KATHLEEN TURNER 2021
KATHLEEN TURNER 2021
6月20日はキャサリン ターナーの67回目のお誕生日。
彼女のこともこのブログに一度も書いてないという、連日、驚きの発見が続きます。
映画初デビューが「白いドレスの女」(81)BODY HEAT という、熱気ムンムンのセクシーなドラマで、瞬くうちにハリウッドのセクシースターのレッテルを貼られました。ウイリアム ハートWILLIAM HURT という、かなりひねくれた俳優との共演が又、エロテイシズムを増してます。誉めないことで有名な映画評論家のポーリーン ケール PAULINE KAEL が
「顎が落ちそうなほどのパワフルな映画デビュー。これぞセクシュアル アイコン SEXUAL ICON だ」と書いた程にインパクトがありました。
マリリン モンロー MARILYN MONROE や、リタ ヘイワース RITA HAYWORTH のような、過剰な性的アピールよりも、どこかに知性と清潔感があって、育ちの良さが感じられる美女で、女性にも好まれる同志感もあったのです。おまけにあの低い声が又、何とも妖しい響きを持っていましたし。
ローレン バコール LOREN BACALL の声に似ていることもあって、バコールの再来とも騒がれ、キャサリンは実際にバコールに会った際に「ハーイ!アイ アム ヤング ユー!」
HI ! I AM YOUNG YOU ! と話しかけたそうで、その勇気とハイスピリットにも印象を深めたものです。
そういうエピソードも含めてワタクシも大好きで、その後、マイケル ダグラス MICHAEL DOUGLAS とダニー デヴィト DANNY DEVITO とコンビを組んだ「ロマンシング ストーン」ROMANCING STONE (84)、「ナイルの宝石」JEWEL IN THE NILE (85)、「ローズ家の戦争」THE WAR OF THE ROSES (88)の3部作を楽しんで見たものでした。
「ファム ファターユ」FAMME FATALE 運命を決める女性、と呼ばれる「危険で妖しい女性」の役ばかりに限定されないようにとキャサリンは異なった役にも挑戦。
ジャック ニコルソン JACK NICHOLSON と共演した「男と女の名誉」PRIZZI'S HONOR (85),ニコラス ケイジ NICOLAS CAGE と共演の「ペギー スーの結婚」PEGGY SUE GOT MARRIED (86)、
そして妖しい女探偵を演じた「V.I.ワショースキー」V.I. WASHAWSKI (91)も面白い映画でした。
40歳を過ぎた頃にに重いリューマチ症 PHEUMATOIDARTHRITIS にかかって、首も曲げられず、歩けず、手足は象のように腫れ上がり、ペンも持てないほどに身体が麻痺してしまい、膨れ上がった顔と体を見たマスコミは「ヘビー ドリンカー」とアル中のせいにしましたがキャサリンは自分のコンデイションに集中して否定もせず、勝手に「アル中で異常に太った」という噂が広がっていきます。
8年間の療養の後、新薬も発明され、仕事に復帰、舞台にも積極的に出演して、「フーズ アフレイド オブ ヴァージニア ウールフ」WHO'S AFRAID OF VIRGINIA WOOLF(05)ではトニー賞を受賞。
1954年6月19日 ミズーリ州 MISSOURI のスプリングフィールド SPRINGFIELD に、外交官の父親を持って4人姉弟の家庭に育ち、祖父は中国でメソジスト教 METHODIST の布教を始めた宣教師でしたので家族は全員敬虔なクリスチャンでした。幼い頃から女優を志していましたが、両親は女優などストリートウオーカー(娼婦)と大した差がないと信じて許可しなかったそうです。
父親の仕事のために、キャサリンはカナダ、キューバ、ベズエラ、ロンドンなどに住み、1972年、ロンドンのインターナショナルスクールで演技に目ざめました。
