FRANKFURT THE LAST DAY

 FRANKFURT   THE  LAST  DAY



9月12日(月)

フランクフルト(ウィスバーデン)WIESBADEN 最後の日はホテルでのハンスとデイートリッヒ DIETRICH の最後のおしゃべりの時間で始まりました。以前でしたらデイートリッヒは喜んで空港まで送ってくれたものですが、健康がイマイチなのと、疲れが重なるといつ、今度は死に至る可能性が高い血栓症の発作が起こるとも限らないので、我慢して行動を制限しているのです。

到着した時もハンスとの連絡が悪くて2時間も世界最大に近い巨大なフランクフルト空港でヤキモキした事もあって、もう飛行場の送り迎えは懲り懲りだったのでしょう。

デイートリッヒはハンスを抱きしめながら「又、会おうな!アウフビーダーゼーン!」を繰り返していました。

これからの友人たちとの逢瀬はもしかすると最後になるかもしれないと言う哀しさと不安が付きまといます。出来る限り、楽しく、良い思い出を残すようにベストを尽くしたいと心から思いました。

ウーバーを呼んで空港へ。フランクフルトはあまりの広さにどんなに早く行ってもあまり時間の余裕がありませんが久しぶりにルフトハンザのラウンジに行って、サラダやら、ポテトやらスープをお美味しく頂きました。ソーセージを待っていたのですが「現在は出してません」というびっくりの返事。ドイツでソーセージを出さないとは!

そして、ユナイテッドのヒューストン HOUSTON 行きの便に乗ったのですがこの便は最近までガラガラのルートで、アップグレードが容易かったはずが、何とビジネスもプレミアムも満席!ハンスは既にプレミアムの席を確保していたのですが(ワタクシのほうがユナイテッドの優先度は上のはずなのですがまあ、80歳なので仕方がありません)ワタクシはエコノミー プラスの最前席(バルクヘッド シート BULKHEAD SEAT と呼ばれています)で悪くはないのですがスクリーンが小さいのが不満なのです。

そして離陸間際にプレミアム席の男性がビジネスにアップグレードされて目の前の席が空きました。ワタクシはナンバーワンなのでここに移れます。ところがグラウンド係が忙しそうに去っていってしまい、ドアが閉まってワタクシは右の直前に見える空いたプレミアムの席を凝視したままです。フライトアッテンダントに問い合わせましたら、ドアが閉まると何も出来ないという返事。がっかり。

後から、紳士的なベテランのフライトアテンダントが謝りに来て、マイルで弁償しますからと言って来ましたが、何とも不運なフライトとなりました。

ヒューストンでのイミグレーションは、米国パスポートとそれ以外のパスポートとに別れていて、同じ時にメキシコからの飛行機も到着してそれ以外のパスポートの旅客が50倍以上列に並んで、予想外の時間がかかり、税関を済ませたら、もう次の便の時間が迫って急いでゲートに行きます。

ちなみにロスアンジェルス、ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコなどの国境プロセスは 米国市民と永住権所持者が一緒に並べるので、ヒューストンほど時間がかかりません。やはりテキサス州の異質の政治的体質のせいなのでしょう。

旅行慣れしていると言っても色々な問題に突き当たリます。今回はまず、スリに遭ったこと、そしてヒューストンのイミグレーション、などなど、ハンスが当分旅行には行かない、と宣言したのがよく理解できます。

めげないワタクシはまもなく入国ルールがやっと和らいだ日本に向かいますが。


マリオット ホテルのテラス、別れの時


75年来の親友同士


クアハウスでの二人。




ドイツレストランでの二人


泊まったウィスバーデンのモテル (ネットから)

マリオットのロビー(ネットから)

マリオット(ネットから)

ウィスバーデン(左 中央)ベルギーに近いのです。

ウィスバーデンからフランクフルトは約30マイル


ルフトハンザのラウンジ(ネットから)

フランクフルトのルフトハンザのラウンジ(ネットから)



コロナ前、最後にドイツに行った時の思い出、 ミュンヘン、ロータと奥方


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