BRUSSELS DAY 4
9月5日(月)
朝のお散歩は古い、迷路のような地区を抜けて官庁の建物やら大企業の大きなビルが並ぶつまらない眺めの場所にたどり着き、丘にそびえる教会を見て、方向感覚を失って携帯のナビに頼ったものの、通りの名前が激しく変わり、曲がりくねっているのでなかなか正確に道をたどれません。やっとおなじみのグランド プラス GRAND PLACE が見えてきてホテルに戻れました。真っ直ぐな道の街ですとナビも効果がありますがこういう古典のヨーロッパの街はどうにも効果がありません。
朝食後、ベルギーのロイヤル ファミリーが住む宮殿を目指します。
階段や上がり坂が多く、多くのお城がそうであるように丘の上に建っているのでハンスは頻繁にベンチに座りながらふうふう言って登り、左右対称の整然としたお庭、その上に国会議事堂、そして宮殿が見えてきました。
階段のはじめの部分にある銅像はアルバート公で、サックス コバーグ という家柄の出身、
門はバッキンガム宮殿と同じような黒いメタルに金箔でシックにして豪華、しっかりと衛兵が一人立っていますが簡単に塀を乗り越えて侵入できそう。おそらく隠れた場所に番兵がいるのでしょう。古くて、威厳のあるデザインのお城です。
その前に王立植物園があったので濃い緑に引かれて入りました。朽ちた石像などがあって、雰囲気があります。カフェがあったので早速ビールを注文。最初はベンチに座っていたのですがスイスのドリンク会社のロゴが入った赤いラウンジシートに腰を掛けてゆったりとした周囲の家族やカップルたちの風景を眺め、ハンスはちょっとばかりウトウトとしたり。
帰りは中央駅を横目に見ての下り坂で、こちらのほうがハンスには応えます。
暖かい午後のビールが効いてホテルに戻ってお昼寝の時間。
この日の夕食はハンスのたってのリクエストでギリシャ料理屋の「サントリーニ」SANTORINI に行きました。
グランド プラスの横にある路地はギリシャ料理屋が立ち並んでいて、呼び込みが賑やかで、その中でもひときわ愛想が良くて大声のお店が「サントリーニ」です。
他のお店がほとんどガラガラなのに、ここだけ混んでいてお客様を動かして何とかテーブルに着いて、ハンスはすぐさま、ギリシャのワインを注文。これがなんと言うか鄙びたお味、と言うより、泥臭いという感じで原始的な味にワタクシは1杯で十分でした。
ハンスはラムチョップ、ワタクシはビーフの薄切りとフレンチ フライとヨーグルトに野菜が混ざったサラダ、これは正解で全て美味しく頂きましたがハンスのお肉はかなり固くて噛みのこしをお皿の横に盛っている始末。
賑やかな横丁で隣のお客とくっつきながらの食事は楽しくて大したお料理でなくともレベルアップするという効果が上がります。
雨が降って来ると大急ぎでパラソルを開く技術も冴えていてさすがのレストランのプロたちなのでした。
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宮殿の門の前。 |
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宮殿に行く道にある整然としたお庭 |
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丘の上から街が望めます。 |
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背後にそびえるのは国会議事堂 |
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トータルのデザインが素晴らしい。 |
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議事堂前の銅像 |
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階段を上がってひと息。 |
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王室植物園、昼下がりで皆さん お昼寝状態 |
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ハンスも仲間入り。愉快なロゴはスイスのドリンクの宣伝。 |
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朽ちた石像 |
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朝のお散歩で見た教会 |
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後ろは食べ物を売るキオスク |
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キオスクでビールを注文。 |
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木から木へロープが掛けられ、そこに鳥かごのような素朴なランプ |
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ビーフのギリシャ料理は完食、まずいギリシャワイン |
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ギリシャワインは美味しいと強調するハンス |
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ハンスはラムチョップだったので骨が残っています。 |
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ビーフとヨーグルト(ネットから) |
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サントリーニのメニュー(ネットから) |
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凝ったデザインのビル 劇場か、博物館のようです。 |
ベルギーの皇室
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マチルダ女王(1973年1月20日生まれ) と フィリップ国王(1960年4月15日生まれ) |
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ロイヤル ファミリー |
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レオポルド2世がコンゴを所有して野蛮な植民地支配をしました。 |
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