SOFIA BULGARIA MEMORIES
SOFIA BULGARIA MEMORIES 2015
3月12日 朝の4時に起きて,4時半にタクシーで飛行場(と言うコトバも古めかしくて良いでしょう)に行き,6時半の飛行機でフランクフルトへ。ここで次の乗り換え便が5時間遅れと知り,広大なフランクフルト空港をぐるぐると30分以上回って,やっとユナイテッドのフロントに着き、ここで並ぶこと1時間,やっとシカゴ径由の違う便に変更して
ラウンジでしばらく休んで,8時間半飛び,シカゴで入国審査,2時間半後のロスアンジェルス行きに乗り,約5時間,合計26時間の旅が無事に終わりました。
ユナイテッド航空は既に200万マイル,毎年 1K と言う1万マイルのステイタスを更新して,旅慣れていても,いざ国際便が乱れると苦労します。行きはアンフレンドリーなフランクフルト空港をさけて,ミュンヘン径由にしたのですが,結局,トラブったのは又もや大嫌いなフランクフルト空港となりました。いちいち,トランジットでもパスポート審査があちこちであり、登ったり,下がったりの無駄なルートが大蛇のように設置されて、歩くのが大好きなわたくしさえうんざりの禁止マークだらけの空港内です。
ま、国際旅行に予定外のトラブルはつきものですから,スタミナと忍耐と余裕の時間は必ず取っておくことです。
出発1日前の3月11日はソフィアの大公園を散歩,雪の中にソ連の兵士のメモリアルや記念碑,偉人像がそこかしこ、とある石には,高名な社会風刺の英国人ストリート アーテイスト,バンクシーのヒットラーの頭に銃弾が当たっているグラフィテイー壁画がありました。
アレキザンダー ネフスキー大聖堂の広場のフリー マーケット(ご存知でしょうが,このフリーは自由とか無料ではなく,蚤のフリーで蚤の市と言う意味です)を覗いて,古いブローチ、ペンダントとイヤリングのセット,鶏が餌を突つくおもちゃを買い求め、ハンスはロシアの海軍のマークが付いた毛皮帽子を買いました。売っている人々の殆どが70歳以上で,元軍人風も多く、寒い雪の中、その情熱的な売り込みと説明のパワーに(大して欲しくもないものの,献金のつもりもあって)買ったのです。
軍人の制服や帽子,古い古い武器は良くヨーロッパのマーケットで見かけますが、ここではナチのマークが付いたエレガントな銀のシガレット ケースや卵子立て,櫛から指輪にブローチとナチがいかに権力のシンボルだったかが伺えるアクセサリーがたくさんあります。
アールヌーボ風ーなデザインにナチのマークが付いた銀の入れ物を明けたら,何と化粧パウダーの容器で,使い残りのパウダーが汚れて入っていて,思わず,息をのみました。華麗な将校の夫人がお化粧をしている光景が思い浮かんで,昔と今がつながった瞬間を感じたからです。
その他にもナチの品々がごまんとあります。こう言う手合いをお探しの方は,東ヨーロッパ諸国の骨董店やフリーマーケットをお勧めします。プラハでもブダペストでもよく見かけました。但しドイツではオープンではまずないとハンスが言ってました。
夜は今年82歳のジョン ボアマン監督の「クイーン アンド カントリー」(14)と言う第2次大戦が終わり,英国兵が朝鮮戦争に行く時の若い兵士の青春を描いた秀作です。ボアマンの傑作「ホープ アンド グローリー」
(87)の続編で,第2次大戦のドイツの爆撃を受けたロンドンの少年が田舎に引っ越して成長し,兵役に取られてからの熱血ドラマで、主演のカルム ターナーと言う新人俳優のひたむきな姿勢、正義感の持ち主を熱演して、胸を打ちます。
ナチの遺品を嫌と言う程見たあとだっただけに,余計に印象を深めました。
夕食は最初の夜,間違って牛レバーを出された近所のレストランで今回は安全にチキンのカバブとアボカドのサラダ,ハンスはひき肉をソーセージ型にして、焼いたもの、とほくほくのローステッド ポテト,ローカルの涼しいビール。
この国の人は山のようなサラダを大の男もばりばり食べます。ビールを飲みながら,ゴートチーズがたっぷり入って、細かく刻んだトマト,セロリ、キュウリ,玉ねぎ,セロリのサラダをおつまみにするのが夏の夕方のお楽しみなのだそうで,有名なヨーグルトと言い,健康的な食生活を覗きました。
何と言っても雪の為に行動が不自由でしたが,道を聞くと
一生懸命に答えてくれたり(聞かれた方も全く分かってないのでとんちんかんぷん),親切な人が多かったのが救いでした。有名な温泉の水を飲みに行こうと思いつつ,時間が無くなってしまいましたが、健康で,無事に過ごせて,これが楽しい思い出の究極のポイントだと毎度のことながら痛感しました。
3月12日 朝の4時に起きて,4時半にタクシーで飛行場(と言うコトバも古めかしくて良いでしょう)に行き,6時半の飛行機でフランクフルトへ。ここで次の乗り換え便が5時間遅れと知り,広大なフランクフルト空港をぐるぐると30分以上回って,やっとユナイテッドのフロントに着き、ここで並ぶこと1時間,やっとシカゴ径由の違う便に変更して
ラウンジでしばらく休んで,8時間半飛び,シカゴで入国審査,2時間半後のロスアンジェルス行きに乗り,約5時間,合計26時間の旅が無事に終わりました。
