CLIVE OWEN


CLIVE   OWEN


「ルール オブ デス・カジノの死角」(98)、原題は「CROUPIER」という映画で クールな
ギャンブルのデイーラーを演じて人気が出たクライヴ オーウェンは男臭くて ちょっと影があって 頑固そうで 存在感があります。


1964年に英国のコンヴェントリーに生まれ 父親はカントリー ウェスターンの歌手 (!)でジェス オーウェンと言い 息子が3歳の時に家を出て クライヴがテイーンのとき二人は再会したものの 又別離の関係が続いているとか。そういう過去がクライヴのダークな雰囲気につながっているのかもしれません。肌の色もかなりダークですが。
 
初めて会ったのは「すべては愛のために」(03)と言う映画でアンジェリーナ ジョリーと共演した時。アンジェリーナがカンボジアに興味を持ち 後に最初の養子を引き取る事になった そう言う意味では 映画史に残る映画です。


ロンドンで会ったのですが ベージュ色のスーツに白いシャツ そしてカラスの濡れ羽色の様に光り輝く真っ黒でウェイビーな髪 そして日に焼けたのか 真っ黒な肌で現れ
どこから見てもインド人か 中東のプレイボーイみたいでした。今でもその姿が目に焼き付いています。いつか写真を探してポストしましょう。


声が太くて低くて これ又 セクシーにして ちょっとデンジャラスで英国人俳優
ジュード ロー とか レイフ ファインズ、ダニエル クレーグなどとは違う
骨太の逞しさに溢れてました。


1988年の「ロメオとジュリエット」の舞台でロメオを演じたクライヴはジュリエット役のサラ ジェーン フェントンとお互いに一目惚れし 95年に結婚 娘が二人いますが これほどの性的魅力のスターにしてはスキャンダルがまったく無いのも
珍しい事です。


「クローサー」(04)で共演したジュリア ロバーツとナタリー ポートマンは
クライヴを褒めちぎっていましたし。









2004  [CLOSER]
いつも恥かしそうに 居心地の悪そうな表情を浮かべて会見に出てきて 余りべらべらしゃべりません。

一番最近の会見はテレビ用映画「ヘミングウェイ とゲルホーン」(12)で何と
あのパパ ヘミングウェイを手がけた時。マーサ ゲルホーンは1936年から45年まで彼と恋をし けんかをし 結婚 離婚した戦場特派員でニコール キッドマンが演じ 激動のスペインからキューバ、フロリダなどが舞台です。


20ポンド程太ってアル中のヘミングウェイを熱演 しっかりパパ風アメリカン アクセントもマスターして 立ったまま タイプを打つ格好も力強く 余り似てはいませんが人となりをしっかり映していました。


“ 立ったままタイプライターを使うのは彼なりの文章と戦う姿勢なのだと思う。
キューバにはヘミングウェイの住んでいた家がそのままとってあって 原稿から
ベッドなど まだパパが生きているような感じでとても役に立った。世界中の人が知っているヘミングウェイを演じる事に挑戦を感じたから トライしてみたが 彼の魅力に
改めて取り憑かれてしまったね。”


そう言ってにやりとしたクライヴは俳優としての自信にあふれていました。

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