HENRY WINKLER
HENRY WINKLER
アメリカ人にとって、ヘンリー ウインクラーは古き良き時代のお茶の間の人気者の存在でした。
超人気テレビシリーズ「ハッピー デイズ」(74−84)
のフォンジー またはフォンゾ、役の本名は Arhur Fonzarelli を演じて、彼のポマード(グリース、油)で固めた髪(後に「グリース」のジョン トラボルタが真似っこしていましたが、なんと最初はヘンリーのところにこの役のオファーが入ったそう。ヘンリーは同じような役ばかりすると成長が阻まれると辞退したそうです)はこの時代のいきがり若者のシンボルとなってます。
フォンゾは流行の黒の革ジャンにジーンズ、オートバイを乗り回す自動車工というイタリー移民の息子で典型的ブルーカラーの若者、「ハッピー デイズ」には、現在監督として大成功しているロン ハワードがフォンゾと正反対の健康的でワスピーな金髪の若者の役で主演していました。
今でも人々は彼を見るとフォンゾ、なりフォンジーと親しげに呼びかけてくるそうです。
今年は新テレビシリーズ「バリー」BARRY(18−)にやたらと授業料を取る演技コーチの役で出演、ヘンリーが出てくると画面がふわりと柔らかくなるような効果が出ています。
主役の殺し屋バリーを演じるのがビル ヘイダーという、普通の顔をしていても鋭く、気張って見えるために、ヘンリーのほんにゃり感がプラスマイナス効果を上げるに違いないと制作側が読んだのでしょう。
ヘンリーは1945年10月30日ニューヨークのマンハッタンに材木商を営む父親と主婦の母のもとに生まれました。
ドイツのナチを逃れてベルリンから1939年に米国に商売をするとやってきたユダヤ人の父親は2度とドイツに戻りませんでした。
この父親は大変な博識で、おまけに11ヶ国語も話せるというインテリでしたが、残念なことにヘンリーは難読症で学校の成績はいつもビリだったそう。
その代わりモノマネや歌や踊りが大好きで、小さい時から芸能人になろうと思っていたと述懐しています。
名門エール代のドラマスクールに入って、あるときシェイクスピアの舞台に出ているとき、自分のセリフを忘れてしまい、勝手な言葉で補ったりと彼らしい演技修行の道を歩んだようです。
1974年の映画「ザ ローズ オブ フラットブッシュ」
THE LORDS OF FLATBUSH では、シルベスター スタローンも出演していて、全員がグリース髪に黒革ジャンのスタイルでびっくりするほどクールでした。
1978年に同じユダヤ系のステイシーと結婚、二人の子供がいます。ヘンリーの趣味はフライ フィッシングでしばしばモンタナ州に出かけては釣りを楽しんでいると顔じゅうシワシワにしての笑顔を見せて話していました。
ヘンリーはシニアの喜劇役者のほとんどがそうなのですが、非常に人懐っこくて、なんでもダジャレにし、質問に質問を投げかけて絡んでくるタイプ。長い答えを嬉しそうに、色彩たっぷりに演出して喋っているうちに、どんどん脱線していきます。
そのうち、彼との問答をじっくりどこかに書きましょう。
アメリカ人にとって、ヘンリー ウインクラーは古き良き時代のお茶の間の人気者の存在でした。
超人気テレビシリーズ「ハッピー デイズ」(74−84)
のフォンジー またはフォンゾ、役の本名は Arhur Fonzarelli を演じて、彼のポマード(グリース、油)で固めた髪(後に「グリース」のジョン トラボルタが真似っこしていましたが、なんと最初はヘンリーのところにこの役のオファーが入ったそう。ヘンリーは同じような役ばかりすると成長が阻まれると辞退したそうです)はこの時代のいきがり若者のシンボルとなってます。
フォンゾは流行の黒の革ジャンにジーンズ、オートバイを乗り回す自動車工というイタリー移民の息子で典型的ブルーカラーの若者、「ハッピー デイズ」には、現在監督として大成功しているロン ハワードがフォンゾと正反対の健康的でワスピーな金髪の若者の役で主演していました。
今でも人々は彼を見るとフォンゾ、なりフォンジーと親しげに呼びかけてくるそうです。
今年は新テレビシリーズ「バリー」BARRY(18−)にやたらと授業料を取る演技コーチの役で出演、ヘンリーが出てくると画面がふわりと柔らかくなるような効果が出ています。
主役の殺し屋バリーを演じるのがビル ヘイダーという、普通の顔をしていても鋭く、気張って見えるために、ヘンリーのほんにゃり感がプラスマイナス効果を上げるに違いないと制作側が読んだのでしょう。
2018 BARRY |
ヘンリーは1945年10月30日ニューヨークのマンハッタンに材木商を営む父親と主婦の母のもとに生まれました。
ドイツのナチを逃れてベルリンから1939年に米国に商売をするとやってきたユダヤ人の父親は2度とドイツに戻りませんでした。
この父親は大変な博識で、おまけに11ヶ国語も話せるというインテリでしたが、残念なことにヘンリーは難読症で学校の成績はいつもビリだったそう。
その代わりモノマネや歌や踊りが大好きで、小さい時から芸能人になろうと思っていたと述懐しています。
名門エール代のドラマスクールに入って、あるときシェイクスピアの舞台に出ているとき、自分のセリフを忘れてしまい、勝手な言葉で補ったりと彼らしい演技修行の道を歩んだようです。
1974年の映画「ザ ローズ オブ フラットブッシュ」
THE LORDS OF FLATBUSH では、シルベスター スタローンも出演していて、全員がグリース髪に黒革ジャンのスタイルでびっくりするほどクールでした。
1978年に同じユダヤ系のステイシーと結婚、二人の子供がいます。ヘンリーの趣味はフライ フィッシングでしばしばモンタナ州に出かけては釣りを楽しんでいると顔じゅうシワシワにしての笑顔を見せて話していました。
ヘンリーはシニアの喜劇役者のほとんどがそうなのですが、非常に人懐っこくて、なんでもダジャレにし、質問に質問を投げかけて絡んでくるタイプ。長い答えを嬉しそうに、色彩たっぷりに演出して喋っているうちに、どんどん脱線していきます。
そのうち、彼との問答をじっくりどこかに書きましょう。
1974 このとっぽい顔が人気を呼びました。 |
厳しい顔つきのビル ヘイダー。 |
左が若い頃のロン ハワード。 |
1974「ザ ローズ オブ フラットブッシュ」ヘンリーの左がスタローン。 |
2018「バリー」中央が主演のビル ヘイダー。 |
1974「。。。。フラットブッシュ」スタローンとヘンリー。 |
2018 スキンシップが豊かなヘンリーなのです。 |
「ハッピー デイズ」トム ボスリーとマリオン ロス。 |
2018「バリー」から。演技コーチの役。 |
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