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Showing posts from August, 2017

SEAN COMBS 2017

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SEAN  COMBS   2017 ショーン コンブス、ショーン デッデイー、または、パフ ダデイーなどと不思議な名前で知られている、彼は、まずラッパーにして、音楽プロデユーサー、マルチ企業のオーナーで、億万長者。映画にも色々と顔を出して、技ありの演技力と存在感を見せます。 合計36本もの映画やテレビ、ヴィデオに出ていますが、中でも「チョコレート」(01)、ハリー ベリーがオスカーを受賞した作品で刑務所に入っているハリーの夫の役、「アイム ステイル ヒア」(10)などで有名ラッパーの顔を捨てて、真剣な俳優となって出演。 ふざけたパロデイーのヴィデオも多く、「ダウントン デイデイー」DOWNTON DIDDY (超人気テレビシリーアズの「ダウントン アビー」をもじっています)には、ホワイトタイで登場して、英国貴族社会を茶化しています。 プロデユーサーとしての活躍も目覚ましく、35本の映画を製作、サウンドトラックは103本と大活躍。 おまけにデザイナーとしても才能があって、ファッション チェーンも経営し、自らモデルとなって、完璧に凝った服装、その名も「スワッガー」(わざと大物ぶる態度)というラインを売り出し、年に1回、「ホワイト パーテイー」を、フランスのサントロペ、やアメリカのリッチな人が住む東海岸のイースト ハンプトンで主催し、招待客は頭のてっぺんから爪先まで真っ白な服を着るのが義務付けられていると言う超豪華版のイベントを続けています。 2017年現在の財産が820ミリオン ドルと日本円での額がよく分からないほど、というスケールのタレントなのです。 実際に会うと、謙虚で、低姿勢で、イメージの傲慢ぽいプレイボーイの姿はありません。頭がとても良いのでしょう。能ある鷹をしっかり励行しています。 1969年11月4日ニューヨークのハーレムにショーン ジョン コンブスとして生まれ、 父親は空軍の軍人だったそうですが、そのあとは麻薬取引の組織に参加して、ショーンが2歳の時に射殺されました。 母親はモデルだったそうです。 黒人が大半の大学、ハワード代を中退していますが、のちに重要卒業生として招かれて、名誉学位を受けています。 グラミー賞を3個、その他にも数々の音楽賞を受賞し、地域社会にも貢献している「大物」でもあります。 結婚はしていない

ANTHONY MACKIE 2017

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ANTHONY  MACKIE   2017 ハリウッドでも男らしくて、パワフルな社会ドラマアクション映画がおはこのキャサリン ビゲロー監督の話題作、 「デトロイト」(17)の出演陣の中で唯一の名前が知れ渡っているスターがアンソニー マッキー でしょう。 先日、きらめくスターが集ったチャリテイー イベントで 壇上に上がったアンソニーが 「僕はジュリアード学院を卒業しているから、ハリウッドでは頭が良いというグループに入っているんだぞ!」 とわざと高学歴を自慢し、もう一人のラテン系の女優が 「私はイエール大を出たのだから!」 と鼻を高くするふりをして、マイナリテイーの教育水準をレベルアップする目的のエールを送っていました。 「デトロイト」でのアンソニーの役は、ひたすら白人警官にいじめられる、プレイボーイの黒人なのですが、他の黒人たちが頭にきて無謀な抵抗をする中、冷静に状況を把握して、理論的に説明しようとするものの、すでに頭に血が上って、黒人虐待しか考えられない警官の耳には入らないという、絶望的な状況にあるのです。 2時間半の映画の大半がホテル内での一方的暴力で、1967年のデトロイトの暴動(ライオット)を背景にしているものの、 狭所恐怖症になりそうな圧迫感があって、非常に疲れます。 サデイステイックな白人警官は、英国のウイル パオールトリー、もう一人、警備員の役をやはり英国人の黒人俳優、「スターウオーズ」で人気が出てきたジョン ボエガ が演じて、二人とも当時のデトロイトのアクセントを練習して、怖いもの無しの激演を見せています。アメリカ人ではないだけに、役作りをストレートに、しがらみや躊躇なしに、手がけているのが、ビゲロー監督の秘密の技だったのかもしれません。 さて、今のハリウッドの黒人俳優の中でも、整った容貌と知性の感じられる人となりではナンバーワンのアンソニーは、「ハートロッカー」(08)でビゲロー監督の作品に顔を出しています。この時初めて会ったのですが、ハリウッドで おや、クールなブラック 俳優ではないか!と注目されたのは 「アジャストメント」(11)という映画でマット デーモンと共演した時。 以来、11回も会っているのですが、いつも笑顔を浮かべて、自然体の気楽さを持っている、爽やかなスターです。 1978年9月23日、ル

