JENNIFER LOPEZ 2019
ジェニファー ロペス。
今のハリウッドで最も綺羅びやかなスターの位置を維持しているジェニファー渾身の映画が今年の「ハスラーズ」 HUSTLERS (19)でしょう。
既にオスカー候補!の声も高い現在の経済格差をストリッパーの立場から描いた力作。
会見に現れた時はキラキラ光る、薄い生地で作られたエレガントなドレスに固くセットされた栗色の髪、もちろんメークは完璧です。
「この体と若い肌をキープするためにアルコールは絶対に飲みません。毎日の筋トレ、エキササイズも怠りません」
という信念で磨き上げたバデイーとシワひとつ無いツルツルのお肌。おまけにフィアンセが大リーグの元スター、アレックス ロドリゲス ALEX RODRIGUEZ ですから、ふたりでしのぎ合いの特訓競争をしている様子。
そして会見後のプレミアにはブロンドのストレート髪に黄色いドレスで180度のイメージチェンジで登場、そしてさらにその後のパーテイーには髪は同じでも、真っ赤なラメのドレスに着替えて現れるという
「いつも新鮮でゴージャスなジェニファー」
のイメージを強調する究極の努力を見せてくれました。
凄いですねえ。いくらメーク、ヘヤー、スタイリスト、付け人、アシスタント、マネージャーが助けると言っても、当人が頑張らないとここまでの完成度は成就しません。
ストリッパーの役を準備するためにまず「ポールダンス」の特訓を受けた時、体を覆うヨガ用の服を着て行ったら、コーチに「ストリッパーはいつも裸。下着だけになりなさい!」
と言われてブラとパンテイーのみでメタルのポールを使ってのエロテイックな動きを練習していたら、すぐに体中が傷だらけになり、それをちょうど居合わせたアレックスが携帯にとってインスタグラムに乗せてしまって、もうひどい状態だったのよ!
と恨む表情を浮かべるものの、プロポーズの瞬間から、その夜のベッドルームのデコレーションなどなど何事も披露するカップルとして名高いので、満更でもない様子。
アレックスは大リーグに22年、ニューヨーク ヤンキーズに長く在籍した名ショートストップ、右投げ、右打ち、
1975年7月27日生まれの44歳、ニックネームは
「エーロッド」A-ROD。
お互いに連日の激しいトレーニングを公開して、ジェニファーは50歳!にして、完璧なシェイプを見せびらかしています。
「ハスラーズ」で共演するのはコンスタンス ウー
CONSTANCE WU と言う台湾系の女優ですが、演技力もあって美人ですが脚も短く、バデイー的にはプロポーションがないので、大した背が高くないジェニファーの引き立て役として選ばれたに違いないと
口さがないハリウッドの業界人たちが噂しています。
そうです、スター達は必ず、あまりグッドルックス過ぎないように、身長の差も考慮、自分が最も効果的に光るように十分考えて共演者を選ぶのです。
ジェニファーは1969年7月24日 ニューヨークのブロンクス生まれ。
ページの最後に数年前に書いたジェニファーを載せますが
新人の頃 全ての返事の前に
「ユー ノウ ホワット アイ ミーン」
You know what I mean?
