ROBERT DOWNEY JR.




1987年の「レス ザン ゼロ」のロバート ダウニー ジュニアはドラッグ
1990年頃
 中毒の若者役を鬼気迫るリアリズムで演じ 当時22歳の彼は一躍 エッジー な(ま、崖っぷちの と言ったニュアンスで不安感を感じさせるってな意味)ヤング スターの座に。アングラ映画監督と女優の間に生まれたロバートはニユーヨークで生まれたものの育ちは西海岸のロスアンジェルスでテイーン時代は似たような芸能界2世と一緒に自分こそ次のジェイムス デイーンと鼻の穴を膨らませて 競っていた。


言うまでもなくドラッグはに日常茶飯事でロバートのドラッグ事件は数多く
ひどい時は近所の家の子供部屋で寝ているのが発見されたり 84年から8年間も
同棲していたサラ ジェシカ パーカーは彼のリハビリに付き添い かいがいしく世話をしたもののギヴ アップ。ご承知の様にサラはずっと真面目な父ちゃん坊やのマシュウ ブローデリックと後に結婚 「セックス アンド シテイー」でファニーフェースを売り物に人気スターに。ベターな選択をしたと言えよう。


さてダウニーの方はと言うと「チャプリン」(92)でのタイトル役で驚異の
体の動きとペーソスに満ちたチャプリンの姿を再現しオスカー主演男優賞にノミネート。


この時の会見では “撮影の前からチャプリンになりきり 撮影が終わっても
なかなか元に戻れなかった。僕には大量のチャプリン要素があると痛感したね”
と言ってたが 落ち着かないロバートに相かわらず 何かしているな と思ってしまった。


何回かの会見には 目はどろん 態度は横柄だったり 妙に甘ったれたりという
へべれけ直前の状態で現れ 生意気な事をほざいたり もう終わり! 等と勝手な事を言ってよろけたりしていたものだった。


才能が余りある為と常に期待されるが故のプレッシャーとそれをなだめる為の
ドラッグ使用だろうが 可哀想とは思えなかった。いい加減にせいと私めは
叱りつけたかったし なめるなよ と憤慨したものだった。


「アイアン マン」(08)「シャーロック ホームズ」(09)と言った
イベント アクシオン映画に出る様になって 肉体改造に伴い精神もぐっと安定し
スーザンと言うプロデユーサーが妻になり(05)とロバートは今や スーパースターに。


しかしごく最近の「アヴェンジャー」(12)の会見でも質問をおちょくったり
はぐらかしたり 変な冗談を言ったり 相も変わらずのロバート節を見せている。
退屈な時間 つまり記者会見など に耐えられない 頭の回転をハイギアにしてないとエンジンが止まってしまうとあせってしまうようだ。


「エア アメリカ」(90)で共演したメル ギブソンがロバートのドラッグ
行動を弁護して以来 彼を先輩として尊敬してきたロバートは今のギブソン
の問題 (家庭内暴力とか飲酒運転で捕まったったときユダヤ人を皮肉ったとか)
をしきりに弁護したり 説明したりしている姿は頼もしい限り。義理と人情を
2011「シャーロック ホームズ 2」
重んじるところもあって 憎めないのですねー。

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