ROSE BYRNE

ROSE   BYRNE


2014「アニー」

先日書いたとモイラ ターニーに似て,常に近所のお姉さんとか主人公の恋人, 姉妹,親友,秘書 ってな役がオハコのローズ バーン。新作ミュージカル「アニー」(14)では大金持ちのウオーバックス(ここではスタックスと言う名に変えてありますが)の美人秘書を演じています。美しいのに,何処か陰があって,その為にキラキラの女主人公役がほとんど回って来ないようなローズですが、彼女なりに,ヴァラエテイーの富んだ役作りを楽しんでいる様子。
アメリカ人の役ばかりしていますが実はオーストラリア人で今回の「アニー」ではオックスフォード大卒と言う肩書きのせいでしょう,洗練された英国アクセントを駆使して新しい魅力を見せています。
そう言う女性ですから着ている洋服が素晴らしくシックで,高級そうで「撮影後に洋服を欲しいとリクエストしませんでしたか?」と聞いたら「うーん。とっても素敵なワードローブだったけれど,そう言う要求は私には出来ないわ」
と恥ずかしそうに微笑むのでした。
1999 若いヒース レッジャー!




「アニー」左からジェイミー フォックス,クエンジャーネ ウオリスとローズ(シックなコートをご覧下さい)ダンスの方はちとおぼつかないのですが。

そしてもちろん、ボスの注目をちらちらと引いて,最後にはアニーの助けもあって,見事にボスにプロポーズされて、めでたしめでたし!なのでした。おまけにこのボスのPRマンの役を演じているのは,「ブルー ジャスミン」(13)でケイト ブランシェットの妹の恋人を熱演していたボビー カナヴェールで、実生活ではローズとは恋人同士なのです。

1979年7月24日オーストラリアはニユー サウスウェールズのバルメインにマーケットリサーチャーの父親と学校の総務に勤める母親のもと、4人姉妹の末っ子として,すくすくと育ち。8歳の時にユース シアターに参加,以来,テレビに舞台に映画に出演。20歳の時には故ヒース レッジャーと「トウー ハンズ」(99)と言う犯罪ドラマで共演しました。
ローズのハリウッド デビューは「スターワーズ:エピソード2」(02)でのパドメ女王の召使い,ドーメの役でした。
テレビシリーズ「ダメージス」(07−12)の弁護士役も好評でもろもろの賞の候補に。ここでもパワーを見せつけるのはグレン クローズで、ローズはいつも押され気味なのですが,その力関係が徐々に変化して行くところが見所でした。
会見でのローズは,おしとやかで、おとなしく、細々と役作りなどを話しますが,私生活のことなどはまず話したがりません。男性が思わず助けたくなるような,楚々とした魅力を漂わせています。そのうえに芯の強そうなところが又,彼女の特徴になっていると思いました。

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