UMA THURMAN
「危険な関係」(88)の浜辺にあがったヴィーナスのイメージで超現実的な美しさを見せたウマ サーマンを日本ではかなり長く “ ユーマ ”と呼んでいた。私めが必死に現地で
ユーマなどと言う人はいない、当人も “ 父がチベットの文化の専門家で私の名前はヒンズー語の光の女神と言う意味で そう 日本語では 馬 ホース と言う意味なのも知っています。” と言っていると原稿に書いても 後で雑誌を見ると しっかり ユーマ になっていたりしたものでした。ま、 ウマと言う響きが美人女優にそぐわないのもよく分かりますが。
183センチの長身と輝くブロンドの髪のウマに始めて会ったのは 「ヘンリー アンド
ジューン」(90)と言うヘンリー ミラーと妻のジューンとアニス ニンの三つどもえの
エロテイックなドラマに出た時。
“ 実は小さい頃の私は手足が異常に長くて アヒルみたいに変な顔で 全くバランスのない
醜い少女だったの。その上に聞いた事もないウマなんて名前で学校ではつまはじきされて
自信のない 可愛くない子供だったのよ。今でもメークやヘアーのおかげでまあまあ見られるけれど 絶対に美人なんて思った事もないわ!”
と力説していたが 実際良く見るとかなり 歪んだ目鼻立ちで それがえも言われぬ
魅力を生み出しているのです。
背が高いのに ぐっとかがんで やけに顔を近づけて親密感に溢れている写真を取る様に心がけるのも微笑ましかった。その後のどの写真もほとんどスキンシップ豊かなポーズを
見せているのは スターなどと言うステイタスにこだわらない インテリの家庭に育った
心意気と見よう。
“ 私の足のサイズは 男並みで 11なのよー! だから足を強調するアングルはタブーです。”
等と自分の事を軽く言う清々しい姿勢を見せてました。
2000「金色の嘘」 |
父親はリチャード ギアも崇拝するインドと チベット哲学の博士、母親はスウェーデン人で元モデル、後に精神セラピスト、元貴族の家柄に生まれ あのスペインの画家 ダリの紹介で前衛芸術家のテイモシー レアリーと結婚した前歴もある文化ヒッピーととびきり
エキセントリックな家庭でした。
ゲイリー オールドマンがまだドラッグ アル中の頃に結婚(90−92)していた頃
丁度カンヌ映画祭に来ていて 遠くから不思議なカップルだなーと観たものでした。
次はもっと可愛くて安定したイーサン ホークと結婚して 6年間と2児の後
離婚、 目下 フランス人の投資起業家にして ヨーロッパ指折りのプレイ ボーイ
のアーパッド ブッソンと交際中、まもなくベイビーが生まれるとか。
最近は余り映画に主演せず ちょい役ばかりで寂しい状態ですが あの「トワイライト」のスター、ロバート パッテインソンと「ベラミ」で共演。
色々と前評判が芳しくなく まだ公開の日程も決まってないのですが 色仕掛けで社交界をわたる若い男とのからみなど 面白そうです。ぜひはやく観たいものです。
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