JON HAMM 2016

JON  HAMM    2016


ジョン ハムと言うより人気テレビシリーズ「マッド メン」(07−15)の主人公のドン ドレイパーと呼んだ方が通じるかもしれない程に、60年の究極の広告マンになりきったスターです。
あまりにテレビで人気ものになると、その役の人物のイメージがいつまでもついて回ることで、ジョンもそのパターンにはまりつつありましたが、ここにきて、ようやく、ドンから脱穀したようです。
新作「キーピングアップ ウイズ ザ ジョーンゼズ」Keeping Up with the Joneses(16)では、実はスパイなのですが、郊外に住んで、普通の会社員のふりをしているミスター ジョーンズの役をバランス良く、洒落た喜劇味を出して演じています。
なにしろ2枚目という看板がべったりとくっ付いているために、なかなかこれはという役がなかったのが、この007もどきのスパイ役は外見のクールさと実際のとぼけぶりを自然体で気楽に演じている感じも伝わってきて、面白い映画になってます。
妻役はイスラエル生まれの超美人、ガル ガドットで役柄はイスラエルのスパイ組織、モサッド出身、今はアメリカのスパイ、つまり夫婦揃ってスパイ、そして隣に住んでいるのがまったく平凡なザック ガリファナキスの夫とアイラ フィッシャーの妻なのです。
どこから見てもスーパークールなジョーンズ夫妻に、すっかり魅了されて、平凡な夫婦が彼らに追いつこうと頑張るので、この題名、「ジョーンズ達と同じような暮らしぶりをしよう」、がついたという次第。

1971年3月10日、ミズーリ州のセントルイス生まれ、本名はジョナサン ダニエル ハム、Jonathan という名前が短くなると  Jon になるのです。
父親はトラック会社を経営、母親は秘書という何不自由ない家庭に育って、高校は私立に通い、フットボール、野球、水泳部で活躍という中西部のオールアメリカンの若者でした。
最初の大学ではフラタニテイーの入部しごきで過激な行動をとって逮捕されるなど、かなり派手な学生だったようです。

スポーツが大好きで、今も暇さえあれば、テニスとゴルフに明け暮れ、大リーグの野球キチガイで、セントルイス カーデイナルスの2011年のワールドシリーズのハイライト映画のナレーションを努めたほどでした。
目下ワールドシリーズ(シカゴ VS クリーブランド)真っ最中ですが、セントルイスのライバル球団、シカゴ カブスをジンクスさせるためか、ジョンは球場にセントルイスの帽子をかぶって現れ、ファン心理をかき乱している様子がレポートされました。

そういうイタズラ精神がたっぷりのジョンは、いろいろと交際はあったものの、まだ無傷の独身でもあります。
2008年ごろ「マッド メン」のレギュラーと。ジョンは左から2番目。


2010年ごろ「マッド メン」

前で邪魔をしているのはハンスです。

2016 KEEPING UP WITH JONESES ザックとアイラ夫妻


2016 ジョーンズ夫妻のガル ガドットとジョン ハム

「マッドメン」のドレイパー役

「マッド メン」の主要人物達

2016  KEEPING UP WITH THE JONESES

2016
「マッド メン」の社長役のジョン スラッタリー(左)



ジョーンズ夫妻
シカゴのホーム球場、カブスのファンの真っ只中でセントルイスの帽子をかぶっているジョン。嫌味でしていると攻撃されてます。


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