TOOTSIE THE MUSICAL




TOOTSIE  THE  MUSICAL


5月15日(日)

お友達の、のりえさんのお誘いでハリウッドのドルビー劇場 DOLBY THEATER (アカデミー授賞式の会場です)で上演されているミュージカル版「トーツイー」を観てきました。

1982年のダステイン ホフマン DUSTIN HOFFMAN が女装して有名になった喜劇映画の再アレンジで、現在のジェンダー フルイッド GENDER FLUID (性が自由に順応する)を反映して、映画とはちょっと異なったストーリーになっていますが、根本的にはオーデイションで落ちてばかり居る男優が、ふむ、女性に化けたら良いのでは!と思いついて、そこから混乱のドラマが発展すると言う荒筋は同じです。

日曜日のマチネー上演なので、会場はかなり混んでいて中年の女性客が多いのは40年前の映画の影響なのでしょう。

幕が開くと予想通り、劇場のオーデイションの場面で主役のマイケルがいろいろな劇場に行っては、ものの見事に 素早い「サンキュー!」(お疲れ!)と言う対応で拒否されてばかり。舞台で舞台を見せるというのは頻繁にありますが、この場面は全くオリジナル性がなくてなんとも平板。自宅のアパートに帰るとルームメイトのジェフが色々とチャチを入れて、この辺りの会話はかなり弾んで、引き込まれます。

恋人だか友人だかはっきりしないサンデイーという女性が登場して、金切り声で叫んだり、歌ったり。これにもかなり閉口しました。

マイケルは女優となって、オーデイションに受かるどころか、ナイチンゲールのような看護婦の役で注目を浴び、プロデユーサーにもちやほやされるようになるのですが「ロミオとジュリエット」の舞台でジュリエットに扮する黒人の女優が好きになってしまいある夜、女装のまま、突然キッスをしてしまいます。ジュリエットを演じるアシュレーはショックを受けて、マイケルを遠ざけ、同時進行でマックスという自意識過剰な男優がアシュレーにぞっこん惚れていきます。

アパートに帰ればサンデイーが現れたり、ドタバタとした混乱コメデイーが展開されるのですがあまりに定番で、ぼーっとして見ていました。

舞台の上では映画と同じ、赤のキラキラドレスを着たり、コーラスラインのような群舞があって、これはとてもリズムにあふれて綺麗です。

何よりも主役を演じるドリュー ベッカー DREW BECKER の男性の声と女性の声を使い分けて喋ったり、歌ったりするテクニックには感心しました。映画のダステインはメークも声もベストのショットを選べば良いのに反して、舞台はお客様の目の前で臨機応変に演じ分けなければなりません。

フィナーレに拍手を送って劇場の外に出て、まずはドリンクでもと迷ってからメキシコのレストラン、「カーボ ワ➖ボ カンテイ➖ナ」 CABO WABO CANTINA に入ってマルガリータを注文、ふとバーを見やるといかにも俳優っぽい空気を帯びた3人が立っています。主役と準主役ではありませんか!

しばらく飲み物をすすったり、コーンチップをつまんでいると、突然のりえさんの旦那様のケンが彼らのテーブルに行って、一緒に写真を撮っても良いでしょうか、と聞いて気軽にオーケーされて記念写真を撮りました。

素顔の主役のドリュー ベッカーはお肌がすべすべでとびきりキュートな俳優、これからの成功街道を祈りましょう。

この日は更に色々と精力的な活動をしましがそのレポートはまた後ほど。



会場の看板の前、のりえさんと。携帯に「ビューテイー プラス」を付けての写真。




メキシコ レストランで舞台がはねた後の俳優たちと。女優はペイトン ライリー、真ん中ののっぽさんがケン、ドリュー ベッカー、ジェイムス ミラー。

すこーし上の写真と違います。

のりえさんとケン。

「ビューテイー プラス」無しの写真。











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ドルビー シアター(ネットから)






ドルビー シアター(ネットから)




カーボ ワ➖ボ カンテイ➖ナ(ネットから)




カーボ ワ➖ボ カンテイ➖ナ(ネットから)



私達のマルガリータなどのドリンク(のりえさん撮影)


更に同じような写真を。

ルーカス ジェイムス ミラーと アシュレー アレキサンドリア

アシュレー アレキサンドリア



映画と似たようなドレスを着ています。

右が舞台で看護婦を演じるドリュー ベッカー

ペイトン ライリー、ドリューとアシュレー、ジャレッド デイヴィッド マイケル グラント(この黒人俳優の名前がひどく長いのです)

















82年の映画のポスター



この映画でオスカー助演賞受賞のジェシカ ラング と ダステイン ホフマン




ペイトン と ドリュー。



素顔が綺麗です。



バーで水を引っ掛けられる場面


少し長髪のドリュー、繊細で詩的な雰囲気

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