YOKO NARITA'S HOLLYWOOD

ハリウッドのスターをインタヴユーして37年!!     ツーショットと来たらどっさり ざくざく。最近は映画の記事も減ってきて発表してないお宝が貯まる一方。貯金は減る一方ですが、ともかく つたないブロッグ で全く為にならないお話と とっておきの古い写真とか新しいものも載せていきたいと思ってます。
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Tuesday, March 5, 2013



HAL    HOLBROOK


ブラシのような眉毛が気難しい老人のようですが,その下にある目鼻立ちは実に整っていて,現在88歳ですがまだまだ艶のあるハンサムガイです。老政治家,偉人,実業家,と言った風格が必要な役を演じているハル ホルブルックは1925年2月17日,オハイオ州クリーブランドに生まれました。

ダンサー志望の母はジーグフェルド フォーリーズのショウガールになって家を出てしまい、何をしていたか不明の父親はハルが2歳の時に何と息子を捨ててしまったと言う大恐慌時代の悲劇を背負っています。結局俳優だった祖父,ジョージ H ロウと祖母に育てられたハルは古典的なルックスも手伝って演劇の道に。デニソン大学では演劇を専攻。シェイクスピア俳優を目指します。

いかにも古典劇のルックス
第2次大戦では陸軍で戦い,1954年,29歳のときから自作のマーク トウェインの一人芝居「マーク トウェイン トナイト」を演じ始め,ドワイト アイゼンハワー大統領も観劇に来たそうな。以来半世紀に渡って,アメリカの愛すべき小説家を演じて,殆どハルがトウェインといったいになったイメージが浸透しています。

「グループ」(66)で映画デビュー、「大統領の陰謀」(76)では「デイープ スロート」と言うニクソン大統領失脚の陰の男を演じて注目され,「ザ フォッグ」(79)の神父役,「ウオール街」(87)のシニア ブローカー役などで品格のある姿を見せてきました。


ショーン ペン監督の「イントー ザ ワイルド」(07)ではアラスカに旅する若者(エミール ハーシュ)を助けるかしこい老人の役をして,アカデミー賞助演賞にノミネートされました。83歳のハルはアカデミー史上最年長候補者を記録。
今年は「アムール」のフランス女優のエマニュエル リヴァが86歳で記録を塗り替えましたが。

この写真は「イントー ザ ワイルド」の時で,まだ3度目の夫人のデキシー カーターが健在でした。美しくて,聡明な妻の事を深く,強く愛している話からエレガントな老カップルの生活が覗けました。
「今の映画は安っぽく,間違いだらけで,子供っぽいものばかり。思春期の性的興奮をそそるポルノまがいのシーンが延々と続く。考えただけでも悲劇的で,憂鬱になるばかりだね」
と眉毛をひくひくさせて、語っていましたが,まさにそのとうり。

この後テレビの特別映画の時に又会いましたが,やもめ暮らしにも慣れて、知的刺激を絶やさないように勤めていると、毅然とした姿を見せていました。
2007  「 INTO  THE   WEST  」


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