JEFF BRIDGES 2017

JEFF  BRIDGES   2017

ジェフ ブリッジェスは、プライベートの時間でも、トレードマークの「デユード」に成り切っています。
自分でも「わしはデユードだからな。。」などと言い訳している始末。
Dude  はご存知のようにジェフがスターになった、コーエン兄弟監督の映画「ビッグ ルボウスキー」(97)での役の名前で、
どしんとあぐらをかいて、焦らず、悠然と間違った行動をしているような男性の意味です。

1昨日(8月3日)のインタヴューは
THE ONLY LIVING BOY IN NEW YORK (17)という映画からで、ジェフはニューヨークに住む賢い助言を発するアル中の物書きという十八番の役で、主演の大学を出て彷徨う若者(カルム ターナー、英国出身の若手)に色々と人生の味わい方などを指導するのです。
若者の父親を、元007のピアース ブロスナン、そのガールフレンドをケイト ベッキンセールとグラマラスな美男美女が顔を出し、若者とケイトがロマンスを発展してしまうという、都会派ロマンス ドラマと言えましょうか。
題名はサイモン アンド ガーファンクルの歌からとっています。

さて、ジェフは子供たちが巣立ってしまい、大きな家を手放して、少し小さな家に移ったそうで(それでも大邸宅でしょうが)、ここの庭に、イタリーなどでシニアがよくしている「ボーッチ ボール」Bocce  というゲームのコートがあったため、目下このゲームに熱中しているそう。
その他にも、写真、音楽、絵画、散文、などはプロ並みで、映画の度に写真集を作って共演者やクルー、家族、マスコミ、などに配っては、にきにきとしている、豊かな趣味人なのです。

昨年オスカー候補になった「ヘル オア ハイウオーター」の宣伝イベントがテキサス州オーステインであった時、偶然入ったクラブで、ジェフが飛び入りで、その夜の目玉スター歌手のギターを横取りして、自作のカントリー音楽をかき鳴らし、ザラザラした声で歌い、踊っていたサプライズのステージを目撃したと書きましたが、相変わらず、マイペースで、毎日を愉快に暮らしている様子が覗けました。

1949年12月4日、ロスアンジェルス生まれ、父御は有名な俳優のロイド ブリッジス(1913−1998)、母御も女優、兄貴も俳優のボー Beau(1941年生まれ)、妹のルシンダは画家、と芸能一家に育ち、妻はスーザンという写真家で、1977年に結婚、ハリウッドでも貴重なおしどり夫婦(なんとも古ったらしい表現ですが)、美しくて健康な娘が3人という、極めて安定した、幸福なファミリーに恵まれた、我らがデユードなのです。

ジェフの作品の中でも特に好きなのは、
「タッカー」(88)
「恋のゆくえ」(89)Fabulous Baker Boys
「フィッシャー キング」(91)
「ワイルド ビル」(95)「白い嵐」(96)    「マンハッタン ラプソデイー」(97)
「ビッグ リボウスキ」(98)
「シービスケット」(03)
「ドア イン ザ フロア」(04)
「クレイジー ハート」(09)オスカー主演賞受賞。
「トルー グリット」(10)
「ヘル オア ハイ ウオーター」(16)
などでしょうか。
ジェフが画面に出てくると、なんとなく安心感が漂って、ホッとしますよね。それが彼の俳優としての財産のひとつでしょうか。
この他にも山のようにジェフとのツーショットがどこかの お宝ボックスに眠っています。いつもの弁解ですが。。。

2017  AUGUST     THE  ONLY LIVING BOY IN NEW YORK


BOCCE  GAME ネットから。

2003   SEA BISCUIT


1998  BIG LEBOWSKI    JOHN GOODMAN (LEFT)

2009  CRAZY  HEART


2010   TRUE  GRIT

2017  THE ONLY LIVING BOY IN NEW YORK   CALLUM  TURNER ( LEFT )


2016   HELL  OR  HIGH  WATER

2010  TRUE  GRIT

1994  BLOWN   AWAY       LLOYD BRIDGES ( LEFT )

1991  FISHER KING       ROBIN WILLIAMS ( RIGHT )


お互いにとびきり若い頃。

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