ユナイテッド航空は既に200万マイル,毎年 1K と言う1万マイルのステイタスを更新して,旅慣れていても,いざ国際便が乱れると苦労します。行きはアンフレンドリーなフランクフルト空港をさけて,ミュンヘン径由にしたのですが,結局,トラブったのは又もや大嫌いなフランクフルト空港となりました。いちいち,トランジットでもパスポート審査があちこちであり、登ったり,下がったりの無駄なルートが大蛇のように設置されて、歩くのが大好きなわたくしさえうんざりの禁止マークだらけの空港内です。
ま、国際旅行に予定外のトラブルはつきものですから,スタミナと忍耐と余裕の時間は必ず取っておくことです。
出発1日前の3月11日はソフィアの大公園を散歩,雪の中にソ連の兵士のメモリアルや記念碑,偉人像がそこかしこ、とある石には,高名な社会風刺の英国人ストリート アーテイスト,バンクシーのヒットラーの頭に銃弾が当たっているグラフィテイー壁画がありました。
アレキザンダー ネフスキー大聖堂の広場のフリー マーケット(ご存知でしょうが,このフリーは自由とか無料ではなく,蚤のフリーで蚤の市と言う意味です)を覗いて,古いブローチ、ペンダントとイヤリングのセット,鶏が餌を突つくおもちゃを買い求め、ハンスはロシアの海軍のマークが付いた毛皮帽子を買いました。売っている人々の殆どが70歳以上で,元軍人風も多く、寒い雪の中、その情熱的な売り込みと説明のパワーに(大して欲しくもないものの,献金のつもりもあって)買ったのです。
軍人の制服や帽子,古い古い武器は良くヨーロッパのマーケットで見かけますが、ここではナチのマークが付いたエレガントな銀のシガレット ケースや卵子立て,櫛から指輪にブローチとナチがいかに権力のシンボルだったかが伺えるアクセサリーがたくさんあります。
アールヌーボ風ーなデザインにナチのマークが付いた銀の入れ物を明けたら,何と化粧パウダーの容器で,使い残りのパウダーが汚れて入っていて,思わず,息をのみました。華麗な将校の夫人がお化粧をしている光景が思い浮かんで,昔と今がつながった瞬間を感じたからです。
その他にもナチの品々がごまんとあります。こう言う手合いをお探しの方は,東ヨーロッパ諸国の骨董店やフリーマーケットをお勧めします。プラハでもブダペストでもよく見かけました。但しドイツではオープンではまずないとハンスが言ってました。
夜は今年82歳のジョン ボアマン監督の「クイーン アンド カントリー」(14)と言う第2次大戦が終わり,英国兵が朝鮮戦争に行く時の若い兵士の青春を描いた秀作です。ボアマンの傑作「ホープ アンド グローリー」
(87)の続編で,第2次大戦のドイツの爆撃を受けたロンドンの少年が田舎に引っ越して成長し,兵役に取られてからの熱血ドラマで、主演のカルム ターナーと言う新人俳優のひたむきな姿勢、正義感の持ち主を熱演して、胸を打ちます。
ナチの遺品を嫌と言う程見たあとだっただけに,余計に印象を深めました。
夕食は最初の夜,間違って牛レバーを出された近所のレストランで今回は安全にチキンのカバブとアボカドのサラダ,ハンスはひき肉をソーセージ型にして、焼いたもの、とほくほくのローステッド ポテト,ローカルの涼しいビール。
この国の人は山のようなサラダを大の男もばりばり食べます。ビールを飲みながら,ゴートチーズがたっぷり入って、細かく刻んだトマト,セロリ、キュウリ,玉ねぎ,セロリのサラダをおつまみにするのが夏の夕方のお楽しみなのだそうで,有名なヨーグルトと言い,健康的な食生活を覗きました。
何と言っても雪の為に行動が不自由でしたが,道を聞くと
一生懸命に答えてくれたり(聞かれた方も全く分かってないのでとんちんかんぷん),親切な人が多かったのが救いでした。有名な温泉の水を飲みに行こうと思いつつ,時間が無くなってしまいましたが、健康で,無事に過ごせて,これが楽しい思い出の究極のポイントだと毎度のことながら痛感しました。
ソ連の海軍の帽子,ホテルの部屋のテラスで。 |
古いブローチ |
薄緑の石が入ったペンダントとイヤリングのセット |
ソ連戦士の碑 |
雪の戦没者記念碑 |
雪降りしきる公園 |
公園で見つけたバンクシーらしいグラフィテイー画。 |
もの凄く高いオベリスク。手前に犬と散歩の人間が。 |
イタリアン レストラン 「パストラント」(パスタとレストランのミックス!) |
国立兵学校 ナショナル デイフェンス アカデミーとあります。庭内にソ連のタンクや砲台があるとか。 |
ちょっと太陽が覗いた瞬間。直ぐに引っ込んでしまいました。 |
ソフィアの町中のベンチ |
3月の春のお祭りマーテニーツイの飾り |
映画祭のスポンサー ジェイムソン ウイスキーは会場では無料! |
ソフィアには寿司レストランがかなりありました。行きませんでしたが。 |
ホテル近くの公園の鹿の像の前で遊ぶわんちゃん。 |
。大聖堂の広場の蚤の市の屋台。凍り付くような気温にもかかわらず老人達は張り切って商売! |
映画祭で薦められたブルガリア料理のレストラン。ちょっとしつこかったです。外では雪がちらついてます。 |
取っ手を動かすと鳥が餌をつばむおもちゃ。 戦士達はいずれも武器を掲げて勇気の図。 古いビルを少しでも華やかに見せようと?広告が氾濫しています 。 |
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