BEN AFFLECK 2014

BEN   AFFLECK   2014

新作「ゴーン ガール」(14)で結婚記念日に愛妻が消えてしまい、どうにも態度が好い加減な為に容疑者に見られてしまう夫の役をまるで、その男がベン自身かのように,怪演しているベン アフレックに何10度目かの会見をして来ました。
原作はベストセラー,その愛読者と鬼才デイヴィッド フィンチャーが監督をするので,期待は膨らむばかり。そして映画はサスペンスに溢れ,ストーリーの展開が驚きの連続で,ヒッチコックとスウェーデンの巨匠イングマー ベルイマンのミックスなどと大変な評判です。
賞シーズンになると、必ずや,この映画がリストアップされる事間違いありません。
「ゴーンガール」ロザムンド パイクとデートするシーン。

「ゴーンガール」取り調べを受けてます。




ニユーヨークの会見に現れたベンは風邪気味でうっとおしそうな顔の上に,非難ごーごーのバットマン役を演じている為に,体がごつごつで,表情も憂い顔なのでした。
わたくしがシャワーのシーンについて質問すると,妙に興奮して,妻役のロザムンド パイクが何回もテイクをする度に血糊を洗い落としたり,又付けたりで,肌が皮が剥けた白ウサギのようになってしまった、と笑ったり,自分は下着など付けないで,もうこの年だから羞恥心など無いからほとんど真っ裸だったんだ、と自慢したりしてました。

「グッドウイル ハンテイング」(97)でのロビン ウイリアムズの想い出になると,又身を乗り出して、
「ボストンのバーに行って人が集まって来るともうハイになってパーフォーマンスに燃えて,一人ひとりに大サービスをして,そのエネルギーが凄かった。彼が出演をオーケーしてくれなかったらこの映画は青信号を貰えなかったんだ。監督のガス(ヴァンサン)もロビンに感謝感激だったね。20回ぐらいテイクをしてもロビンはもっと上手に出来るとテークを要求してガスはうんざりし,クルーも疲れきっているのに,それを承知でロビンはさらにより良い演技を見せたいと頑張る,その向上心には頭が下がった。若くて、無謀で,無知な僕ら(マット デーモン)にとって最高の先輩のお手本を見せてくれた」
と熱っぽく語ってくれました。
1972年8月15日カリフォルニア州のバークレー生まれ,ボストン育ち。女優のジェニファー ガーナーと2005年に結婚して既に3人の子供が居ます。
グッドルックスとカジュアルな態度と知性を武器にベンはこれからもヴァラエテイーのある仕事をこなして行くでしょう。そう言う野心を表に出さずに,飄々と監督をし,俳優業をし,作りたい映画を進めていく,周囲に優しい自然体が彼の強みです。
2014「ゴーンガール」


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