JAMES   COBURN




手足が長くてひょろひょろして 顔も馬面で ゲーリー クーパーからはほど遠いいけれど バリトンの声 頭の回転が速そうで しかも不良っぽくて 太々しくて 実にセクシーなのがジェイムス コバーンでした。188センチ ネブラスカ州生まれ 父親はフォード自動車の修理工 5歳の時にロスアンジェルスに引っ越してきたたそうです。


「荒野の七人」(60)のナイフ投げの名人 ブリット役が何と言っても彼のスターメイキングでしょう。一緒に出演したステイーヴ マックイーンとチャールズ ブロンソンとは以来 悪ガキ親交を保っていたようです。特にマックイーンとは ファストカーが大好き同士で お互いにフェラリなどを手に入れては 自慢げに乗り回していたそうな。どちらも反抗的でひねた顔つきをしていて そのカジュアルなスタイルが様になっている60年代のトレンドセッターでした。


ちなみに「荒野...」に出ていたロバート ヴォーン とは高校の同級生だったとか。
コバーンに最初にして最後にあったのは「白い刻印」(97)でニック ノルテの頑固親父を演じた時.お互いにいがみ合う非業の親子のドラマはギリシャ悲劇のようでもあり 凍り付いた雪景色をバックに 観ている者の心を寒々とし コバーンは見事オスカー助演男優賞を得たのです。
 
お気ずきでしょうが 彼もまたビル ナイと似て 両手の指がガチガチに固まっています.コバーンは80年頃から15年間もリューマチ性関節炎に悩まされ ひどい時は歩くことも出きず 俳優生活は終わりだとあきらめた程だったとか。
それがある人から MSM と言う物質の粉を飲むと良いと言われ 早速服用したら
あれよあれよと良くなったと言う話を細かく薬の名も説明してくれました。


ああいう英語で言うランキー(痩せて手足が長いタイプ)な人がよく関節炎になるようです。


あの低い声で ペキンパーの思い出や息子役を演じたノルテの変人ぶりなど 楽しそうに 愉快そうに 話してくれて 当時69歳だったコバーンはまだまだ現役のカリスマに溢れていました。
それから3年後 72歳でコバーンはビバリーヒルズの自宅で音楽を聴いている時 亡くなったのです。心臓発作だそうですが 音楽を聴きながらと言うのが エレガントで
1997「白い刻印」
おしゃれな彼らしいではないですか。

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