JAPAN #8 TSUKIJI & YOKOHAMA

JAPAN #8  TSUKIJI & YOKOHAMA

１０月２８日（金）

朝のお散歩は築地の魚河岸へ。実際の魚河岸は２０１８年に豊洲に移ったと聞いてますが築地も小規模で営業しています。朝からホルモン汁やら、鮭汁の良い匂いが漂って、美味しそうなお魚やら、明太子、干物、などなどが並んでたくさん買って家に持って帰りたい衝動が起きますが、うーむ、アメリカの税関はかなり厳しくて捕まると１万ドル以上の罰金を払わねばならないので魚介類、肉類は持ち込めません。

朝の１０時に仲良しの相棒、山形からわざわざ来てくれた、シカノと三渓園にドライブに行くので今日は早目に散歩や朝食をとって、さてホテル横に止めてあった彼女の車に乗り込もうと言う瞬間に、娘の父親が脳卒中のようなのですぐに緊急病院に行くという連絡が入り、即目的を変更して蒲田の近くの東邦大学病院へ。

幸いに緊急病棟だったので娘は父親の手を握ることが出来たそう。実際に病室に入るとコロナのために面会できなくなるのです。何となく理解に苦しむルールですが、娘の声を聞いて手を握りしめたとか。結局　脳内出血で当分は薬で様子を見ると言われました。既に長いこと、脊髄の病気を患って半身不随なので、この次にどうなるのか、完全な回復など望めそうもないようですが、奇跡を祈りましょう。

娘が病院に入っている間にシカノとワタクシはすぐ横の「梅屋敷買い物横丁」に行って、スナックを買ったり、安い果物を大量に買ったり、そのうち、お腹が空いたので「たし波」と言うお蕎麦屋・酒処に入ってビールを頼み、天ぷらそばを注文。そうこうしているうちに娘が現れ、お決まりの古着屋で白いカシミヤのセーターなど買って、三渓園には時間が足りなくなったので横浜の本町、山下公園、中華街などを目指して車を走らせます。

シカノも道をよく知らない、車のナビゲーターが古くて遅くて、何かというと「まもなく」という言葉を使って、それが全く役に立たないので３人共ギャーギャーと不満の声をナビに向かって叩きつけたり、父親の入院を少しでも忘れるように楽しく振る舞って元町付近へ到着。

駐車場の状況で中華街に車を停めて太平洋を見に山下公園へ行きます。

懐かしい氷川丸　（１９３０−１９６１，２００６年新しく修復完成）が午後の光を浴びてマジカルに海に浮かんでいるのをバックに写真を撮影、シカノも自分で色々撮って後で送ってくれたのですが小さいサイズだったためにちょっと拡大すると焦点がぼやけたショットになってしまいます。

煉瓦街の方に歩いて山下公園の新しいビルやら、象の鼻公園などを眺め、お腹が空いてきたので中華街へ。

赤や金色のけばけばしい装飾とごみごみとした雑踏こそ、中華街の真価で、食欲がぐんと増します。

何皿食べても一人２０００円ぐらいの同じ値段、残したらダメ！　というお店が多く、こういう呼び込みにノルのが好きなシカノが、清潔そうな「華龍飯店」と言うお店を選んでまず、ワタクシは青島ビール、娘は又焼酎ドリンク、車のために飲めないシカノはお茶を飲んでいたのかな？　スナップ写真を見るとお水で我慢していたみたいです。

牛肉とピーマン、青菜炒め、白身魚と野菜、イカと野菜、おナス炒め、など約１５皿以上を平らげて、もう食べられないという時にシカノは「豚の煮物」のようなお料理を追加して一人で食べてしまいました。普通より小さめのお皿ですので一人５皿ぐらい楽に食べられます。

夜になって、さらにごった返して賑わう中華街で黒砂糖ミルクのボバ（タピオカの小さな玉）ドリンク　を娘が買ってくれて、すーすーと美味しく啜って頂きました。

帰りは少しばかり勝手知ったる（記憶が蘇ってきた）シカノの運転でスムースに銀座に到着。

娘の父親の状況に変化はなく、シカノに深くお礼を言ってドラマに溢れた日は過ぎたのでした。

夕日が綺麗に氷川丸に当たってマジカルな光景でした。

その２．

その３．

その４．

空の雲も綺麗です。

その２．

シカノが送ってくれた写真は粒子が荒いので大きく出来ません。

梅屋敷商店街（ネットから）

野菜や果物が熱狂的に安い梅屋敷商店街　（ネットから）

梅屋敷のお蕎麦屋「たし波」。

娘の父親が入院した東邦大学病院の前で。

「たし波」でホッとして乾杯。

「たし波」で。

「たし波」内部　（ネットから）

「たし波」入り口　（ネットから）

「たし波」カウンター　（ネットから）

山下公園から中華街へ。

背後に有名な中華街の門。

「華龍飯店」小さめのお皿です。

赤レンガ街

「華龍飯店」母娘がしっかり食べてます。

中華街

６皿見えます。

黒砂糖のボバを買っている娘。

「たし波」でワタクシのメガネを掛けてポーズするシカノ

画面の有名人とツーショット

朝の築地

築地の看板

朝の築地　横丁。

ホテルのエレベーターに備え付けられた緊急用品ボックス。