ROBERTO BENIGNI
「ライフ イズ ビューティフル」(97)LIFE IS BEAUTIFUL 、イタリーのユダヤ人収容所でナチに虐待されながらも笑いで苦労を凌ぐ男を演じてオスカー主演男優賞(非英語圏では初めて)と外国映画賞の2個を受賞し、授賞式では名前が呼ばれると劇場の後ろの方から椅子をホップジャンプして舞台に駆け上がり、プレゼンターのソフィア ローレン SOPHIA LORENに抱きついたロベルト ベニーニ。
なぜ同じイタリー人のローレンがプレゼンターだったのか?前もって分かっていたのではないか?などと言う疑問の声が上がりましたが、どちらにしろ、あの瞬間は歴史的な興奮を醸し出しました。
今日10月27日は彼の69歳のお誕生日。今まで3回程会った事がありますが、まあ、毎度、あの授賞式にもめげない大興奮大会で「ライフ イズ ビューティフル」のまんまの、人を喜ばせるために激しく生きているようなロベルトなのです。
1952年10月27日 イタリーのマンシアノ MANCIANO に、ロベルト レミジオ ベニーニ ROBERTO REMIGIO BENIGNI として、煉瓦工にして大工の父親と織物工の母親の間に生まれ、少年時代から舞台に立つ芸人を志していたそう。1971年にローマに行き、テレビで喜劇を演じていましたが、排便の状況を生々しく上演して放送規則のセンサーに触れて、ボイコットされたり、その後もタブーを破っての過剰なパーフォーマンスをして、有名になると同時に、注意人物でもありました。
1991年に女優のニコレッタ ブラッシ NICOLETTA BRASCHI と結婚、ほとんどの映画で夫婦共演、イベントにも常に揃って登場の睦まじい仲で知られています。
「ピノキオ」PINOCCHIO(02)はロベルトの意欲作でトスカニーで凄まじく貧乏な暮らしをした父親への情愛を込めて監督、主演、その後は、ワンマン ショウの舞台劇「ツットー ダンテ」TUTTO DANTE (ダンテの全て)をまず、ヨーロッパで2006年から7年まで公演、2008年から9年はアメリカで巡業して成功を収めています。
2019年には再び「ピノキオ」に、今回はお爺さんのジェペット役に挑戦、アカデミー賞の衣装とメークアップ部門でノミネートされました。
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人懐っこいなんてレベルでなく、もうびっちゃり!くっ付いて来ます。 |
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1998年オスカー受賞式 |
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ニコレッタ夫人と |
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ニコレッタ と。 |
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1997「ライフ イズ ビューティフル」 |
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今のロベルト |
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1997「ライフ。。。」 |
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オスカー受賞式、椅子の背を伝って舞台へ! |
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2019「ピノキオ」 |
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プレゼンターのソフィア ローレンと。 |
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