JOSEPH GORDON-LEVITT 2017

JOSEPH  GORDON-LEVITT

日本で間も無く公開される「スノーデン」、アメリカでは 去年の9月に公開されて、期待された割には、静かに、波風立てずに去ってしまいました。
2013年に米軍の機密を露出したためにスパイ容疑の罪を受け、ロシアに亡命した元CIAエージェントのエドワード スノーデンの実話ドラマです。

波乱を呼ぶ監督のオリバー ストーンはこれを機会にアメリカのネット問題などを叫んでいましたが、あまり効果がなかったようです。
エドワード スノーデンを演じたジョセフ ゴードン レヴィットが又、とびきり良い俳優なのですが、なんといっても地味で、控えめで、レッドカーペットでもどこにいるのかわからないほどに、存在感がフツーの人なので、彼が主演で映画に飛びつくというパワーがないのです。
ジョセフ(ジョーと呼んでと言ってますが)自身がスターとか、目立つことが大嫌いで、深く静かに潜行する生き方を良しとしているために、これまでのどの主演作でも、いつも、ひっそりとプロモーションに参加しています。

それでもインタヴューになると自虐的なことを言っては、いひひと笑ったりして、知的で、気さくで、愉快で、自然体の人となりの持ち主。
初めて会ったのはテレビシリーズの「サード ロック フロム ザ サン」(96−01)、まだ15歳でしたが、もっと幼く見える坊ちゃんルックでした。
成人してから「500日のサマー」(09)でしっかり会見して、スタジオが開催したデイナーにも現れて、この頃はもっと愛嬌を振りまいていたのです。

2010年に最愛の兄貴にして親友だったダンが36歳にしてドラッグ過剰(と言われていますが、真実は定かではありません)で急死、写真家で、ファイアー スピナー(炎を操るパーフォーマンス)だったそうですから、さぞアーテイステイックなお兄さんだったのでしょう。
以来ジョセフに少しばかり暗い影が付きまとうようになったきたようです。
「スノーデン」のインタヴューでは、ロシアまで行って、直接、当人に実際に会ったそうで、
「すごく暖かくて、優しくて、思いやりのある人だった。ちょうど、少し前に演じた「ザ ウオーク」(15)の綱渡りの名人、フィリッペ プテイ と同じように、繊細で、温厚な性格なのが、面白い共通点だなと思ったね」

1981年2月17日カリフォルニア州ロスアンジェルス生まれ。
2014年12月にシリコンヴァレーの「フェロウ ロボッツ」という大きなテック企業の社長のターシャ マッコウリーと結婚した時も、マスコミをシャットアウトして、プライバシーを守ってました。翌年の2015年12月に赤ちゃんが生まれていますが、名前も性別も発表していません。
2016  SNOWDEN


2012  LINCOLN 変に目をつぶっている私ですが、他のショットが見当たりません。


2013  DON JOHN

2015  THE WALK
在りし日の兄貴のダン(左)とジョセフ
「サード ロック。。」の15歳の時のジョセフ。
2016「スノーデン」妻役のシャーリーン ウッドリーと。
2016「スノーデン」オリバー ストーン監督と。
2016「スノーデン」

JOSEPH AND HIS WIFE, TASHA MCCAULEY



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