LAURENCE FISHBURNE 2017

LAURENCE   FISHBURNE    2017


ローレンス フィッシュバーンに久しぶりにインタヴューしました。「マトリックス」(99)で共演したキアヌ リーヴスト再びコンビを組んだ新作「ジョン ウイック第2章」(17)の会見です。
初めて気がついたのですが、ローレンスの綴りはLAUrence
で、LAWrenceという一般的なものではないこと。

そしてローレンスというファーストネームを使うように念を押してきます。短くしたラリーという名前を昔は使っていたのですが、今は嫌っていること。

最近は名脇役のスタイタスを維持して、たくさんの作品に、刑事、麻薬売人の親分、弁護士、などで存在感たっぷりに出てきます。大柄なこと、顔が大きいこと、態度が大きいなどでスクリーンを占拠してしまうのですね。

この日は妙にご機嫌が悪かったようで、ほとんどの質問に「あー、うー、分からんね。勝手に考えてくれないか」
などとぶっきらぼうなのでした。
もう愛嬌を振りまく年でもないベテランですから、そういう日もあるのでしょうが、それにしても、映画の反則をするためのギャラも別個にもらっているスターなのです。
特にトランプ政権に対して、俳優なりアーテイストとして何らかの意見なり、アイデアはありますか、という質問には、顔を硬くして、「そんなことに答える必要はない」ってな冷たい返事。
目下、わたくしはこの質問を多くのスターに投げかけて、とある雑誌の記事にと集めているのですが、まあ、スターたちの警戒心、距離を置きたいという心情、コメントを勝手に編集されて最初の意味と違って引用されるから困る、といった理由でコメントが取れないのです。

ともかく、ローレンスは早めに会見を終わらせて、そそくさと立ち去ったのでした。

1961年7月30日、ジョージア州のゴルフトーナメントで有名なオーガスタに生まれて、10歳から演技を始め、「地獄の黙示録」(79)で注目されたのです。このフィリッピン ロケは数々の事故や事件が発生して、すでにマーテイン シーンや息子のエミリオ エステヴェスから信じられないような思い出を聞いてますが、当時17歳だったローレンスもコッポラ監督の憑かれたような仕事ぶりを目の当たりにしたようです。

少年の頃から大作に触れ、風雪を経た大ベテランですから、こういう取りつく島もない態度もたまさか出てくるのでしょう。今年56歳になります。たまにはマスコミうんざりという姿勢もいかにも人間的と理解することにしましょう。

「マトリックス」の頃のツーショットはどこに行ったのでしょうか。いつか出てくることでしょう。
2017  「ジョン ウイック 第2章」


2011「コンテイジョン」

2017  JOHN WICK CHAPTER 2 衣装が「マトリックス」に似ています。
1968  ONE LIFE TO LIVE 子役の頃の可愛いローレンス
1979 「地獄の黙示録」17歳のローレンス
 2017「ジョン ウイック 第2章」キアヌとの再会。
「ジョン ウイック第2章」のポスター
1999「マトリックス」
1999「マトリックス」懐かしいポスターです。


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