CYNTHIA NIXON 2018

CYNTHIA  NIXON   2018

シンシア ニクソンが今年のニューヨーク州の州知事に立候補しました。
あの「セックス アンド シテイー」(98−04)の4人組の中でもっとも学歴があって、頭の良い弁護士役ミランダを演じたシンシアです。
人気テレビシリーズが終わる頃から、シンシアは教育者の ダニー モーゼスという夫と離婚(88−03)、二人の間には子供が二人いました。

2004年ごろから交際していた女性、教育者にして社会運動家のクリステイン マリノーニ Christine Marinoni と2012年に結婚、11年にマリノーニは男の子を出産、つまりシンシアには現在合計3人の子供がいます。
06年には乳がんになって、その経過をネットワークテレビで特集したり、怒涛の時期を経て、今、問題山積みの州を救おうと、どことなくジャンヌ ダルク のような面持ちで、選挙に打って出たようです。

男女の愛から、同性愛に転じたことについては、
「何も特別な変化なんてありません。自然に愛を感じて、自然に結ばれただけです。私自身は全く変わってませんし、同じ人間なのです」
と淡々と語っていました。

何度もインタヴューしたことがありますが、いつも軽いジョークを交えた才気あふれる返答をしてくる、気楽で、愉快な人となりの持ち主ですから、マッチョな男性が大半の広大な州の知事に選ばれたらそのイメージだけでも最高でしょう。

1966年4月9日、ニューヨーク州のニューヨーク生まれ、父親はラジオのジャーナリスト、母親は女優で、演技コーチでもありました。
名門バーナード カレッジを卒業、舞台にテレビに映画と幅広く出ていますが、主演級の作品は少なく、ほとんどがバイプレイヤーですから、縁の下の力持ち、と言う状況を長いこと経験して、他の人々の役に立つ仕事に生きがいを持っているに違いありません。

最近では「クワイエット パッション」QUIET PASSION (16)でアメリカの女性詩人、エミリー デイッケンソン EMILY DICKINSON(1930−1866、Because I Could Not Stay For Death という有名な詩があります)を演じてますし、「キリング レーガン」KILLING REAGAN(16)では元大統領のロナルド レーガンの夫人、ナンシーを巧妙なメークと演技でそっくりになって演じていました。

年に3本ぐらいの割合で、着々と女優業をこなしていますが、果たして州知事に当選したら、どのような動きをするのでしょうか。
情熱的に演説会に出ては、政治の退廃、汚職 を徹底的に無くし、ゲイレズビアンなどのマイナリテイーを支持するアピールを唄っています。
シンシアの成功と健康に乾杯です!
2002年ごろ「セックス アンド シテイー」


2016「クワイエット パッション」

2000年ごろ「セックス アンド シテイー」


「セックス アンド。。」のミランダ役


2016「クワイエット パッション」

「セックス アンド。。」の懐かしい4人組

 「セックス アンド。。」左から、ナンシー デイヴィス、サラ ジェシカ パーカー、         シンシア、キム カトレル

2016「クワイエット。。」右はジェニファー イール。

2016 ナンシー レーガン役


カップルです。クリステイン マリノーニ と。


街頭演説中。


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