JAMIE LEE CURTIS

JAMIE    LEE   CURTIS


「悲鳴の女王」=スクリーミング クイーンと言う誇りある肩書きを持っているジェイミー リー カーテイスはヒッチコック監督の「サイコ」(60)で血も凍るような悲鳴を上げたジャネット リーの娘と言うのも何かしらの運命かもしれません。父親は天下の2枚目だったトニー カーテイスですが,ジエイミーの名前のリーは母親の LEIGH  ではなく、LEE であります。

ちなみに普通の時の声は,低めで,どすがきいたと言うか,薫製のような味のあるものです。

1958年11月22日もちろんハリウッドのあるロスアンジェルス生まれ,先祖ビバリーヒルズ高校のOB、スターの子供たちと小さい頃はごっこ遊びをし,物心ついてからはドラッグやアルコールなどが手じかにある環境ですから,スター2世たちと悪さも経験し,76年頃から「チャーリーズ エンジェルス」や「刑事コロンボ」などにゲスト出演,映画デビューは「ハロウイン」(78),ジョン カーペンター監督のおはこのホラーで,もろもろの国際ホラー,ファンタジー賞を受賞して,「スクリーミング クイーン」の勲章も得たのです。
同じカーペンター監督の「ザ フォッグ」(80)では母親と共演。

84年には英国の貴族で俳優のクリストファー ゲストと結婚して,ロンドンを訪れるときは貴族院の議会の家族席に座る特権を得て,それを彼女らしい自己軽視のコメントでちゃかしていました。「ロンドンの有名レストランに予約するときは,レイデイー ヘイデン ゲストと言う名前を使うのよ。アメリカのロートル女優の名前より遥かに効果があるのですから!」などと言いながら、結構英国の階級制度を楽しんでいる様子でした。彼女自身,大スターを両親に持って、ハリウッドのロイヤルテイーに生まれたようなものですし。

英国喜劇映画「ワンダとダイヤと優しい奴ら」(88)ではケヴィン クラインのセクシーな情婦を演じて,インターナシヨナルなスターに。
「ブルー ステイール」(89)では婦人警官役を激演して,独特のスリムながらも曲線美の体が効果的でした。
「トルーライズ」(94)では,実は国際スパイだと言う事を隠しているアーノルド シュワルツネッガーの不審な行動を追う妻の役をコミカルに,セクシーに演じてました。
別に力まなくとも,血筋が血筋ですから,いとも自然に役作りをしているようで,その気楽さが画面から伝わってきて,こちらも妙に緊張せずに楽しめるのです。
何度も会ってますが,何時もおふざけが多く,しかめつらしい会見などごめんよ!とばかり,ゆるい姿勢で,冗談ばっかりの応答を返します。

最近54歳の豊満なボデイーの水着写真が雑誌に載って、
「昔は整形手術などしてみたけれど,全然長続きしなくて無意味なもの。やっぱり自然に歳を取った姿は,生まれたての赤ちゃんと同じように,ほんものの美しさがあるとよく分かったわ」と経験者ならではのコメントを寄せてました。


2008 「ビバリーヒルズ チワワ」
まもなく「スパイコシス」と言う心理学用語のようなタイトルのエスピオナージ ドラマに主演,公開は2014年のようです。
1991 「マイガール」Anna Chlumskiと。

1988  「ワンダとダイヤと優しい奴ら」

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