NEW YORK CHAMBERS HOTEL

NEW YORK  CHAMBERS HOTEL

ニューヨークの3大空港の一つ、ニューアーク空港(ニュージャージー州にあるのですが)に到着すると夕日が丁度沈む時でした。以前撮影した真っ赤な夕日ではなく、この時は黄色がかった冬っぽい夕日です。
今回の泊まり先は五番街と56ストリートにあるチャンバース という番地がなければまずたどり着けないような小さなブテイック ホテル、歩いて2分でトランプ タワーがあるので周辺の警備は大きな銃を構えて兵隊まで配置されて、ひどく物々しいのです。有名なフィフス アヴェニュー(五番街)は高級店が並んでますが、このホテルの周辺はラーメン屋やアジアン マーケットなどがあって妙に緩んだ空気が流れています。
ホテルに接続したレストランが目下超人気の「モモフク」という日本というより、韓国風のお店で、ここは「マ ペーシュ」Ma Peche とかいうフランス語で「桃」 を意味した名前も付いています。おそらく「モモフク」は桃福なのでしょう。
生の牡蠣を注文したら、薄っぺらの小さなもので大失望。他のメニューも例えばローステッド カリフラワーや根菜盛り付けなど全て平凡なおどんぶりに詰め込んであって、家庭料理といいますか、盛り付けの妙味は全くなし。残り物料理のような外見です。
キムチバーガーのようなボリュームのある1品以外は量が少なくて、値段が高くて、あまりお勧めではありません。それでもミシェランに選ばれたと、どこかに書いてありましたから、やはり若くて、硬い椅子など全く気にしない世代用のレストランなのでしょう。

このあいだからスタジオが予約してくれるホテルが大手の大ホテルではなく、こういう小さな、ヤングに受けるタイプになってきたのには、ちょっと閉口しています。
ホテルの看板などない上に、ロビーもクラブみたいで、ムードを盛り上げるためか暗く、それぞれの階の壁紙が極彩色で、目が回りまわりますし、部屋番号はドアやドア横になく、床の上に書かれているという、ゲージュツ的なアイデアが豊富なのです。
スタンダードの部屋はベッドが一つ、バスタッブはなく、シャワーだけ、壁は裸のコンクリートでいろいろな絵が飾ってあり、天井も裸で所々わざとのような穴が空いていて、とびきり凝ったビンボー芸術家のアトリエ風とでも言いましょうか。
たった2泊なので、あまり好みではないホテルでも我慢です。何も飾ってなくて、戸棚もドアがなく(忘れ物をしないようにの計らい)、全てが真っ白で汚れがないのがよく分かるミニマリスト、スパルタ式 デザインのドイツの安ホテルチェーン、アイビスのようなホテルの方が遥かに好ましいと思うのですが。
「ゴーイング イン スタイル」のポスターに参加のスタジオの宣伝作戦です。


夕方のニューアーク空港

広告用写真でみると立派ですが、ドア周りが暗くて全く目立たないホテルです。

ロビー。ネットで拾った写真ですが、もっと暗くて、事実とかなり違います。

これは豪華なお部屋。

これも豪華なお部屋でしょう。

これが私たちが止まったスタンダードサイズのお部屋。

エレベーター周りの壁紙がすごいのです。
3階のエレベーター前の色彩です。
チャンバース ホテル3階。
階によって壁紙、カーペットの色が異なります。
「モモフク マ ペーシェ」レストラン全景。ネットから拾ったものです。

「モモフク マ ペーシュ」での夕食。大学のキャフェテリアの雰囲気でしょう?


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