THE BURIAL: JAMIE FOXX & TOMMY LEE JONES




THE  BURIAL: JAMIE FOXX & TOMMY LEE JONES


今年観た中で最も肩肘張らずに楽しめるヒューマンドラマが今の心「ザ ビュリアル」埋葬(23)です。トミー リー ジョーンズ と ジェイミー フォックス というふたりのオスカー受賞曲者俳優がコミカルに、たまに物悲しく、痛快ハッスル競演するのですから面白くないはずがありません。

実話に基づいているそうで、破産寸前の代々続いた葬式屋のオーナーがトミー リー ジョーンズ、彼を弁護する絢爛豪華な黒人弁護士をジェイミー フォックスが演じて、水と油のふたりが討論し、突き放しては又、くっ付くという経過が良いスピードで展開していきます。

自家用飛行機から邸宅まで、何から何までど派手で見るからに軽薄なフォックスの弁護士としての意識が昇華するプロセス、この弁護士のスタイルにたまげているものの、人間の中身を理解している温厚なジョーンズの葬儀屋、実はこの役は元々ハリソン フォードが手掛けるはずだったそうですがじゃがいもルックのジョーンズの方がずっと上手ですし、コミカルなタイミングもグレードアップしたと思います。

相手側の乗っ取り巨大ビジネスは、同じく黒人、それも女性の弁護士を立てて参戦、この役をジューニー スモーレット JURNEE SMOLEET 、ジョーンズのお抱え弁護士を白人のアラン ラック ALAN RUCK が演じて、現代の人種を配置する図式を見せて、それもストーリーをカラフルにしています。

フォックスはずっと半引退中だったキャメロン デイアス CAMERON DIAZ と共演する「バック イン アクション」BACK IN ACTION の撮影中に奇病にかかり、しばらく社会から遠ざかっていました。やっと最近、元気な姿を見せるようになりましたが病名やら原因は明らかにしていません。1967年12月13日に生まれですからまもなく56歳、まだまだ若いので頑張って欲しいものです。


ジョーンズは1946年9月15日生まれですから77歳になったばかり、俳優としては既にキャリア90本を経て、悠々自適に好きな作品を選んでマイペースで生活している様子。

アマゾン プライムで配信中ですので、このふたりの見事に息が合った映画を是非見ていただきたいものです。

フォックスとのツーショットはオスカー受賞の「レイ」RAY(04)の時の写真があるはずですし、ジョーンズとはやはりオスカー受賞の「逃亡者」THE FUGITIVE (93)の頃からの古いツーショットがかなりあるはず。しかし、例のごとく見つかりません。



























法定の階段でいたわり合うジョーンズ と フォックス。

 


















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