LONDON JUNE 16-20 2017 #1 LANGHAM HOTEL

LONDON  JUNE 16-20  2017 #1 LANGHAM HOTEL

今年に入って4度目のロンドン、ホテルはラングハム
ホテル、英国のシンボル、BBCの本部の真向かい、賑やかなリージェント ストリートからホップ ステップの便利な場所にあります。
1865年にオープンしたそうです。

前にも書きましたが、ブラッドレー クーパーがシェフを演じた「2つ星の料理人」(15)(原題は BURNT、焦がした、と燃え尽きた、の掛言葉です)の舞台になりました。
調べたら「007 ゴールデンアイ」(95)のロシアのセント ピーターズバーグのホテルの玄関としても使われたり、いろいろな映画の利用されたそう。
ナポレオン3世やダイアナ妃など英国ロイヤル ファミリー
の常宿でもあったそうで、威厳と誇りが覗けます。
大好きな英国スパイもここに泊まったとか。「ケンブリッジ
4」グループのガイ バージェスはBBCに務めていて、深夜遅くホテルに戻り、ドアのガラスを割って入ったという逸話があります。

ここにも数回泊まりましたが、古い歴史を持った建物と  ピンクとゴールドを使ったカラーモチーフがソフトで、エレガントな心地の良いホテルです。
到着した16日はここの2階でヒュー ジャックマンの「ローガン」のレセプションがありました。真っ白な家具とインテリアがシックで、ハイセンス感を出していました。

17日の朝は、ルームサービスのメニューにあると、いつも試してみる日本の朝食を頼んだら、お味噌汁がご飯のお茶碗に入っていること、ご飯の上に既に振りかけがドッッサリかかっていること、納豆がついてきたのには驚き!もっともおネギや辛子は付いてません。茶色の良質の大きめの梅干しが約6個、たくさんにきゅうりの漬物、と漬物類がやけに多いこと、卵焼きはカステラのようにも見えます。鮭はしっかり味付けされていて上に緑色の野菜がのって、結構いけました。しょぼい味付け海苔が5枚ぐらい、裸で、大量のフルーツ、大きなポットには緑茶。
それでもアメリカの同レベルの5つ星ホテルより、ずっとおいしかったのです。ご飯をお代わりしたかったぐらい。
アメリカですと、メインの鮭と卵がイマイチ、和風でなく、アジアン風でもっと雑に作られています。
毎晩のお付き合いに胃が疲れた日本のビジネスマンが対象でしょうから、一番大事なのはご飯とお味噌汁。おそらくレトルトを使っているのでしょうが、それはそれで暖かければ十分美味しいし、心も胃もホッとします。

これで43ポンド(約6千円)といつもひえーっというほど高いのが相場です。繰り返しますが、自分で払わないのでこういう豪勢なことをしているのであります。

英国は重厚なものを好む国なので、バスルーム(浴室)の体重を計るスケール(と英語では言います)が古色蒼然、お湯を沸かすポットも重くて巨大で、ジュワッと一瞬の間に沸騰する、優れもの。紅茶ばかり飲む国民の最も重要な家庭電化商品です。
ホテルにはフォーマルなレストラン、バー、カジュアルなレストランがあって、私たちはもっぱら、ロビーに面したカジュアル版を使い、最後の夜に訪れた娘の親友のベスとの写真はここで撮ったものです。

バーはミドルヤングでいつもいっぱい、内部に豆電気などが仕掛けられた巨大な風船のようなドリンクや、けったいなエキゾチックなデザインの飲み物(約20ポンド)が人気で、みんなで写真を撮っていますが、シニアにはちと音楽の騒音が激しくて、わさわさとして落ち着かないバーです。

廊下や階段の壁にかかっている絵がカラフルで現代的なデザインのシリーズとクラシックな英国絵画とのミックスで、これも洒落ていて、明るい雰囲気を出しています。


古めかしい入り口。(ネットから)

ホテル全景。(ネットから)

廊下の壁に掛けてある黄色の絵

ラングハム ホテルの和風朝食。右手前は卵焼きと鮭です。ご飯茶わんのお味噌汁が微笑ましいでしょう。


ホテルのロビーで、ロンドンで活躍中の高校時代の友人と。

廊下の可愛いデザインの緑色の絵画。 


ロビー横の暖炉の前で。

ホテルの入り口横で。英国人の友人と。

浴室にでーんとある体重計。

電気ポットの威力。

レストランで娘の親友のベス(ロンドンで弁護士をしています) と。


ロンドン最後の夜、ベスが娘を懐かしんで涙ぐみ、私もホロリとした夜でした。
ロンドンの誇り、という地元のビール。

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