YOKO NARITA'S HOLLYWOOD

ハリウッドのスターをインタヴユーして37年!!     ツーショットと来たらどっさり ざくざく。最近は映画の記事も減ってきて発表してないお宝が貯まる一方。貯金は減る一方ですが、ともかく つたないブロッグ で全く為にならないお話と とっておきの古い写真とか新しいものも載せていきたいと思ってます。
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Tuesday, April 25, 2017

AMY SCHUMER 2017

AMY  SCHUMER   2017

日本ではまだ余りお馴染みではないでしょうが、アメリカでは人気ダントツの喜劇女優、エミー シューマーを紹介しましょう。ポチャポチャの顔と体から噴出する、痛いほどに鋭く、ショッキングで絶妙のタイミングのコメントが、最高におかしいのです。
痛烈なジョークとほんわりの外見が妙にアンバランスでそぐわないためか、フツーの女性が共鳴し、同情できるルックスと体型のせいでしょうか、何しろ目下破竹の勢い(と古い表現ですが)で前進闊歩中。

新作「スナッチド」SNATCHED(17)は、バーゲン服店での店員職をクビにされ、ボーイフレンドに振られ、せっかくの休暇旅行の南米エクアドル行きの航空券を無駄にせじ!と母親(ゴールデー ホーン)を説き伏せて、ウキウキとビーチに行きます。とびきりのハンサムに言い寄られ、母親が絶対に何か仕掛けがあるに違いないというにもかかわらず、デートに出かけ、次の日は母親も伴ってのドライブ。ここで恐ろしい山賊のような悪漢たちに誘拐されて、映画はアレヨアレヨと言う間に、辻つまなど全く合わない、混乱のジャングルに入り込んでしまい、ここでエイミーはミニドレス姿で大乱闘や、銃の撃ち合いや人殺しまで見せるのです。
いやはやのめちゃくちゃ活劇で、いつもなら一緒に破茶滅茶をしそうなゴールデイーが今回は「心配性で、安全ばかり考える消極的な女性」を演じているのが、まあ、予想外で面白いと言えますか。
足のない虫、芋虫、毛虫、ウジムシ、などが死にそうに嫌いな私なのですが、この映画の中で、エミーが変なものを食べて、サナダ虫 (Tapeworm)が湧き、それを退治するシーンがあまりにショッキングでユニークなので、どこからそんなアイデアが来たのですか、と聞くと
「小学校の時、兄が虫きちがいで、標本とかにサナダ虫があって、それが気持ち悪くて、恐ろしくて、先生から「最もこわいもの」という宿題をもらった時1番にサナダ虫と書いたのね。それで、この映画に是非出したいという私のオリジナルのアイデアなのよ!」
とまあ、こういうやりたいことを励行してしまうガッツの持ち主なのです。それにしても最も怖いホラー映画よりも気持ちの悪い、忘れたくても忘れられないシーンでありました。

1981年6月1日ニューヨーク市生まれ、父御は赤ちゃん用家具メーカーのオーナーでユダヤ系、母御はユダヤ系ではなかったものの改宗したそうで、マンハッタンのアッパー イーストサイドのリッチな環境で育ったそう。9歳の時に 父御の会社が破産し、同じ頃に父御は筋萎縮症となり、両親は離婚、エイミーはボルチモアに移って、大学では劇場を専攻、卒業したのが2003年、すぐにスタンダップ コメデイーなどの仕事に忙しくなります。
もろもろの苦労も味わい、スリムな体とキュートなルックスを持たずに、自己虐待のジョークをひねり技で芸にしたエイミーの才能には感心するばかり。
大ヒットした映画「トレインレック」(15)も今回の「スナッチド」も主演と脚本を兼ねているというエネルギーと才能の持ち主なのです。
ハリウッドがエミーのような女優たちを尊重するところに「娯楽こそ一番」の心構えを感じました。


2017「スナッチド」

誘拐されてジャングルへ。左がゴールデイー ホーン。

 

アル中の女主人公を熱演した2015「トレインレック」

細く美しく撮れているショット。

リゾートでくつろぐゴールデイーの母と娘

コートの下のミニドレスで走り回り、泥だらけになります。




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