BRUSSELS DAY 5 ANTWERP
9月6日(火)
ヨーロッパで2番目に大きな回船貿易の街、アントワープを見るバスツアーに参加しました。名前がちょっとロマンティックにしてエキゾテイックで以前から行ってみたいと思っていた街です。
午後1時に旅行センターに集合、ツアーは約7時間(渋滞によりけり)、そこから15分ぐらい歩いてバスが停まっている大通りに行くのですがこの距離が結構長くて上がり坂なのでハンスは既に汗まみれ。狭い路地の横丁にバスが入れないのは分かりますがこれを注意書きに加えたほうが良いなと思いました。この手のツアーはお年寄りが大勢参加しますし。
一人旅の老人女性と話をしたらイスラエルからきたそうで、世界中を回っている様子。ヘブライ語のイヴ EVE という名前で、ドイツ人とは絶対に話さないと戦争の傷跡を背負っていました。それを聞いたハンスはあまり反応しません。時々こういうケースが出てきます。
ガイドの名前はヴェロニカ VERONICA 、英語とスペイン語を交互に話しますが英語の力がイマイチで英語圏の人々から何かとと注意されてました。一生懸命な姿勢がプラスです。約1時間ぐらいでアントワープに到着 運転手のボーナスサービスで世界で4番目に美しいと言われる中央駅を観察。一番はニューヨークのグランド セントラル GRAND CENTRAL 駅、お次がロンドンのセント パンクラス ST. PANCRAS 駅、それからインドのムンバイ MUMBAI の駅、だそうで、この中の3駅を見ていますがアントワープ駅はあまり混雑してなくて維持も良くて清潔できれいだと感心しました。どの都市でも中央駅が素晴らしい建築でもあまりに雑多な人が行き来していて汚れが目立つのです。
メインの目的地、街の広場に集まって、ここで自由に昼食をとって下さいと約1時間フリーとなって、まず真ん中にある青い像の噴水に見とれていると男性が捧げている手の中にもう一つ大きな手があって、ここから水が出ているという不思議なデザイン。後からガイドの説明があって、ローマの兵士、ブラボーBRABO がアントワープの川を独り占めする巨人、ドリュー アンテイゴーン DRUOU ANTIGOON を退治、手を切断して勝利を祝った記念の像だそうです。「アントワープ」という言葉自体が フランダース語の「ハンドスローイング」(手を投げる)という言葉から由来しているとも説明していました。
美しい広場のレストランの一つに入ってビール(ステラ STELLA )、ワタクシはお腹が空いていたのでトマトとパンプキンのスープとパンも追加。なめらかで美味しいスープでした。
1時間後に集合して見事なデザインの教会に入ってパワフルで巨大なルーベンス PETER PAUL RUBENS (1577−1640、画家にして外交官で騎士の位を得ています)の宗教画に圧倒されたり、欧州1のメイン礼拝堂の広さに感心したり、金色の像は地元の俳優だとかいう説明を聞いて、例のごとくほとんど頭の中を横切っただけで、記憶に残っておりません。
又自由時間を与えられたのでアイスクリームを食べたり、もう一つの広場にユニークに横たわっている「フランダースの犬」A DOG OF FLANDERS のパトラッシュ PATRASCHE とネロ NELLO の石像を撫でて見たり (日本で特に人気があると書いてあります)、近くのお店を点検して見たりしました。
帰りのバスはぐーすーと寝るお客様ばかり。やはり渋滞に巻き込まれてブリュッセルに着いたのは7時過ぎ。
ホテルに帰ってちょっと休んでからホテルの近くにある軒並みアジアン レストランの一角に行ってタイ・ベトナム料理のお店、道に突き出しているテーブルが心地よさそうな「レヴェ ダシー」REVES D'ASIE を選んで、まず地元のビール、ワタクシはイカのグリル、ハンスはエビだかポークの焼きそばを頂きました。味が濃くて、あまり美味しくなかったのですが貧乏性なので我慢して全部平らげたと思います。ちょっと近辺を散策してからホテルに戻りました。
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切り落とした巨大な手を掲げている兵士のブラボー像 |
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アントワープ中央駅 |
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ワタクシが撮影するとしっかり中央駅の建物を入れます。 |
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中央駅内部 |
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ガイドのヴェロニカ(左)一緒のグループの女性 |
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ベルギー ビールで乾杯 |
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アントワープの広大な教会の中 |
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アントワープの川を眺める観覧車 |
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手前が味の濃いイカ、上が焼きそば。 |
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アントワープの芸能人らしいです。 |
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観覧車の前で自撮り |
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礼拝堂 |
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ブラボーの像 |
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「フランダースの犬」パトラッシュとネロ。 |
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タイ、ベトナム料理、路上にテーブルを出しているお店ばかり。 |
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アントワープの広場のカフェで。 |
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有名な将軍?の像 |
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イカのグリル。 |
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ルーベンスの絵 |
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リラックスした雰囲気の路上テーブル |
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ダイナミックなルーベンスの絵 |
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「フランダースの犬」可愛いアートです。 |
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ツアーグループ 左のシニア女性はイスラエルから来たイヴ(ドイツ人とは喋らないそう) |
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広場の可で、いつもビール |
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似たような写真もう1枚 |
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中央駅広場 1 |
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上とちょっと違います(後ろの人間がふたり) |
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中央駅 |
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広場のカフェでビール |
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「フランダースの犬」 |
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アントワープ中央駅(ネットから) |
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ちょん切った巨人の手を投げるブラボーの像(ネットから) |
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