PRE GOLDEN GLOBE PARTIES JANUARY 2016

January 10, 2016

PRE GOLDEN GLOBE PARTIES JAN 2016

１１月に激しく催された授賞式目がけてのキャンペーン　パーテイーでしたが，１２月の投票時になると禁止となり、１月６日の最終投票締め切り日が過ぎると再び再開します。
色々とタブーなり掟がこの業界にもあるのです。

さて締め切り日直後の最初のパーテイーは、今年テレビ部門で今までのチャンピオン、HBOを抜いて、９個もの候補を出したネットフリックスの社長殿の自宅で開催されました。８時半と書いてあるので８時２０分頃に到着し、まだ入れてもらえないかも、などと思っていたら会場は既に７割の人々で混雑しているではありませんか！　こう言う事は非常に珍しく、おそらくゴールデングローブ賞サーキットに参加した初めてゆえの、前もって自社の人や関係先の人を８時とかに招待していたに違いありません。
ハンコックパークというロスアンジェルスの外交官や保守的な会社社長が多いい高級住宅地の邸宅は７個の寝室、８．５個のトイレ、門から玄関までの自動車道がある広壮なものでパーテイー会場は大きなプールを塞いで、上にテントを張リ，天井には無数のシャンデリアを下げると言う豪華なセッテイングでした。
寒い夜で実はもうパーテイーに興奮しない私たちなので、猛烈ビジネスウーマンのルースとその夫を同伴して、彼らがパワフルに社長のテッド　サランドス　と元外交官の夫人，ニコール　アヴァントに接したり、ゲストのリッキー　ジャーヴェイ　やもろもろのセレブとツーショットを撮ったりと精力的に動き回っているのをぼんやりと眺めている始末。
アウトサイダーがマジョリテイーであまりセレブパワーがない，日本の新年名刺交換会のようなビジネスっぽさが濃厚なパーテイーでした。

翌日８日は２個のパーテイーがありましたがお疲れなのでひとつだけ，それも家に近い方にして、「スポットライト」と言う作品賞候補になった映画を祝う企画で、ビバリーヒルズのフレンチ　レストラン「ブショーン」へ。主演のマーク　ルファロ，監督らが姿を出しましたが期待のジョン　スラッタニーは欠席。代わりにシャロン　ストーン、クリス　ノス（目下「グッドワイフ」の夫役、昔「セックス　アンド　シテイー」のミスター　ビッグ役），クリスチャン　スレイター、エド　アズナー、ミシェル　モナハン　などのベテラン,中堅俳優たちが顔を出していました。この夜　一緒に行った友人たちはあまりハッスルしないタイプなので、まず新鮮な牡蠣やエビをつまんで白ワインで味わい、つぎは４人で
ぼーっと坐って、配られるカナッペをつまんだり、オープンキッチンに行って、美味しいフライドチキンやポテト、をむしゃむしゃ，混雑した中で上手に動くセレブたちを目で追ったりしていました。
もうひとつのパーテイーは今をときめくテレビ界の新星ケーブル局、「スターズ」が開催したもので、あとで聞くともっと大勢の旬のスターが来ていたとか。掛け持ちした知り合いも大勢いました。
さて授賞式前夜のパーテイーは１月９日　ハリウッドのランドマークとも言える老舗ホテル、シャトー　マルモンで開かれたパラマウント　スタジオ主催ですから，スターパワーも大きい筈だったのですが，期待に反して，余り目立ったスターは現れませんでした。あの「バック　トウザ　フューチャー」のクリストファー　ロイドぐらいしか思い当たりません。
ちなみにザ　ザ　ガボール（Zsa Zsa Gabor１９１７年生まれの美人女優、両足切断でまだ存命）の夫君、ドイツの王子、フレデリック　フォン　アナハルト　（Prince Frederick von Anhalt ）殿下にも会いました。マスコミが大好きな不思議な存在の王子様です。貴族の称号は生まれつきでなく、前のご婦人のタイトルを受け継いだそうで、ヨーロッパの老プレイボーイと言われています。ちょっと英国のチャールズ皇太子にも似ているでしょう？

実はノミネートされる様なスターはもっと個人的な居心地の良いパーテイーに行くか、スパで美容に磨きをかけるか、親しい友人たちと気楽な食事に行く方を選ぶようで、当たり前ですよね。有象無象の人びとの間で触られ、同じ質問を浴びせかけられ、セルフィー（自写）の雪崩に遭うのですから。

ともかく３連ちゃんのプレ　ゴールデングローブのイベントをつつがなくこなし、まもなく本番に参ります。

Jan 7 2016 NETFLIX PARTY