ROBERT PATTINSON IS 39 TODAY!
ROBERT PATTINSON IS 29 TODAY!
5月13日(火)
今日、ロバート パッテインソンは39歳になりました。「ハリー ポッター」HARRY POTTER に登場して、オー、これは美少年! ハリーを押しのけそう!と思ったら、案の定、エピソードの中で急死、しかし、その後のモンスター ヒットの「トワイライト」TWILIGHT シリーズ (08,10,11,12)で謎の白塗りの美青年、エドワード カレン EDWARD CULLEN を演じて世界中のアイドルに。
以来何度もインタヴューしてきましたが育ちの良さがにじみ出る優しさと、英国人ならではの謙虚な態度、そして、もっと過酷な人生を生き抜いて来た男性を演じたいがための尖った演技熱を発散したりと微笑ましい努力を続けています。
最近は韓国の監督、ボン ジュン ホー BON JUN HO によるユニークな喜劇映画「マイケル17」MICHAEL 17 (25)に主演して、注目され、まもなく「ダイ マイ ラヴ」DIE MY LOVE (25)ではジェニファー ローレンス JENNIFER LAWRENCE とニック ノルテ NICK NOLTE と共演、加えて、企画が5本と相変わらず、もてもてスターの座を維持、その上、英国人のモデル・歌手のスキ ウオーターハウス ALICE SUKI WATERHOUSE (1992年1月5日 英国ロンドン生まれ)と2018年7月に婚約、親しくなり、昨年の2024年 3月に娘が生まれ、現在はパパとしておむつの取り替えも手際よくしているそう。
ROBERT PATTINSON 2019
ロバート パッテインソンが最近めきめきと「挑戦の演技派」となって、とびきり面白い役作りを見せてくれてます。
新作 白黒映画「ザ ライトハウス」THE LIGHTHOUSE(19)では、骨の髄からの演技派のウイレム デフォー WILLEM DEFOE と組んで、殺伐とした場所にある灯台守たちの孤独、不満、やりきれなさを激演。
狂っていく表情をリアルに見せるために、クローズアップ直前に指を喉に突っ込んで吐きそうになる顔を利用するという怪挙?に出て、さすがのウイレムもたじたじだったそう。
マスターベーションの場面でもロバートなりのオリジナルなアイデアを見せていたりと、汚れ役にさらなる突撃体制を見せています。
やはり今年公開の「ザ キング」THE KING(19)ではフランスの国王の役を 奇妙なアクセントでコミカルな味を出して、好評ですがホンモノのフランス人記者に言わせると
「フレンチ アクセントは素晴らしいけれど、いざ、英語の固有名詞の発音になると英語のアクセントに戻ってしまうのが残念だった」
とさすが、盲点を突いていました。
「ザ キング」の主役のキングは英国王、演じるのはテモシー シャラメ TIMOTHEE CHALAMET であります。
これまでもオーストラリア映画「奪還者」THE ROVER (14)では、ガイ ピアース GUY PEARCE の 頼りない弟を地面に這いつくばるようにして演じていましたし、「グッドタイム」GOOD TIME(17)では、ハンデイキャップの弟をかばって行動するスモールタイムの悪党を鋭い感覚で演じていたりと低予算の独立映画で、独特の役作りを見せることに情熱を注いでいます。
「ハリポタ(05)」にはじまって「トワイライト」シリーズ(08−12)での少女漫画の小公子のような役も今思い出すと
「結構楽しかったし、現場ではベテランの俳優たちやクルーから莫大な知識を学んだ」
と少し前のように 照れたりしなくなったのも「成長」のひとすでしょう。
最後に7年前にブログ に書いたページを加えました。
成長ぶりがお分かりになると思います。
「トワイライト」シリーズの永遠の美少年吸血鬼役で世界のアイドルになったロバート パッテインソンが新作「ザ ローヴァーズ」(14)と言うオーストラリア映画で,頭がちと鈍い若者役を激演。主役はガイ ピアーズで,近未来の南部オーストラリアの無法地帯を殺人など蚊を殺す様な感じで生き抜いていく男を逞しく,無表情で演じ,道路で死にかけていたロバートを理由があって助け,二人で目的地に向かって行くと言う,凶暴にして,何かが心に訴える凄まじいドラマなのです。誇りと汗と泥と血にまみれて,蠅がぶんぶん寄って来る,臭気立ちのぼる映画ですから,ハンサムなスターふたりのロード映画などと勘違いなさらないように。
さてロバートは「ハリポタ」にちょっと出て,すっかり主役のダニエル ラドクリフを食ってしまうグッドルックスと体の大きさが災いし,すぐに死んでしまうのですが,やはり彼の存在感は多くの人が感じたようで「トワイライト」シリーズで巨大なスターとなり,もともと性格俳優を目指していた当人はすっかり混乱して,共演相手のクリステイン ステユワートとのロマンスも大騒ぎされ、この映画でオーストラリアの何も無い僻地に行って、もっとも楽しんでいたのが彼だったそう。振り向いたりする人も無く,天地全てが空っぽで,悠々の普通人の暮らしが出来たのですから。
撮影は熱地獄で,監督は死人が出るのではないかと心配した程だったそうですし、低予算の為にボロな家に住み,衣装は着っぱなし、と言うエキストラも逃げ出す程の環境だったにも拘らず,ロバートは意気揚々としていたそうです。
おまけにこの役を得るのに大の苦手なオーデイシヨンを受け,延々4時間に渡って、冷や汗をかいたとか。
「ギルバード グレープ」(93)でのレオ デイカプリオも知恵おくれの少年を熱演してましたが,今回のロバートは可愛い少年ではなく,ひげっ面の血だらけの若者で,殆ど彼だとは思えない汚れ役です。
助けてくれたガイを慕う表情が何とも物悲しく,その愚かさが又,痛々しく,まともにものも言えないもどかしさが見ている我々の心を打ちます。今までのロバートの役では一番でしょう。
「リトル アッシェズ」(08)でのスペインの画家,ダリの役も努力が覗けて面白かったし,「リメンバー ミー」(10)での父親と上手くいかない息子役もリアルでしたし,「恋人たちのパレード」(11)のサーカスの女性に恋をする大学生の役も純情で微笑ましいものでした。
突然人気者になってしまった困惑と焦りが良い栄養になったようで、これからのロバートがとびきり楽しみになりました。おまけにギターとピアノも上手と来ています。単なるリーデイングマンではなく、オールラウンドの曲者役者になるかもしれません。
2019 「やあ、こんにちわ!」赤いドレスはジャネット。 |
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