MICHELLE    WILLIAMS


ハリウッドのスター女優でいつもウルトラ ショートヘアーなのは ミシェル ウィリアムズとケアーリー マリガン (英国 「17歳の肖像」09)ぐらいのもの。


よく考えると昔もジーン セバーグが ばさっとカットして話題になったり いつも短いオードリーヘップバーンぐらいしか 思い出せないほど 女優 イコール 波立つロング ヘアーが基本条件みたいです。あ。シャーリー マックレーンもいましたが 彼女のケースは
美女と言うより コミカルな味がアピールでしたから。


ミシェルには あのヒース レジャーに “ 僕は君のショートヘアーが好きだ ” と言われ
彼が急死した後もしっかりショートを保っていると言う 涙ぐましいエピソードがあるのです。二人が共演した「ブロークバック マウンテイン」(05)は歴史に残るゲイのカウボーイのドラマでしたし これがきっかけで親しくなって オスカー授章式にそろって現れ
ミシェルの目にしみるような黄色のドレスもレッドカーペット史に残るドラマテイックなものでした。
 
結婚し 2005年には娘が生まれ オーストラリア生まれのヒースは 国歌の “ウオルチング マチルダ” から取ってマチルダと名付けたり ニユーヨークの庶民が住むブルックリンに新居を求めたり と新鮮なカップルでした。


未亡人になったミシェルは マチルダとヒースの愛犬と共に逞しく生きて
「ブルーヴァレンタイン」(10)では もう一人のヒースとも言える演技没頭タイプのライアン ゴスリングとうまく噛み合ない夫婦を強烈なセックスシーンもものかわで演じたり 去年は「マイ ウィーク ウィズ マリリン」でマリリン モンロー役に取り組み 見事アカデミー賞候補に。


“ 誰もが一度が恋をしたモンローを巨大なスクリーンで演じるのは 惨事につながるけれどそれを敢えて 試みてこそ 女優の魂と思ったのです。顔も体も似ていないからこそ可能だと信じて。マリリンの映画やニユース リールを毎日毎日見て 聞いて 彼女の心を
2010  [BLUE VALENTINE]
自分の中に育もうとしました。 プライヴェートな時もそばにひとがいると マリリンはマリリンを演じていました。これでは疲れる訳です。演じているうちに 私にもマリリンの性格がのりうつって来て 怖い思いもしました。”




と素直に 優しく言うミシェルは か弱そうで 痛々しかったのを思い出します。


「ドーソンズ クリーク」と言うテレビシリーズ (98−)で人気を得たのですがこの時の共演者に 目下トム クルーズ夫人のケイテイー ホームズがいました。
当時のミシェルは 可愛い顔の下に 演技派として 前進する と言う固い決意が
漂っていました。ちなみにケイテイーにもガッツがありましたが ミセス クルーズの道を選ぶとその野心はおあずけとなります。ニコール キッドマンしかり。


ミシェルは動物が大好きで 「ウェンデイー アンド ルーシー」(08)は 鄙びた村の心暖まる若い娘と愛犬のおはなしです。


娘がいたらマット デーモンと結婚して欲しい 息子がいたら ミシェル ウィリアムズをお嫁さんにしたいと多くの母親が私めと同感するはず。




2011   [MY WEEK WITH MARILYN]

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