SARAH PAULSON 2018
SARAH PAULSON 2018 「オーシャンズ8」(18)で比較的地味な役を演じているサラ ポールソン。 キャリアを見ると、ほとんどが主人公の妻、姉妹、ガールフレンド、と言った役所の脇役ですが、でしゃばったりせず、それでいて、しっかり存在感のある役作りを見せています。 「オーシャン。。」でも華やかなサンドラ ブロックやケート ブランシェットの陰で、郊外に住む人妻と言う役ですが、もちろんしたたかな計算ずくの女性で、他の7人とは全く違うニュアンスを漂わせて、彼女ならではの効果を上げています。 最初にメジャー出演したのは、「ハート オブ ウーマン」(00)WHAT WOMEN WANT という映画でメル ギブソンの秘書役、それから 「それでも夜は明ける」12 YEARS A SLAVE(13)での荘園の女主人役、最近ではたくさんの賞を受賞したテレビシリーズ「O。J。シンプソン」(16)で、実在の有名な女性検事、マーシャ クラークを激演していました。 1974年12月17日フロリダ州のタンパに生まれましたが、育ったのはニューヨーク、母上は社交界の生まれで、デビュタンテ だったそう。 演劇学校を出たサラは数々のブロードウェイの舞台を踏みました。そういう古典劇の香りを醸し出す女優と言えましょう。 若い時は男性と交際して、ある時は俳優にして脚本家のトレイシー レッツと婚約までしたそうですが、自然に、水の流れのように(サラの言葉)女性とのロマンスが始まり、チェリー ジョーンズとは04年から09年、現在は75歳になるホーランド テイラーという美しい女優と交際中で、しょっちゅう母娘と間違えられるのよ、と年の差など全く気にしてない様子。 自分の生き方を貫いて、女優業だからと人の目など気にしない芯を持っているサラとホーランドのツーショットから、二人の愛情が強く感じられます。 そして、迎合しない独特のルックスに毅然とした姿勢がサラの強みでしょう。 先日紹介したシンシア ニクソン、すでに有名なジョデイー フォスター、リリー トムリン、ロジー オドネル、 エレン デジェネレス、エレン ページ、ジェーン リンチ、ケイト マキノン、 などなど、カミングアウトした女優たちの威勢の良いこと! ゲイの男優よりはるかに勇ましいのは、やはり女性の方が強いからで