BRAD PITT 2019



BRAD  PITT   2019


アメリカでは昨日(7月26日)封切られた「ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD」は映画ファンにはコタエられない60年当時のスターがぞろぞろと登場します。
もちろん現在の俳優たちがステイーブ マックイーンや
ブルース リー、歌手のコニー フランシス、ポランスキーやらサム ワナメーカー監督を演じているのですがちらりとしか顔を出さないのでやはりもう1度劇場に足を運ばないと満足できません。



さてこの映画で最もグラマラスに美しくセクシーで男らしく光っているのがブラッド ピット。
レオ ディカプリオももちろん グッドルッキングで、下り坂の西部劇スターを情感豊かに熱演していますがブラッドの努力せずにスターオーラを自由自在に放出している姿にはかないません。

レオのスタントマンなのですが、大して仕事もなく、運転手兼万能屋として、マイペースで毎日を送っています。
レオがスターの座を失い始め、パニックになってはアルコールに頼る横でブラッドはピットブルの愛犬と一緒に缶詰から直接食べたり、運転中は可愛いギャルたちをさり気なくスポットしたりとかなりふてぶてしい兄貴風を吹かして、レオとのコントラストを見せています。

黄色のアロハシャツをなびかせて、ヤシの木が並ぶハリウッドの道を白色の大きなアメ車を乗り回す色彩と構図がいともサマになって、それだけで入場料の価値があるでしょう。

インタヴューでも同様、真剣に勇んで話すレオの後に、悠々のペースで登場、冗談を飛ばしながら自分でも楽しんでいる様子が完璧なベテランでした。

暑い夏なのにウールっぽい帽子を目深にかぶっているのは帽子好きなのと有名なルックスを少しでもカバーするためでしょうか?
アンジェリーナ ジョリーと別れた後、又ジェニファー アニストンと復活か? インテリの女性との交際、などなどいつまで経ってもロマンス関係を騒がれるのはやはり、ブラッドの強烈なフェロモン パワーのなせる技なのだなーと改めて思いました。

1963年12月18日 オクラホマ州ショーニー生まれですから今年56歳になりますがスクリーンで嬉しそうに披露してくれる肉体はしっかりと締まって、まるで雑誌のモデル並み、クリント イーストウッドやロバート レッドフォードのように常に自らを鍛えるリーデイング マン(立ち役者)の矜持を保っているのでしょう。

初期の頃のツーショット、特に「リバー ランズ スルー イット」(92)のあたりのブラッドは自分がスターになるのがこっ恥ずかしいという表情で可愛らしく、その後は鼻毛が覗いたりのツーショットもあったりととても価値があるのですがああ、倉庫の箱の中で眠っています。

ブラッド50歳の時に書いたページを又載せてみました。



これもかなり身だしなみ不足のブラッド!






映画の中で見せるブルース リー との喧嘩シーン。動きがしなやかで様になっています。




タランティーノはよほど黄色が好きなのでしょう!




2019 ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD


かなり若い時のブラッド

2014「フューリー」


Saturday, October 18, 2014



BRAD PITT at 50

BRAD   PITT   AT  50


つい3日前にブラッド ピットに会って来ました。彼が制作と主演の「フュエリー」(激怒)と言う映画のプロモーションですが
昨年の12月18日に50歳になってから,良い事づくめで世界一の晴れ男と言えるでしょう。
長年の共同生活者のアンジェリーナ ジョリーと8月に晴れて結婚。新妻は,6人の子供達がそれぞれの絵を描いたモチーフを生地にコピーした白いウェデイング ドレスを着て、新郎は結婚指輪を忘れて,息子に借りた,などなどの微笑ましい挙式のようでした。
その上アンジェリーナは英国女王からデームの勲章を受勲。その後家族全員で女王にあって,ブラッドは子供達が,お辞儀やカーツイーを猛練習した後の本番で,女王の前でじーっと緊張している姿にいたく感動したと誇らし気に行ってました。
今年の2月のオスカー授賞式で「それでも夜は明ける」の制作者としてブラッドはベスト映画賞を受賞。
そしてこの「フュエリー」の評価も高く,おそらく賞候補となるでしょう。第2次大戦が正式には終結したもののドイツではまだまだ軍人が戦争をやめず,これを片ずける為に米軍のタンク軍団がドイツ本土に侵入します。米国のタンク車はドイツ製に比べると酷いシロモノで,まともに一騎打ちすると全く勝負にならなかったそうです。
このタンク車のひとつ,その名も「フュエリー」と名付けられたグループのリーダーがブラッドで,子分達を叱咤激励して戦い続けます。
今までとは異なる視点での戦争映画で,胸に迫るシーンが多く,新鮮なドラマ仕立ては若い人たちの理解を集める筈ですし、戦争の惨さを改めてリアルに見せています。
ポークパイ帽をかぶって、相変わらず三枚目風と言うかミュージシャンのような格好で現れたブラッドは,ひょうひょうと自分の事を軽視するユーモアに溢れていました。
期待のアンジェリーナとの共演作「バイ ザ シー」もクランクアップ,この映画は彼女が脚本,監督,主演。ヨーロッパを舞台に展開するロマンスだそうで、ブラッドはかなりの数のフランス語のセリフを話すとか。何となくこそばゆい気もしますが楽しみではありませんか。
「制作は手がけるが監督業
2014 「フュエリー」
は余りに時間がかかるのと僕には忍耐心が無いので向いてない。その点アンジーは凄いエネルギーと才能を振りまいて監督をやってのける。凄いワイフなのだよ!」

と照れ笑いを見せてました。

ちなみに会見の場所はニユーヨークのトライベッカ グリルと言うロバート デニーロがオーナーのレストランで,煉瓦の壁のあちこちに,彼の父上のロバート シニアの油絵が飾ってあります。古びた雰囲気が魅力のレストランです。

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