QUEER SCREENING




QUEER  SCREENING

10月4日(金)

久しぶりにれん子とロイ ROY と試写に行きました。
007ジェイムス ボンドのダニエル クレイグ DANIEL CRAIG が何とアメリカ人のゲイの男を演じる、タイトルもそのものズバリの「クイアー」(珍妙な、という意味から同性愛を示す言葉に)(24)です。監督はイタリー人のルカ グダニーノ、LUCA GUADAGNINO 「君の名前で僕を呼んで」CALL ME MY NAME (17)で一躍人気が出た、自身もゲイの監督で、今回もゲイのロマンス(と言うより、オブセッション)をリアルに、哀切に溢れた秀作に仕上げてくれました。

舞台は1940年のメキシコシテイー、ダニエルはアメリカで麻薬やらの犯罪を犯して、この地に「逃亡者」として暮らし、毎日同様の祖国に帰れない異国人同士でバーやらカフェでの溺れるようににアルコールを飲み、良いゲイの相手が居ないかを物色しています。ここでダニエル扮するリーは、若くて知的な男性に一目惚れ。メガネを掛けてスリムでスポーツマンぽい男性を演じるのがドリュー スターキー DREW STARKEY という若手俳優(1993年 ノースカロライナ生まれ)です。
ジャングルの中でレスリー マンヴィル LESLEY MANVILLE が仰天のメークと役作りで登場、最近は外見を極端に変えての役を楽しんでいる様子。ここらへんからストーリーがとんでもない方向に進んでいきます。
ダニエルは1年間かけて役作りをしたと上映後のインタヴューで告白していたように ちょっとした表情や動作、パワフルなベッドシーン、すべてが取り憑かれたようなゲイの男を完璧にスクリーンに写していました。無表情のボンドから180度転換の勇ましい役作りです。
レセプションではワインを飲み、映画の舞台のメキシコ料理をつまみ、屋上のテラスでゆっくりと座っておしゃべりをしました。
れん子が安物のTシャツ2枚を使って残り生地でダーツを取ったフロントを付けたトップを自慢、相変わらず精力的に自分の服をデザインして楽しんでいる様子。
なにはともあれ、見応えのある映画でした。






試写の後 レセプション会場のパテイオで。れん子と。





れん子は自分でデザインしたトップを着ています。







れん子、ハンス、ロイ。



ハンス、ワタクシ、ロイ。CAAのロビーで。

ロビーにビートルズのバンドの写真とドラムが飾られています。

上映後 質問に答えているダニエル クレイグ


大学教授のようなダニエル クレイグ







センチュリー シテイーの夜景が綺麗です。

ダニエル クレイグ



ポスター





 


ウイリアム バローズの原作小説
かなり最近のダニエルと。

ルカ監督

ルカ監督

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