SEAN ASTIN

SEAN    ASTIN


今日6月6日はヨーロッパ チャンピオンシップ 最終戦のサッカー試合がベルリンで行われ、白黒縦縞のユニフォームがスマートなイタリーのユベントスがスペインのバルセロナに1−3で完敗。すっかり興奮して、コーンチップにビールをぐいぐい。終わったら、全てが面倒になって夕食の集まりをキャンセルしました。よくあるパターンなのです。

と言う訳でスポ根もので最も好きな映画「ルデイー」
(93)で体が小さいのに、情熱と根性と忍耐とやる気で名門ノートルダム大のフットボール選手になる涙無しでは見られないドラマの主人公を熱演したショーン アステインを(おそらく再び)取り上げましょう。

インデイアナ州のサウスベンドにあるノートルダム大はファイテイング アイリッシュ と言うマスコットが示すようにアイルランドのカトリック系の大学で、キャンパスにあるイエス キリストが天を仰いでいる像を「タッチダウン ジーザス」と呼ぶ程にスポーツが盛んなのです。

試合の取材の為に2度程訪れましたが、大試合のイベントの前夜の騒ぎの校庭でのボンファイアー(大焚き火)と響き渡る応援歌の合唱、それぞれの家ではスクールカラーの飾りを飾って、家族や友人たちを呼んでビールを飲み交わし、巨大な夕食を食べ、食後には又スクールカラーのケーキをどしどしと食べ、ウイスキーなど飲んで景気を煽るのです。

アスレテイック デイレクター(体育会会長)の大きな自宅の地下室(と言っても寒い地方の家は暖かい地下をビリヤードなどのゲームやテレビ観戦用のパーテイールームとしているのです)に招かれた時のお土産は、前年の優勝を祝ったロゴが入ったワイングラス セット でした。
実は前年に優勝寸前で負けてしまって、早まって作られたこのグラスは売るわけにはいかず、会長が友人たちに配っていると言う訳で、一種の記念お宝物なのでした。
かなり長い間、このグラスを使っていましたが全部割れてしまったようで、もう手元に残っていませんが、懐かしい想い出です。

さてショーンに「ルデイー」の時に会って以来、彼をルデイーと呼んで、当人も嬉しそうに反応してくれます。
貧しいイタリー系の家族に生まれたルデイーと違って、ショーンは、1971年2月25日名女優パテイー デユークを母親にサンタモニカに生まれました。同じく俳優の父、ジョン アステインが実父でなく、デジー アーネズ ジュニア(ルシル ボールとデジ アーネズの息子)が父親ではないかと言う疑いが出て、結局音楽プロデユーサーのマイケル テルが実父だと判明する小さなスキャンダルもあって、小さい頃からハリウッドの水を飲んで育ったのです。

弟のマッケンジ−と一緒に出ていた「グーニース」(85)の時の可愛かったこと!
それからぐんぐんと役の巾が広がり、「ロード オブ ザ リング」シリーズ(2001−03)の小人のホビットのサムを演じます。

最近はテレビシリーズやホラー映画にちょくちょく顔を出し、まもなく「チェックメイト」(15)と言うスリラー映画でミーシャ バートンと共演、童顔がちょっとばかりネックになりかけて来たような42歳のベテランであります。
1993  RUDY


2001  LORD OF THE RINGS


1993 晴れてノートルダム大のジャケットを着たルデイー!
2001「ロード オブ ザ リング」のホビットのサム役

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