アメリカを発って1週間目。
朝のお散歩は浜離宮。
何度か行ったことがある浜離宮に行こうとして 新橋駅からとんでもない地下鉄の迷路に紛れ込み、同じ通路を再び通ったりでやっと 緑滴る 浜離宮公園にたどり着いたのでした。午前9時頃に開園ですから中には入れませんがいつも、海から引いてきた運河と典雅なデザインの門や建物、大樹に草花 などの自然の景色に大都会のビル群の中でのほっとする隙間を与えてくれます。
浜離宮のことをちょっと調べたら、明治時代の外交の場で、上流社会の社交サロンだったり、帝国海軍の官舎だったりと綺羅びやかな歴史が繰り広げられたことを知りました。
1624年から44年までは甲府藩の敷地で、海水の池を作ったことで有名、鷹狩の場所として、浜御殿と呼ばれていたそうな。
1869年、延遼館が建てられ英国のエジンバラ公が宿泊され、1879年にはドイツのフリードリッヒ公が訪れ、米国大統領のユリシーズ S.グラントはここに1ヶ月も滞在して、日米の交流に努めたとのこと。
鹿鳴館が取って代わったため、1889年に取り壊され、現在は立て札が立っているのみ。東京オリンピックの際、ここに往時を記念しての建物を建てる計画があったそうですがコロナで延期にされたりしているうちに案は消え去ってしまいました。
いつも締め切りを守らなくて多大な迷惑をかけているキネマ旬報の編集者、前野さんと昼食の日です。いつもは仲良しの他のジャーナリストたちも参加する夕飯なのですが今回はスケジュールがうまく噛み合わず、前野さんと二人だけのデートとなりました。
築地にある植物系フードオンリーの「コメダ」というレストランで待ち合わせ、ワタクシは蓮やナッツなど不思議なものが入った特製サラダとビールを頂いて、前野さんは多分コーヒーだけだったと思います。万年ハードワークの前野さんとのおしゃべりは楽しくて、実りのあるものでした。
50年来の大の親友、あつみとの夕食は娘のリクエストでとんかつとなり、新橋駅付近で予約ができる「むさしや」というお店に決めて、前もってどこにあるのか探ったところ、すぐには分からない場所です。湘南から出て来る彼女を無意味に引き回さなくてすみました。
「むさしや」では、白ワインのボトルを注文、ヒレカツ、ロースカツに加えて、しゃぶしゃぶを2人前、と女将さんが勝手に決めて、実はお鍋物など食べたくないワタクシはちょっと憤慨したのですが、他の二人は大いに賛同しています。溜まったお喋りに花を咲かせて、楽しく飲んで、美味しく頂きました。
ホテルにあつみを連れてきて、最上階のバーへ。と言っても毎朝朝食を食べるレストランのバーです。キューバ人だかのメーテルデイー、ダニエル! が9時まで宿泊客用の無料券のドリンクは出せない、などと言ってましたがお客様が全くいないスペースを見渡して、「今夜は特別!」とか言い出し、娘とワタクシはシャンペン、あつみはシーバスリーガルのウイスキーを頼んで乾杯。やけにはしゃぐダニエルを相手に、マダム然としたあつみは、次に来る時の情報などを話してます。
屈託のない親友との夜はすぐに過ぎてしまい、すぐに又会いましょう、健康でいてね!と約束してお別れしました。
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ホテルのバーで。真ん中があつみ。 |
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寒い朝の浜離宮入り口 |
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その2. |
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新橋停車場博物館 |
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高層ビルに囲まれた浜離宮 (ネットから) |
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延遼館 最盛期 |
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浜離宮、海の水です。(ネットから) |
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延遼館でのパーテイー |
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在りし日の延遼館 |
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浜離宮に掛かる橋 (ネットから) |
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大昔の浜離宮 |
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今の浜離宮 (ネットから) |
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浜離宮跡の看板 (ネットから) |
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浜離宮俯瞰図 |
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浜離宮入り口 (ネットから) |
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浜離宮の地図。 |
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浜離宮の海水を引くダム (ネットから) |
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浜離宮の典雅な建物 (ネットから) |
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中でお茶を頂けるようです。今度是非試してみましょう。(ネットから) |
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