MERYL STREEP 2017

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MERYL   STREEP   2017 世界中のファンの憧れでもあり、ハリウッド女優全員の人生目標のメリル ストリープ。 昨年の音痴オペラ歌手を演じた「マダム フローレンス」(16)から1年経って、まもなく賞シーズンだというのに 出演作が出てきません。 68歳ですが、何しろ外見も若く、演技力でも若さを見せるので、年齢の制限はほとんどないものの、彼女のほうが役を選んでいるために今年公開の作品が無いのでしょう。 「マンマ ミーア:ヒア ウイー ゴー アゲイン」   (18)第2弾、「メリー ポピンズ リターンズ」(18)ではエミリー ブラント演じるポピンズを支えるトプシーの役、とミュージカルに精力的に出ますし、高名なオペラ歌手、マリア カラスを演じる「マスター クラス」、とお得意の歌が出てくる作品が並んでいますが、公開は来年以後です。 そしてドラマの方では、「ザ ポスト」というスピルバーグ監督、トム ハンクス共演の、女性新聞社長を巡っての権力ストーリーと言ういかにもの賞取り映画が控えています。 今まで、何10回とメリルにインタヴューしてきましたが、天晴れなのは、その安定感です。いつも爽やか、和やか、 楽しそうにケラケラと笑いながら天然の陽気さがこぼれて、頭の良い親戚のおばさんと話している気持ちになるのです。 天才女優、天下の名女優などというレッテルを微塵とも感じさせない、有名意識の無い大女優。 製作者、監督、クルー、共演者、ファン、と誰からも慕われる稀有な性格の持ち主。 長年観察してきて、何よりも驚くのは、自分の言いたいことをはっきりと易しい語彙を選んで、毅然としてコメントすること、今年のゴールデン グローブ授賞式でのトランプ批判、その他、ハリウッドでの女性の位置と権利の主張、社会的な不公平などを見るとしっかりとした発言をします。 加えて、肌の美しさ、遺伝だと控えめに説明していますが、 透き通るような白い肌がメリルの女神のような存在を引き立てて、いかにも内面の平和な静けさを覗かせているのです。 珍しく今年の暮れから来年の授賞式シーズンには「天下の賞女優」として登場しないのは、ちと寂しいですが、来年のレッドカーペット登場は必至でしょう。 1949年6月22日、ニュージャージー州サミット生まれ、名門ヴァッサー大卒業、イエール大演劇部の優

