BOLOGNA HOTEL JUNE 2016

BOLOGNA  HOTEL  JUNE  2016


もう一つボローニャの思い出を。
泊まったホテルは5つ星のその名も大仰な
Grand Hotel Majestic Gia Baglioni
グランド ホテル マジェステイック ジア バグリオーニ

と言って、ネットにはまさしくグランド の名前にふさわしい荘厳な屋上らしいテラス、垂れ幕の下の豪華な家具が置いてある写真が使われていて、これにまず目を奪われたのです。実際に行ってみたら、このテラスはなぜか使用できないそうで、がっかりです。おまけに元は高貴な家族のお城だったというではありませんか!

ところが土曜日に到着したためにタクシーはホテル前の通りに入れず、さて玄関を見るとこじんまりした町のビジネス ホテル風で、ロビーもわーっと驚く偉大なインテリアはありません。ま、そういう外側の威容はなくても構わないのですがお部屋に入ると、緞帳風のカーテン、壁、床、ベッドヘッド、こまこまとした小テーブル、デスク、全てが古めかしい模様の厚い生地に覆われ、アンテイークの家具は引き出しを開けると古いカビの匂いが。
私はこういう何もかもが古い布で覆われた部屋が好きではないのです。下にカビが生えていそうですし、お掃除の完璧さもよく判断できませんし、テーブルにかかったクロスが床にでれんと引きずって、スリッパや本が滑り込んで、突然消えてしまうのです。
ホテル代は自分たちもちではないので、文句ばかり言っていても始まりません。我慢して窓を頻繁に開けたり、絶対に引き出しを開けないようにしてました。

ロビーから2階に登る真っ赤な絨毯の階段は昔の劇場のようで、これも古き良き時代ならではの目を射るデザインです。
2階にはこれまた真っ赤なヴェルヴェットのソファが何個か置いてあって、古い大きな絵画が飾られ、博物館さながらでした。

ある日、同じ組織の属するイタリー人が泊まっているホテルを見に行きました。これが真っ白で、シンプルで、モダーンなインテリアの爽やか、スッキリの外見とインテリアで、
途端に自分たちの装飾過剰なホテルがもっと嫌になってしまいました。

ネットで調べるときにはもっとよく見て、少なくとも緞帳だらけの部屋は避けるようにしようと再びの決意をしたのです。

部屋に行くまでの廊下はとても広くて気分が良いのですが。
ヨーロッパのホテルはほとんど、この手の豪華さで売ってますし、ほとんどに人はこういうインテリアを好むそう。
美術館やレストランでしたらどんなに緞帳インテリアでも良いのですが、寝泊りするとなると生理的な好みが出てきます。虫やゴミがすぐに見える部屋がイチバン!
最近は古い町でもクリーンでシンプルなホテルがどんどん増えています。

勝手なことばかり言って、贅沢な悩みだとは百も承知ですが、皆さんこういうホテルはお好きですか?
旅が多いいためにちょっとこういうブツブツ文句を書いてみました。
208号室


ホテルのバーはとてもエレガントで広々としています。

お店に挟まれてのホテルの狭い玄関。

ホテルの横にある中世博物館

清潔で広々とした廊下

2階のロビー


2階のロビー

これがホテルのサイトにあった壮大なテラス。(ホテル写真から)
ホテルのロビー(ホテルの写真から)
モデルルーム(ホテルの写真から)

1階のフロント前。古賀教授と。

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