZZARD 2017
EDDIE IZZARD 2017
英国人のスタンダップ コメデイアンのエデイー イザードは、驚愕のレベルのマルチ タレントで、おまけにトランスジェンダーなのです。
ジュデイー デンチ扮するヴィクトリア女王がインドの召使いを寵愛するドラマ「ヴィクトリア アンド アブダル」(17)では女王の長男、ジョージを怪演。早く母親の後をついで、国王になりたくて、画策を巡らすバカ息子がぴったりでした。
初めて会ったのは確か「ザ シークレット エージェント」(96)の時でしょうか。客演のロビン ウイリアムズをしのぐ舌の回転の速さ、ものまねの器用さ、ウイット、おまけにフランス語もドイツ語もペラペラで、ジョークを即、訳してしまうのですから。
トム クルーズがナチのノーブルな将校になる「ワルキューレ」(08)では英国人俳優がお揃いでナチ将校役を楽しそうに演じて、そのうちの一人にエデイーがいました。
それからロスアンジェルスで彼の公演があった時、招待されて見に行きましたが、舞台の上での彼の凄まじいエネルギーに圧倒されたものでした。一時も休まずに次から次へと政治色、国際色、ゲイやレズビアンのきわどいジョーク、全てを混ぜて、下品にならずに笑わせてくれます。
メークなしでもやはりトランスジェンダーと分かる独特の表情と身のこなしがすこぶるチャーミングで、悪態をついても、誰かを責めても、実は優しい心を持っている人なのだなーと感じられるのも強みでしょう。
濃いメークが良く似合いますが、時々「お熱いのがお好き」のトニー カーテイスそっくりだったり。
1962年2月7日イエーメンのアーデンに生まれたのは、父御が英国の石油会社の重役だったからだそうです。母御は看護婦でしたが、エデイーが6歳、兄のマークが8歳の時に癌で亡くなり、兄弟は家の中でミニチュアの線路に汽車を走らせたりして、重病の母親のそばから離れなかったと語っていました。
「今の自分を母に是非見せたい。一番大事な人だったから」
と漏らしているように母御との結びつきが強い思い出になっているようです。
エデイーは4歳の時に自分は女装が好き、女の子になりたいと悟り、7歳の時に俳優を目指す決意をしたそう。
母を亡くし、エデイーは全寮制の学校に送られて、ここでパーフォーマンスに励み、コメデイーのセンスを磨きだしました。
ポスターや服のスタイルにエデイーらしいシャープなセンスが感じられ、奇抜な衣装に危険なジョークの舞台を繰り広げ、偏見や蔑視にもめげないタフなスタンスを強めているのが何と言っても彼の最大の魅力でしょう。
というわけで、今回は彼のセクシーで、ちょっぴり猟奇的なスタイルの写真を多く載せてみました。
英国人のスタンダップ コメデイアンのエデイー イザードは、驚愕のレベルのマルチ タレントで、おまけにトランスジェンダーなのです。
ジュデイー デンチ扮するヴィクトリア女王がインドの召使いを寵愛するドラマ「ヴィクトリア アンド アブダル」(17)では女王の長男、ジョージを怪演。早く母親の後をついで、国王になりたくて、画策を巡らすバカ息子がぴったりでした。
初めて会ったのは確か「ザ シークレット エージェント」(96)の時でしょうか。客演のロビン ウイリアムズをしのぐ舌の回転の速さ、ものまねの器用さ、ウイット、おまけにフランス語もドイツ語もペラペラで、ジョークを即、訳してしまうのですから。
トム クルーズがナチのノーブルな将校になる「ワルキューレ」(08)では英国人俳優がお揃いでナチ将校役を楽しそうに演じて、そのうちの一人にエデイーがいました。
それからロスアンジェルスで彼の公演があった時、招待されて見に行きましたが、舞台の上での彼の凄まじいエネルギーに圧倒されたものでした。一時も休まずに次から次へと政治色、国際色、ゲイやレズビアンのきわどいジョーク、全てを混ぜて、下品にならずに笑わせてくれます。
メークなしでもやはりトランスジェンダーと分かる独特の表情と身のこなしがすこぶるチャーミングで、悪態をついても、誰かを責めても、実は優しい心を持っている人なのだなーと感じられるのも強みでしょう。
濃いメークが良く似合いますが、時々「お熱いのがお好き」のトニー カーテイスそっくりだったり。
1962年2月7日イエーメンのアーデンに生まれたのは、父御が英国の石油会社の重役だったからだそうです。母御は看護婦でしたが、エデイーが6歳、兄のマークが8歳の時に癌で亡くなり、兄弟は家の中でミニチュアの線路に汽車を走らせたりして、重病の母親のそばから離れなかったと語っていました。
「今の自分を母に是非見せたい。一番大事な人だったから」
と漏らしているように母御との結びつきが強い思い出になっているようです。
エデイーは4歳の時に自分は女装が好き、女の子になりたいと悟り、7歳の時に俳優を目指す決意をしたそう。
母を亡くし、エデイーは全寮制の学校に送られて、ここでパーフォーマンスに励み、コメデイーのセンスを磨きだしました。
ポスターや服のスタイルにエデイーらしいシャープなセンスが感じられ、奇抜な衣装に危険なジョークの舞台を繰り広げ、偏見や蔑視にもめげないタフなスタンスを強めているのが何と言っても彼の最大の魅力でしょう。
というわけで、今回は彼のセクシーで、ちょっぴり猟奇的なスタイルの写真を多く載せてみました。
2007「ザ リッチェズ」 |
2017「ヴィクトリア アンド アブダル」 |
ニューヨークはマデイソン スクエア ガーデン での公演のポスター。 |
2017自著も出版。 |
かなりトニー カーテイス |
これもトニー カーテイスそっくり。 |
2017 初のトランスジェンダーの政治家になってやろう、と語っているそうです。 |
2008「ワルキューレ」真ん中がトム クルーズ。 |
2008「ワルキューレ」のナチ将校役。 |
ツアーのポスターの1枚。 |
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