ORLANDO BLOOM 2017

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ORLANDO  BLOOM   2017 「ロード オブ ザ リングス」(01)「パイレーツ オブ カリビアン」(06)などで、美男子の剣豪の役を颯爽と演じていたオーランド ブルーム。 ケイト ボスワースと4年間交際(03−06)、その後、オーストラリアのモデル、ミランダ カーと2010年に結婚して、男の子が生まれたものの13年に離婚、最近はポップ歌手のケイテイ ペリーとヨーロッパのビーチリゾートで 真っ裸でカヌーを漕いだり、泳いだりのパパラッチの写真が出回って騒がれてましたが、俳優業の方もしっかりこなしています。 ケイテイとのロマンスも今年の初めに終わったようで、今度はニナ ドブレヴ という女性とデイトを始めた模様。 「オスカー ワイルド」(97)で映画デビュー、この映画にはジュード ロウが凄まじいまでの美貌で現れてますが、オーランドも同様、美貌を買われての出演でした。当時は犯罪だったゲイの詩人、ワイルド(ステーヴン フライのはまり役)の美男子ハーレムの一人という役どころです。 オーランドとは数回会見したのですが、またもや昔の写真は手元になく、あるのはこれだけ。 初期の頃は、限りなく穏やかで、優しく、グッドルックスなどには全く意識がなく、育ちの良い好青年でした。いたずら好きで、家の屋根から落ちて、色々な骨が砕けたり、ラグビーでも負傷したりと、といった大怪我ばかりしている子供時代の話をしていたのが印象に残っています。 1977年1月13日、英国はケント州のカンタベリー生まれ、難読症で学校の勉強に苦労したそうですが、名門ギルドホール演劇学校に入学して、舞台の経験を積みます。 2005年の「キングダム オブ ヘヴン」のモロッコの撮影で黒い捨て犬に巡り合い、「シデイー」と名付けて、自分で引き取り、色々なところに同伴していました。 創価学会の敬虔な信者としても知られています。 最近では「ツアー ド ファーマシー」(17)という  プロ サイクリング競技の薬物問題を描いた映画に出たり、今年の秋からは、連続殺人のホラー ドラマ、新テレビシリーズ「カーニヴァル ロウ」に主演とめっきり忙しくなってきました。 2014 舞台劇のヴィデオ板、ジュリエット役は、コンドラ ラシャッド 2005「エリザベス タウン」クリステイン ダンスト と

FREDDIE HIGHMORE 2017

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FREDDIE  HIGHMORE  2017 ジョニー デップが「ネバーランド」(04)で共演して、我が息子のように可愛がって世話をしたと言うフレデイー ハイモア も、もう25歳! あの映画ではジョニーが作家になり、フレデいーはピーターパンのモデルになったのですから。 ジョニーとは続いて「チャーリーとチョコレート工場」(05)で共演し、すっかり「戦友同士」のような仲になったとジョニーが半分ジョークを言ってましたが、あの純粋な目つきと品のある表情はまさに映画のスクリーンで「清らかな少年」を演じるのにぴったりでした。 最近はもっぱらテレビシリーズに主演して、「ベイツ モテル」(13−17)でのノーマン ベイツの役は相当 猟奇的で、グロテスクな行動を上品にして、上手に演じていました。 元になったドラマはヒッチコックの名作「サイコ」(60)です。当時の人気スター、アンソニー パーキンズが演じていた、複雑な母親想いが昂じて精神異常になった息子です。 変声期、とは言わないでも、少年から青年に変身する時にこういうテレビの仕事を選んだのも正解だったと言えましょう。 そして今年は新テレビシリーズ「 ザ グッド ドクター」(17−_)で自閉症でありながら、天才的な医者という、再び、どこかおかしいものの、ある面ではものすごい才能を見せると言う、すでにハマリ役になったような役を演じています。 1992年2月14日 ロンドンのカムデン タウンで、エドワード トーマス ハイモアという俳優の父とスーというタレント エイジェントの母親を持って生まれましたから、俳優になる道はすでに敷かれていたと言えましょう。 大変に優秀な頭脳の持ち主で、ケンブリッジ大のエマニュエル カレッジではスペイン語とアラブ語のダブル専攻をとって、その両方で再優秀な成績を収めたのです。 そういう天才的な若者に見られる、繊細さ、脆弱な点、過剰な丁寧さ、可憐な 美しさをたたえたフレデイーは、バレンタイン デーに生まれていますから、特別にロマンテイックですかと聞いてみました。 「うー、あのー、ロマンス文学が大好きだし、恋愛に憧れは持っているけれど、うー、よくわからないなー、なんといったら良いのか。。。。」 と英国人独特の無意識にどもって、それが一種の礼儀のマナーとなる当たり障りのない内容を話すモ