LONDON FEB 1 2017
LONDON FEB 1 2017
ニューヨークを出発する時間が朝の8時半だったのでホテルを出たのが朝の5時半。反トランプのデモ、交通渋滞、国際便なので手続きに余計な時間がかかるかも、などの要素を含んでの速い出発は、真っ暗な、氷点下の寒さの中でしんしんと行われました。
ところが飛行機に搭乗し、すでにタキシーングしてから「電気系に支障が発見、ゲートに戻って点検します」、ため息がウオーンと聞こえてきます。
そして20分後、「エンジニアが直しました。出発です。ベルトをお締め下さい」。またゲートからしずしずと出て、約10分陸を走ると「再び故障が発見されました。残念ながら今度は飛行機を変更しなければなりません」
もう機内はため息どころか、怒りや諦めの騒音に満ちます。
違うゲートに行くと約1時間後の出発時間が表示されていますが、乗客はすでにこういう気休めの時間を信用せず、それぞれラウンジに戻ったり、コーヒーを飲みに行ったりしています。
結局オリジナルの時間より4時間遅れて出発でした。まあこういう不慮の遅れには慣れている上に、今回は乗り換えの心配がないので、怒ったり、焦ったりの無駄な労力は省いて、静かに従います。ロンドンで乗り換えの乗客たちはかなりパニック状態でした。
8時間後、深夜に到着したロンドンのヒースロー空港はさすがに閑散としていてパスポートチェックも、もらった「ファストトラック」というビジネスクラス用の優先券も不必要なほど。その上ホテルまでの道路もガラガラで、すぐに着くというアドバンテージもあって、ああ、もう真夜中だ!レストランも閉まっている!寝る時間が少なくなってしまった!と言った荒れた心が少しばかり収まるのでした。
今回のホテルはメイフェア ホテル、ピカデリー通りの日本大使館から歩いて5分の便利な場所ですが、ロビーの安香水(だとかなりの数の友人の日本人女性が決めつけてます) のスプレーの香りが強烈なこと、部屋のデコレーションが赤と緑の2種類しかなく、どちらもタッキー(陳腐、下品、オサレでない)、バスルームの石鹸やシャンプーが備え付けのボトルに入っている(ビジネス ホテル級の値段ではないのにです!一応ファイブ スター級とネットには表記されています)、窓のカーテンが厚い絨毯のような生地で、これしかないので昼間から真っ暗、開けると目前のオフィスの部屋が丸見え、などなど、一般スタンダードの部屋ですと不都合が多くて、あまり好きではないのです。スタジオが選ぶので文句を言う筋合いはないのですが。
ペントハウスなどでのパーテイーに何度か招待されたことがありますが、こう言うスイートルームのデコール、インテリアは特別ですから、はるかにエレガントで上品です。その点のご理解のほどを。
午前1時ごろ帰ってきた友人の話によると、ロビーやバーにはその手のご婦人が鈴なりだったそうで、色々な目的で人気があるようです。
というわけでロンドン最初に日は、不満と疲労に見舞われたのでした。無事に着いただけでも、ラッキーと思いましょう。
明日は早朝から「オリエント急行の殺人」 MURDER ON THE ORIENT EXPRESS のセット訪問です。 オールスターキャストに会えるのが楽しみ!!
ニューヨークを出発する時間が朝の8時半だったのでホテルを出たのが朝の5時半。反トランプのデモ、交通渋滞、国際便なので手続きに余計な時間がかかるかも、などの要素を含んでの速い出発は、真っ暗な、氷点下の寒さの中でしんしんと行われました。
ところが飛行機に搭乗し、すでにタキシーングしてから「電気系に支障が発見、ゲートに戻って点検します」、ため息がウオーンと聞こえてきます。
そして20分後、「エンジニアが直しました。出発です。ベルトをお締め下さい」。またゲートからしずしずと出て、約10分陸を走ると「再び故障が発見されました。残念ながら今度は飛行機を変更しなければなりません」
もう機内はため息どころか、怒りや諦めの騒音に満ちます。
違うゲートに行くと約1時間後の出発時間が表示されていますが、乗客はすでにこういう気休めの時間を信用せず、それぞれラウンジに戻ったり、コーヒーを飲みに行ったりしています。
結局オリジナルの時間より4時間遅れて出発でした。まあこういう不慮の遅れには慣れている上に、今回は乗り換えの心配がないので、怒ったり、焦ったりの無駄な労力は省いて、静かに従います。ロンドンで乗り換えの乗客たちはかなりパニック状態でした。
8時間後、深夜に到着したロンドンのヒースロー空港はさすがに閑散としていてパスポートチェックも、もらった「ファストトラック」というビジネスクラス用の優先券も不必要なほど。その上ホテルまでの道路もガラガラで、すぐに着くというアドバンテージもあって、ああ、もう真夜中だ!レストランも閉まっている!寝る時間が少なくなってしまった!と言った荒れた心が少しばかり収まるのでした。
今回のホテルはメイフェア ホテル、ピカデリー通りの日本大使館から歩いて5分の便利な場所ですが、ロビーの安香水(だとかなりの数の友人の日本人女性が決めつけてます) のスプレーの香りが強烈なこと、部屋のデコレーションが赤と緑の2種類しかなく、どちらもタッキー(陳腐、下品、オサレでない)、バスルームの石鹸やシャンプーが備え付けのボトルに入っている(ビジネス ホテル級の値段ではないのにです!一応ファイブ スター級とネットには表記されています)、窓のカーテンが厚い絨毯のような生地で、これしかないので昼間から真っ暗、開けると目前のオフィスの部屋が丸見え、などなど、一般スタンダードの部屋ですと不都合が多くて、あまり好きではないのです。スタジオが選ぶので文句を言う筋合いはないのですが。
メイフェア ホテルの入り口の夜景。 |
たまにお呼ばれのペントハウス。 |
コミューナル タイプ(共同使用)ソープとかシャンプーが見えます。 |
ロビー。デコールがイマイチでしょう? |
マイフェア ホテルの売り物、シアターが付いているのです。何度もここで試写がありました。それでスタジオが好きなのかも。 |
赤色が強烈なデコール。ベッドカバーを広げると凄いです。カーテンをご覧ください。 |
メイフェアホテルのレストラン。1年ぐらい前までは重厚な英国式の普通のレストランでしたが、 軽くて何種類も試せるタイプの流行に乗って「タパス」式ビストロに。 |
ペントハウスなどでのパーテイーに何度か招待されたことがありますが、こう言うスイートルームのデコール、インテリアは特別ですから、はるかにエレガントで上品です。その点のご理解のほどを。
午前1時ごろ帰ってきた友人の話によると、ロビーやバーにはその手のご婦人が鈴なりだったそうで、色々な目的で人気があるようです。
というわけでロンドン最初に日は、不満と疲労に見舞われたのでした。無事に着いただけでも、ラッキーと思いましょう。
明日は早朝から「オリエント急行の殺人」 MURDER ON THE ORIENT EXPRESS のセット訪問です。 オールスターキャストに会えるのが楽しみ!!
ニューアーク空港。最初、まだトラブル前の機内から撮影した写真。 |
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