OXNARD OCT 19 2021
10月19日(火)
車の鍵のバッテリー問題で、車を止めずに次の目的地、オクスナードまでまっしぐら。約2時間のドライブは紺碧の太平洋を右に見て南下します。
オクスナードに最近引っ越してきたエルマー ELMAR とカルメン CARMEN の広くて綺麗な家に到着、ほっと安心のため息。息子さんから一時預かっているまだ6ヶ月の赤ちゃんのワンちゃん、アイカが飛び跳ねて喜んで迎えてくれます。
まず気がかりな車の鍵のバッテリーを近所の薬屋で買ってからエルマーが友人のクルーザーに付いているデインギー ボートDINGHY BOAT でオクスナード湾を案内してくれました。デインギーと聞くとすぐにナタリー ウッド NATALIE WOOD (1938−1981)がクルーザー船からデインギー ボートに乗り移る時に海に落ちて死んでしまったという悲劇を思い出します。実際、船から渡る時、ゆらゆら動いて非常に不安定で、あの夜は嵐っぽい夜だったと聞いてますから、酔っ払ったウッドの足取りはかなり危なっかしかったに違いありません。静かな水の上でもバランスの悪いハンスはほとんど落っこちそうになって、あわてて助けたのでした。
オクスナードには州内最大のヨットハーバーがあるそうで(エルマー説)空きのスペースがないほどにボートや船やヨットがぎっしりと詰まっています。それぞれの船の名前が凝っていて、ユーモラスでクリエイテイヴなので、読み上げては3人で大笑い。ホンモノの犬やら、まがい物の犬がデッキに出ていてこれも微笑ましい光景です。小一時間 迷いながらも湾内をほとんど隈なくカバーして、ちょびっと寒い思いもしましたが、楽しいクルーズとなりました。
夕食はギリシャのお米とハーブを葡萄の葉っぱに包んだドルマ DOLMA をオードブルにお二人の30周年、ワタクシのお誕生日をシャンペンで乾杯、それからカルメンの手作りのサラダとパスタをゆっくり、美味しく白ワインとともに頂きます。
お次はお決まりのウイスキー テイスティングがエルマーとハンスの間で始まって、カルメンとワタクシはソファの上でワインをすすりながらリラックス。
コロナ期間をどう過ごしたか、ハリウッドの丘の上の大きくて古い家からこの明るくて居心地の良い家に移った経過、子どもたち、孫たち、それぞれの病気(シニアに付きものの話題です)、などなどの話題が弾みましたが夜中の12時頃にはまずカルメンが睡眠時間を長く取らないと明日の仕事に差し支えるとお休みなさいを宣言、男性たちも抵抗すること無く、それぞれ寝室に向かった、健康な夜となりました。
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エルマーの友人の豪華な船、後ろにエルマーが見えます。 |
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デインギーの説明書きを読んでいるエルマー |
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湾の周囲にきれいな家が並んでいます。エルマーたちの家のその一つ。 |
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「サロン」でシャンペンとドルマを楽しんでいます。 |
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寒そうな顔です。 |
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エルマーのハードワークを眺めているハンス(左) |
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ハンスとエルマー、ふたりともドイツ人で昔からの友人です。 |
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「ダス フラウ」(女性)という船名。名作映画「ダス ボート」をもじっているのです。 |
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カルメンとワタクシに抱かれているアイカ |
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眠そうな二人の人間とお目々パッチリのアイカ |
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湾内では色々な水上スポーツをしています。 |
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エルマーの家があるコンプレックス |
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大きなベッドもあって、船の中で暮らせます。 |
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二人と一匹でだらんとしている図 |
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3人のドイツ人達。 |
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