SIENNA MILLER 2019

July 11, 2019

SIENNA MILLER 2019

あまり旅レポートばかり書いていると本題のハリウッドからどんどん離れてしまうので、今はドイツのミュンヘンにいるのですが、この度の１週間ぐらい前にインタヴューした
シエナ　ミラー　の近況をお知らせしましょう。

テレビドラマシリーズ「ザ　ラウデスト　ヴォイス」　（最も大きな声）　THE LOUDEST VOICE （１９）は保守派のケーブルテレビニュース「フォックス　ニュースを創立したロジャー　エイリス ROGER AILES の頂点と落下を描いた話題作、主演はラッセル　クロウ、そして彼の妻を演じているのがシエナ。
いつもは美しい妻、恋人、ってな役が多いシエナですが今回はぽっちゃり太って、髪もメークも服装もとびきりの野暮スタイル似して、激演しています。
最初はシエナだとは思えず、誰かなと思うほどのイメージ　チェンジで、野望に燃える夫を支えている賢妻の役。

実在の人々全員がアメリカ人ですがラッセルはオーストラリア、シエナはアメリカ生まれとは言え育ったのは英国で英国アクセントに英国習慣の女優、エイリスのセクハラを訴えた女性アンカーパーソン,　グレッチェン　カールソンGRETCHEN CARLSON の役をやはり豪州のナオミ　ワッツ、エイリスのセックスの奴隷のような美人レポーターの役をアナベラ　ウオリス　ANNABELLA WALLIS　という
英国人女優のが演じているという、アメリカの俳優にとっては大きな打撃、侮辱とも言える配役です。

昨年は「アメリカン　ウーマン」AMERICAN WOMAN という映画で、やはりいつもの美しいルックスをかなぐり捨てての熱演を見せていました。

どうやらこの１２月２８日に３８歳になるシエナは、本格的演技派の道を目指し始めたようで、楽しみです。

下の方に少し前にシエナのことを書いたページを加えました。

ラッセルに劣らないメークの技術で変身のシエナ

中央がラッセル扮するロジャー　エイリス

　２０１８「アメリカン　ウーマン」でも熱演。

　２０１９　「ザ　ラウデスト　ヴォイス」マンハッタンで。

Thursday, December 15, 2016

SIENNA MILLER 2016

SIENNA MILLER 2016

シエナ　ミラーが「リヴ　バイ　ナイト」（１６）LIVE BY NIGHT　と言うベン　アフレック監督、主演，脚本，制作のギャング　スリラー映画で，マフィアの情婦と言う，おいしい役どころを激演。
美しい女性なのですが厚化粧とはすっぱな物腰と表情で，闇の世界の生き抜く女性の根性と苦労を見せています。

スクリーンで見た時，余りに出っ歯なので，美人女優が演技派になる際のブス化メークなのかと思い、周りの人たちもそうだ、そうだと同意したので、今回のインタヴューで、
「つけ歯がすごく効果的でしたね」と褒めたつもりが、
「えー、付け歯なんかしてないわよ。あはは。そう見えたの？」
というとんでもない返答が！
「ああ、演技力で歯が出っ張っているように見えたのですね」
と無意味な取り繕いをしたのでした。
それでも画面で見ると、実際より、はるかに出っ歯なので、これは、信用の置けない裏切り者の情婦を演じるに当たって、唇を下品に押しつぶしてものを言う技巧のために、そう見えるのだと理解したのです。

ともかく、さすがアッパークラスの英国育ちですから、俗にいう「グッド　スポート」の心意気で私の誤った観察を受け止めてくれました。
ベンとははるかな昔、ロスアンジェルスで会ったそうで、とっても気がおけない、楽しい友人の仲と言ってましたが、スクリーンの上での二人のあぶない恋は、かなりリアルにぐんと迫ってきます。
映画は、その後にベンはキューバ人のパワフルな女性、ゾーイ　サルダナと恋に落ちるのですが、シエナとのラブシーンのほうがずっと濃くて、セクシーでした。
完全な美人より、どこかにアンバランスな箇所があったりするとかえって魅力的に、色っぽく見えるという最高の見本がシエナだと言えます。

１９８１年１２月２８日、ニューヨークに銀行の頭取の家に生まれ、育ったのは英国のロンドン、ハイソサエテイーの子女が通う学校に学んだゆえの、ポッシュなイングリッシュ　アクセントを使います。

美貌で有名なジュード　ロウとの婚約や破局、バルサザー　ゲテイー（石油王の家柄）とも婚約したり、ウエールズ出身の不思議な俳優リース　アイヴァンと交際、更に英国美男俳優のトム　スターリッジと婚約して、ひとり娘まで産みましたがこれも終焉を迎えています。

主演俳優から共演のお呼びが多い、売れっ子シエナは出演作が目白押し、新しい恋人の影もちらほらで、出っ歯などというコメントを機にする必要など全くなさそうなのでした。