WES ANDERSON

WES   ANDERSON

５月１日はウェス　アンダーソンの５３回目のお誕生日でした。永遠の美少年のようなルックスで、メルヘンチックな映画を作り続けているユニークな監督です。

オスカー賞に７回もノミネートされている美意識とそれをあくまでも追求する情熱、執念の持ち主のウエスはハリウッドでも高く評価され、世界中にファンが彼の次の作品はまだか、まだかと心待ちにしていると言う、アイドルスター並みの人気者でもあります。

１９６９年５月１日　テキサス州ヒューストン HOUSTON に、ウエスリー　ウェールズ　アンダーソン WESLEY SALES ANDERSON という名前で、広告業の父親と考古学者にして不動産ビジネスの母親のもと、３人兄弟の真ん中に生まれ、（兄上は医師、弟はアーテイストになっています）高校時代から自分で映画を制作、後に初めての監督作品となった「ラシュモア」RUSHMORE （９８）のモデルはこの学校だったそう。オースティン AUSTIN のテキサス大学哲学科在学中に運命のルームメイトのオーウェン　ウイルソン OWEN WILSON と出会い、彼と共同制作したのが「ボトル　ロケット」BOTTLE ROCKET という短編映画でした。これが高く評価され、ウェスは長編映画として作り上げ、興行的にはヒットしませんでしたが、玄人には大いに受けたのです。

ペドロ　アルモドバ　PEDRO ALMODOVAR、ローマン　ポランスキー ROMAN POLANSKI 、などの監督が好きだそうで、ポストモダーンなデザイン、デテイルにこだわる映画に魅了されるファンが大勢いますし、作品に登場するキャラクターは彼の選ぶレギュラーが何度も配役されてます。

２０１０年からレバノン生まれの衣装デザイナーにして、声優のジュナン　マロウフ JUNAN MALOUF （１９７５年生まれ）と交際が始まり、２０１６年にはフレヤ FREYA という女の子が生まれました。

ワタクシが一番好きな映画は「グランド　ブタペスト　ホテル」THE GRAND BUDAPEST HOTEL （１４），東ヨーロッパのかなりおどろおどろしいお城のようなホテルで展開される、人生劇場はおとぎ話のようでいて、ちょっぴりグロテスクで、とびきりエレガントと言う全ての要素が入り混じっています。

まもなく「アステロイド　シテイー」ASTEROID CITY というトム　ハンクス TOM HANKS とスカーレット　ジョハンセンSCARLETT JOHANSSON 主演の映画が公開されますし、目下「ザ　ワンダフル　ストリー　オブ　ヘンリー　シュガー」THE WONDERFUL STORY OF HENRY SUGAR という映画をベネディクト　カンバーバッチ BENEDICT CUMBERBATCH 主演　レイフ　ファインズ RALPH FIENNES 共演で撮影中。英国の作家、ロアルド　ダール ROALD  DAHL 原作の短編集でウェスが好むウイムジカル WIMSICAL （ユーモラスで、いたずらっぽい）なトーンの内容になりそうです。

柔らかな素材のグリーン系の色がお好きなようです。

大学時代のウェスとオーウェン。

ウェスの監督作品。上は「ザ　ロイヤル　タネンバウムス」下は「犬ヶ島」

１９９４「ボトル　ロケット」オーウェンとルーク　ウイルソン。

ウェス　と　オーウェン。

２０２１カンヌ映画祭「フレンチ　ディスパッチ」

ウエスとオーウェン

ウエス　と　オーウェン

大学時代の楽しそうなショット。オーウェンと。

 

奥方のジュナンと。

奥方と。

奥方の若い頃。

奥方と娘のフレヤ。

奥方のジュマンの著書　ウエスと似たタッチのイラストです。