LIEV SCHREIBER 2016

LIEV  SCHREIBER   2016


リーヴ シュライバーとナオミ ワッツが11年間のパートナー生活にピリオドを打ったニュースに、ブラピとアンジェリーナの離婚に相当するぐらいの痛い衝撃を受けました。
まさかの別れだったのですから。

二人が発表するほんの2日前に「レイ ドノバン:ザ フィクサー」(13−)という大人気テレビシリーズのインタヴューで、世にもやさしい表情で、ナオミとの馴れ初め、どれほど彼女の才能に感動し続けているか、を話してくれた矢先でした。
ナオミ ワッツと二人の息子。


間もなく始まるジャネット マックテイアとの舞台「危険な関係」


豪華なカップルでした。

「あれはメット ギャラ(有名デザイナー主催の豪華な舞踏会)の時だった。すれ違いに一緒に踊ってとナオミに言われて、全身が硬直してしまってね。彼女の大ファンだったから、まさか新米の僕に声をかけるとは思いもよらなかったし。彼女のテーブルに行ったら、ショーン
ペンとベニシオ デル トロ に挟まれて座っているじゃないか。タフで、オスカー受賞の俳優たちに。ますますびびって、しばらく3人の様子を後ろから眺めて、僕はひるんでしまいそこから逃げることにした。そうしたらナオミが気がついて僕を追いかけてきて、ダンスはどうしたの?と聞くから、僕はとてもできないと答えて、その場を去ろうとした。さらに追いかけてきたナオミは、私の電話番号を知りたくない?って聞いてきて、その翌日から僕たちのロマンスが始まったのだよ」
とナオミの方の積極的攻勢で二人の交際が始まったのです。彼女は
「初めて見た時からリーヴに参ってしまったの。大きくてたくましくて、ハンサムで、ああいう男性が憧れだったのよ」
と一目惚れの相思相愛なのでした。
二人の間には息子が二人、その長男を連れて今年9月18日のグラミー賞に出席したリーヴは
「ある女優の前に行ったら、息子がやけに緊張していて、すぐに、これは憧れているのだなーと分かった。しばらくしてまたその女優と話をする機会があって、息子に何か言たいことはないかい?と聞くと、礼儀正しく、いつもあなたの演技に感動しています、などと丁寧に答えていてね。僕は息子の恥ずかしさを抑えるコントロールの強さを感じて、親としての誇り高かった。今度はゴールデングローブに連れてって!
と後でまたせがまれてしまった」
と語りながら涙ぐんでいたのです。
この時は役者は時として過剰に感情的になるので、そのせいかと思ったのですが、後で思うと、親の別居で不憫な息子たちへの思いの激情の嵐に襲われたのでしょう。

10月からブロードウェイで舞台劇「危険な関係」に主演します。相手役はダイナミックな英国人女優のジャネット マックテイア、ともに長身で、重量級演技で知られていますから、さぞや性的遊戯のパワープレイが展開することでしょう。

1967年10月4日、カリフオルニア州のサンフランシスコ生まれ、ロンドン王立演劇アカデミーなどで演技を磨いた舞台、映画、テレビのどれでも圧倒的存在感を見せてくれるリーヴ。トニー賞候補にもなった「橋からの眺め」(10)のブロードウェイの舞台も見たことがあります。
来年は50歳、次のステップでは、さらなる円熟の境地を見せてくれると期待しましょう。
2016   RAY DONOVAN


2008  「デファイアンス」

2010 ブロードウェイ劇「橋からの眺め」

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