TERRANEA RESORT SUMMIT
9月18日(土)
ハリウッド外人記者協会の「サミット」がロスアンジェルスの南端にあるパロスヴァルデス PALOS VERDES の「テラニア リゾート」TERRANIA RESORT で催されました。「サミット」と言うと世界の強豪国ビッグ5などの集会のようですが、丘の上のミーテイング、と言った意味なのでしょう。ここでワタクシ達は DEI (Diversity, Equity, Inclusion)のトレーニングを受けるのです。人種差別、性的差別、機会均等、などに対する姿勢、考え方をみっちり叩き込んでもらう、という目的で集まりました。
朝9時頃から夕食まで丸一日、と言うのは何ともハードなのでワタクシ達は10時半頃から参加、既にレクチャーが始まっていて、グールー GURU が熱弁を振るっています。
ワタクシは小さいときから規則絡みのレクチュアっぽい教義が大嫌いで、すぐにいたずら書きを始めたり、空想の世界に飛び込んで居たので、今回も全く身が入らず、キョロキョロしたり、他の人達の動作やら、服装などを観察。グールーの言ってることは正しく、理にかなっていますが既に知っていることばかりで、新しい観点とか、思いがけないアングルなど出て来ないので、退屈なことこの上なし。
お次は毛糸の紐を使って人と人をつなぐと言う「デイテイング ゲーム」DATING GAME のようなお遊戯で、まるで幼稚園、これも真面目にやる気分ゼロ。
大好きな昼食になってやっと仲良したちと久しぶりのおしゃべりをして、見かけは美味しそうなものの、食べると平均以下というがっかりのお料理を頂きます。
このリゾートは絶景でもっている、ある程度田舎っぽいところがあって、高級感は出していますが細かいところではかなり雑で、それが「見た目豪華、味はどうでも良い」のプレゼンテーションになるのでしょう。
昼食後はアーチェリー、自転車、瞑想、絵画教室などを選んで約2時間 自己向上に務めるとかで、全く考えもせず「楽そう」な絵画教室へ。丘の上にセットされたテーブルに付き、限られた絵の具と筆でキャンバスに目の前の景色を書けと言われ、サンプルを見せてくれます。死にそうにつまらない絵ばかりで幼稚園のお姉さんのような先生に「自分で勝手に書いても良いのでしょうか?」と質問すると、「オーケー」の返事。他の人々はまずデッサンで山と海岸線を書いて下さーい、などという指示に従っています。ワタクシは全く身が入らないのでジャーン、チャチャチャと絵の具を塗りたくっておしまい。
一人で周辺を散歩したり、他のゲストたちのレジャー スポーツやらゲームを見学したり、リゾートの周辺を散策。
お次は自己開発だか、自己啓蒙ゲームで、これも何ともつまらないシロモノで、これも簡単にスルー、後の楽しみは夕食のみ。そして、これがまた大失望だったのです。白ワインは?と聞くと「シャドネー」CHARDONNAY だけですとウェイター、今どきたった1種類のワインを出す50人レベルのホテルのパーテイーなどあり得ませんが、ここはこれしか出さないと言う返事。結局1本だけ、違う白ワインが提供されて私たちのテーブルだけですぐに空になったのでした。
大量のお野菜、ビーフ、白魚、チキン、ポーク とメインの種類はあるのですがどれも上にタレが乗っているという庶民レベルのお料理で同じタレ故に同じような、鈍なお味になってしまって、せっかくの材料が活かされてません。非常に勿体ないリゾート料理なのでした。そしてデザートもホリデー インの団体用のような味気ないもので、このリゾートの姿勢を心の底から疑ってしまいます。
3割方は昼食後頃、とっくの昔に帰ってしまって、残った私たちは自分たちが選んだ大好きな曲を夕食中に聞くはずだったのですが隣でインド人たちの結婚式が盛大に行われていて、そこの民族音楽が強烈なボリュームで鳴り響き、私たちもインドの結婚式に参加しているような気分になったりと、踏んだり蹴ったりの「サミット」になってしまいました。
遠くの駐車場から車を持って来てくれるヴァレー サービスがこれ又、ひときわスローでホテルの出口で約20分以上待たされたのが最後のノックアウト パンチ。
文句ばかり書いてしまいましたがお天気に恵まれ、美しい眺望、豪華なセッテイング、久しぶりの友人たちとの再会は、何にも増して嬉しかった時間でもありました。
以下の写真の8割はカメラマンのテオが撮影したもので、似たようなものがたくさんありますが、これも記録というわけでどっさり載せました。悪しからず。
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駄作コンテスト、ゆき、ワタクシ、ハンス |
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お絵かき教室、ゆき、ワタクシ、ハンス |
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ジャネット、ルーベン |
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みんなが真面目になると抵抗してしまうワタクシ |
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美しいリゾート |
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退屈なお絵かき教室 |
え |
昼食後 エリサ、アマンド、ワタクシ、ハンス |
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ジャネット ワタクシ、ルーベン
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お絵かき教室 手前左、キャリ(秘書)右、シルビア |
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手前、ゆき |
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横のカメラはインド人の結婚式用 |
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インドの花嫁が来ます。 |
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お絵かき教室 |
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キャリ、ゆき、飽き飽きしているワタクシ |
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同じようなショットばかりですが。 |
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キャリ、ゆき、ワタクシ |
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ワタクシの駄作(記録的短時間で仕上げました) |
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お絵かき教室の先生(赤いエプロン) |
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ハンスも早めに済ませたようです。 |
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老女二人 |
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みんな同じようですが微妙に違うのです。 |
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昼食風景 |
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アーチェリーをした人々 |
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アンケ と ダニエル |
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矢を射るアンケ |
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矢を射るテイナ |
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パロスバルデスの丘と海 |
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アンケ |
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ダニエル |
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何やらゲーム 消極的なハンスが手前に座っています。わたしは右奥、ピンク。 |
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毛糸で結びつくゲーム、アマンドが にやついています。 |
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私は正面のピンクの上着、ハンスの顔は見えませんが右の方で腕を組んで座っています。 |
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ワタクシは左の奥、ピンクの上着を来ています。 |
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後ろ姿のピンクの上着のワタクシが見えます。活気ゼロ。 |
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