19歳でサウス ウエスト ミズーリ大 SOUTHWEST MISSOURI に入学、それからボルチモア BALTIMORE のメリーランド MARYLAND 大に移って77年に卒業、次はニューヨークのオフ ブロードウェイの舞台へ。
そして81年、「白いドレスの女」の女主人公役を映画初出演で堂々と演じて、ハリウッドのスター街道に乗り出しました。
1984年に不動産業のジェイ ウエイス JAY WEISS と結婚、07年に離婚、1987年に一人娘のレイチェル アン RACHEL ANN が誕生。レイチェルはミュージシャンとしてスタートしましたが、母親を継いで女優になりたいとちょくちょくテレビなどに出演しています。
そしてつい昨夜、喜劇TVシリーズ「 ザ コミンスキー メソッド」THE KOMINSKY METHOD (18−21)の最終の第3シーズンのエピソード合計6個を続けて観たのですが往年のコンビだったマイケル ダグラスの元妻の役で登場、別人のように顔も体も丸くなったキャサリンがトレードマークの低い嗄声で、役の上での難病を隠して勇ましく、ストレートに物を言っているのを見て嬉しくなったり、ちょっと悲しくなったり、ふたりの長い年月を経た同志愛がぐんと胸に突き刺さってきました。
トランプ前大統領と夫君 ジェイ ワイス と。 |
「ローズ家の戦争」ダニー デヴィート と マイケル ダグラス |
「ロマンシング ストーン」マイケル ダグラス と。 |
「白いドラスの女」ウイリアム ハート と。 |
一人娘のレイチェル アン ワイス と。 |
マイケル ダグラス と。 |
娘のレイチェル アン ワイス と。 |
娘のレイチェル アン ワイス と。 |
V.I. WARSHAWSKI |
元夫君 ジェイ ワイス |
現在のマイケル ダグラス と。 |
現在のキャサリン。 |
「ローズ家の戦争」から。 |
前夫君 のジェイ ワイス と。 |
「白いドレスの女」ウイリアム ハート と。 |
KATHLEEN TURNER 2021
6月20日はキャサリン ターナーの67回目のお誕生日。
彼女のこともこのブログに一度も書いてないという、連日、驚きの発見が続きます。
映画初デビューが「白いドレスの女」という、熱気ムンムンのセクシーなドラマで、瞬くうちにハリウッドのセクシースターのレッテルを貼られました。ウイリアム ハートという、かなりひねくれた俳優との共演が又、エロテイシズムを増してます。誉めないことで有名な映画評論家のポーリーン ケールが
「顎が落ちそうなほどのパワフルな映画デビュー。これぞセクシュアル アイコンだ」と書いた程にインパクトがありました。
マリリン モンローや、リタ ヘイワースのような、過剰な性的アピールよりも、どこかに知性と清潔感があって、育ちの良さが感じられる美女で、女性にも好まれる同志感もあったのです。おまけにあの低い声が又、何とも妖しい響きを持っていましたし。
ローレン バコールの声に似ていることもあって、バコールの再来とも騒がれ、キャサリンは実際にバコールに会った際に「ハーイ!アイ アム ヤング ユー!」と話しかけたそうで、その勇気とハイスピリットにも印象を深めたものです。
そういうエピソードも含めてワタクシも大好きで、その後、マイケル ダグラスとダニー デヴィトとコンビを組んだ「ロマンシング ストーン」(84)、「ナイルの宝石」(85)、「ローズ家の戦争」(88)の3部作を楽しんで見たものでした。
「ファム ファターユ」運命を決める女性、と呼ばれる「危険で妖しい女性」の役ばかりに限定されないようにとキャサリンは異なった役にも挑戦。
ジャック ニコルソンと共演した「男と女の名誉」(85),ニコラス ケイジと共演の「ペギー スーの結婚」(86)、
そして妖しい女探偵を演じた「V.I.ワショースキー」(91)も面白い映画でした。
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