TORONTO #4 SCENERY

TORONTO  # 4 SCENERY


やっと2時間のブレークが取れた9月13日、外に出られなかった不満を吹っ飛ばすべく、1時間半のお散歩。
いつもは時間がなくて行かれない、ダウンタウンより少し離れたオンタリオ湖のほとりに行きました。

いつも行く湖のほとりはフェリーボートの発着場やホテル、観光客目当てのレイクフロント カフェやレストランがあって、それほど目新しい場所はないのですが こちら東側の方は地元の憩いの場所のようで、週日の火曜日だというのに結構混んでいるのは人気スポットからなのでしょう。

まず湖の眺望を売るデベロッパーのコンドミニアム(マンション、集合住宅)が軒並み建設中で、その奇抜なデザインに驚きました。ビルとビルと結ぶ橋のようなロケーションにはあまり住みたくないな、とか、道路を挟むとぐんとお安くなる値段などを見ては、ここに住んだらどういう生活が出来るだろう、と想像を巡らせたり。

巨大な赤いロゴが付いている古い建物はカナダ1の砂糖産業 「レッドパス」Redpath の工場で、1854年にレッドパスという創始者がモントリールにカナダ非常最大の工場を建てたそうです。英国領土の西インド諸島からのサトウキビを使っての砂糖生産でしたが、1980年に閉鎖。前にモントリオールに行った時、川辺にそびえて、その上に巨大な面積を持つ工場の廃墟を見た時の、不思議なときめきを思い出しました。錆びた鉄の煙突やクレーンが複雑についた巨大な工場には特別なノスタルジアを感じます。石で出来た建物の廃墟より人間のにおいがしみ込んでいるような、より、日本に近い古い建物の郷愁が漂ってくるとでも言いましょうか。
2007年にアメリカン シュガー カンパニーとやらに買収されてここトロントのみに残っている工場だそうです。
博物館もありましたが、時間も余裕も無しでした。

砂を敷き詰めたビーチにはかなりの人が寝っ転がって、ぼーっとしていましたし、そばのスタジオの前ではバンドが演奏していて、大勢の人が集まって楽しそうに体を揺すってました。

もう少しダウンタウンに向かうとロジャー センターという地元ブルー ジェイズのホーム球場があります。毎晩、毎晩、チームカラーの青いTシャツを着たファンがぞろぞろ集まって、毎晩のようにボストンに負けて、それでも満足した表情で球場から出てくるのです。健気で、優しいファンンオですね。1度など13−1で負けちゃったよ!なんて当然のことのように話してましたから。

町のシンボルはCN タワー、553.33メートルは西半球3位の高さで、Canadian National Tower の略なのだそうです。

翌日、トロントを発って、ロスアンジェルスに向かいました。車社会のロスの空港に到着する時のスモッグの空をご覧ください。なんとなくホッとして、なんとなく、気が重くなる帰国なのでした。
オンタリオ湖 には巨大な船舶が停泊しています。


砂を敷き詰めた人口のビーチもあります。

名物の楓、メープル トリーの並木

「ヴィラ デ ケベック」と言う軍艦までありました。

音楽スタジオのようなビルの前ではバンドが演奏して、かなりの人が鑑賞しています。

砂糖王の工場の横のビーチゆえのシュガー ビーチ。

湖から1本離れた通りのコンドはかなりお手頃な値段でした。

「レッドパス」はカナダの巨大砂糖工場です。

建設中のコンドの奇抜なデザイン。

ビルとビルを結ぶ部分も住居なのかしらん?

わざと、うねうねと曲がった橋。

ペット博物館

ロジャース センターは大リーグ、ブルー ジェイズのホーム球場。
英国王室も泊まったという古風なロイヤル フェアモント ヨーク ホテル

  
CN タワー。高さ553メートル
ロスアンジェルス空港に着陸する寸前、もう1機の飛行機と並んで飛んでます。ビルはダウンタウン。

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