TOP GUN MAVERICK 2022
5月19日(木)
全米公開日より約1週間早く「トップ ガン マヴェリック」(22)を観てきました。オリジナルの「トップ ガン」は 1986年公開でしたから36年ぶり、主題歌を歌うレデイー ガガはこの年に生まれたそうで、何ともはや、遠い昔のことだったのです。
センチュリー シテイーのAMC コンプレックスの中にある アイ マックス I-MAX シアターでのりえさんとケンさんを誘って、典型的なポップコーン映画に従って、ポップコーンとドリンクをもらって席に着きました。トム クルーズがいつにも増して「スーパーチャージ」「フルスロットル」モードなのにはいつも感心しますが、最新式ジェット機に乗って音速を超すとそのプレッシャーで顔の皮膚がぶるぶるしたり、何故か首をしょっちゅう左右に振る動きにリアルで圧倒的な圧力を感じす。
今回感激したのはライバルだった「アイス」ICE のヴァル キルマー VAL KILMER が実生活で喉のガンで言葉が言えなくなった状態をそのまま使って、コンピューターで会話をしたこと、そして、その「アイス」の最適な後継者となるべき、生意気で、優秀なパイロットの「ハングマン」HANGMAN 役を熱演したグレン パウウェル GLEN POWELL の登場です。「コッキー」COCKY という言葉がピッタリの自信満々、ルックスも態度もクール度イチバン、やけに にやにやするのもご愛嬌でした。1988年10月21日テキサス州 オースティン AUSTIN 生まれだそう。これからの前進に期待しましょう。
5月27日(金)に公開され、ちょうど祭日のメモリアル デーに合わせてですから、興行収益は150ミリオン ドル、記録的数字となりそうだと騒がれています。
日本からのレポートと言えば、いつもはシニカルで批判的な映画記者たちも「もう涙、涙!」「クルーズにオスカー部門全部受賞させたい!」「これほど魂を揺さぶられた映画は長いこと観たことがない。完璧な映画作りだ。クルーズの永遠のスターパワーには改めて感謝しか無い」などなど凄まじいほどのポジテイブな反応ばかり。
海軍一家に生まれて、ネイヴィーものが何よりも好きな母親が観たらなんと言ったかがちょっと気になりますが、壮大な戦艦の勇姿、やはり空母からジェットファイターが飛び立つ場面、壊れた飛行機の着陸をデッキで受け取る技術、夕日の軍艦と大海、などに胸を打たれるに違いありません。海軍の大将をひい祖父に、少将を父に持ち、夫(ワタクシの父親)は零戦パイロットで最強の米軍機B29を数機、撃墜したという逸話の持ち主だったのですから。
今のトム クルーズをわーっと言うほど好きではありませんがやはり、映画のパワーをベストに使う練金術のマスターのような存在だとつくづく思った試写でした。
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映画館の前で、ハンス、のりえさん、私、ケンさん。 |
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ポップコーン映画!! |
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ヘラヘラ顔がクールなグレン パウウェル |
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グレン パウウエル |
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ビーチで半裸を見せなければとグレン。 |
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ヘルメットの中の顔がぶるぶるします。恋人役のジェニファー コナリーと。 |
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アイス役のヴァル キルマー(右) |
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グレン パウウエル も頭を左右に振ってます。 |
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これぞ、コッキー! なグレン。 |
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のりえさんと「ビューテイー プラス」 (携帯写真美化アプリ) 使用。 |
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おかしな顔のハンス、映画館の前。のりえさんの自撮りスティック使用。 |
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ケンさんが植え込みに入って、一生懸命撮ってくれました。 |
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同じく。 |
これは業界紙「ヴァラエテイー」のナンバーワン記者の書いた原稿の触りです。
In Variety‘s review, chief film critic Peter Debruge offered his own glowing endorsement, writing that Cruise “won’t get an Oscar for pantomiming such swallow-your-pride stoicism, though [he] deserves one for everything else the role demanded of him: If the flying scenes here blow your mind, it’s because a great many of them are the real deal, putting audiences right there in the cockpit alongside a cast who learned to pilot for their parts.”
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