と言って自分の言っていることが分かるかという、フレーズを繰り返して、誰かが数えたら200回繰り返した、という記録もあります。自信がないときについつぶやいてしまう語句ですが、それを今 指摘したら
「いやー、今でも言ってしまうのよ。習慣になっちゃって余りお上品ではないけれど、それが私だからまあ、仕方がないわねー」
と自虐的なというより、昔の自分をいたわるようなトーンで話してました。
ああ、ジェニファーもしっかりと成長して、こういう時に弁護などせず、若いときの未熟な自分を懐かしがっているのだなあと心が温まりました。
引き立て役に徹している大人のコンスタンス。 |
先輩のストリッパーのジェニファー と 新米のコンスタンス。 |
プレミアでのジェニファー |
プレミアと同じ日の深夜のパーテイーには赤いドレス。 |
エーロッド とジェニファー。いつも挑戦的な表情を浮かべるのが彼女のトレードマークです。 |
現役時代のアレックス |
2019 9月 プレミアの昼間。ここでの髪は茶色ですが、夜は金髪に変身! |
注目された「セルマ」の時。 |
Friday, January 25, 2013
JENNIFER LOPEZ
ずっと前まだジェニファー ロペスが「マネー トレイン」(95)で、地下鉄の車掌か警官の役をしている撮影現場を訪れたのですが,全くメークをしていない彼女を殆どの記者たちは,テーブルなどを片付ける南米から出稼ぎに来たクリーニングおばさんと勘違いをしたのですから!
2013 「パーカー」 |
ニユーヨークのブロンクスに1969年7月24日に生まれ小さい頃から芸能界に憧れ,唱ったり踊ったりに励み,持ち前のガッツとラテイーナの情熱で,徐々にテレビの役など得ます。当時の彼女は清楚で,綺麗で,現在のばばばーんと言うダイナマイトのような迫力はありませんが,微笑ましい程にひたむきさに溢れていました。
インタヴユーに答える度に「ユー ノウ ホワット,とか,ユー ノウ,ユー ノウを繰り返し,誰かが面白がって数えたら400回ぐらい使ったと言う程にストリート会話ばかりで,それも又懐かしい思い出です。向きになって,意地っ張りそうに話す姿勢も削る前のダイアモンドと言えましょう。
「アウト オブ サイト」(98)ではジョージ クルーニーと組んで,熱っぽいセクシーさを漂わせ,「ザ セル」(00)ではヴィジオナリーの監督,ターセルと石岡瑛子の衣装でエキゾテイックな映像が美しく,豊満な肢体のジエニファーが芸術作品の様にセル(箱)に入っていました。
「メイド イン マンタッタン」(02)はお手伝いのメイドとマンハッタン製とかけた題名で,レイフ ファインズ扮する英国貴族とホテルのメイドのジエニファーが繰り広げる文化と身分の違いのロマンスで,それなりに面白いものでした。
この頃 ベン アフレックとロマンスが始まり,この関係がちょっとばかり「メイド イン」と似たところもあって,激しく張り切った彼女が女王の様にめかしこんで,ボストンの野球帽によれよれシャツが好みのベンにタキシードやトップファシヨンの紳士服を着せ替え人形の様に着せ,ベントレーだか,ロールスロイスでお出かけするのがタブロイドを飾ってました。
おまけに二人が恋をする映画「ジーリ」(03)まで作らせて,その内容の好い加減さとお馬鹿な二人のお馬鹿な演技でハリウッドに例を見ないひどい作品として,笑われ者に。
結局ベンはこの喜劇的な交際から逃れ,ジェニファーは同じラテンのエスニックのバックグラウンドのマーク アンソニーと言う歌手と結婚。又二人で「エル カンタンテ」(06)と言う映画を創ります。双子まで出来ましたが、結局離婚。
さてさて新作「パーカー」(13)の会見には,又もや若作りで現れ,「お酒もタバコもしないから,今年44歳になるけれど,ほら肌なんか自然にすべすべよ。ダンスは大好きだし,体を動かしているとエネルギーが湧いてくるし。私のファシヨン ビジネス,私をイメージした香水や化粧品,歌手としてのツアーもあるし,忙しい,忙しい!」
と若さをアピール。もちろん傍らには20歳だかの元ダンサー君がべったり。二人に結婚の噂もあるとか。
ともかくジェニファーには自然体の魅力があって,今回の映画にもそれが活かされて,どこかに甘さが潜む女性に仕立てられてます,と言うか,頑張ってもどこかに隙がある可愛い女性の面が覗けてしまうとでも言いましょうか。
2007 EL CANTANTE |
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