Posts

Showing posts from May, 2023

HAMBURG DAY#3 HOTEL LE MERIDIEN & MEXICAN DINNER

Image
  HAMBURG DAY #3  HOTEL LE MERIDIEN & MEXICAN DINNER 5月10日(水) 朝のお散歩はアパートの近くの目抜き通りを歩きます。昔、ここにドイツの有名な出版業界の家に生まれ、ライター、翻訳家、そして俳優としても知られていたハリー ローヴォルトHARRY ROWOHLT (1945−2015)の家があってハンスト訪れた際、「マデイー テイー」MUDDY TEA というお茶を出してくれて、それが美味しいと伝えたらわざわざ、外のお店まで連れて行ってくれてそこで「東方の紅茶」の葉っぱを見せてくれました。その葉っぱのお茶にミルク、はちみつ、砂糖、などを混ぜて「ドロ」のようにしたお茶で、その時の優しい光景を懐かしく思い出してしまいました。 再び豪華な朝食、この朝は茹で卵とアボカドも加わって大好きなものばかり。食べ過ぎが続きます。 アパートからの3回の階段をゲイリーは2個のスーツケースを持って平気で降りて行き、ワタクシは唖然としながら後を追い、ハンスはやっとのことで降りてくるという3人3様の階段ドラマでした。 この日、ゲイリーはオーストリアのウイーンに飛んで、旧友たちと6日間の男子オンリーの旅に参加するというのに、彼のエネルギーと力には感服されられます。 アルスター湖のほとりにあるル メリデイエン ホテル LE MERIDIEN HOTEL の  411号室にチェックイン。窓からすぐ真下に湖が見え、テイファニー ピンクのインテリアに濃いピンクの脚付きバスタブがあって、おまけにシャワールームも別に付いているという洒落たお部屋でワタクシは大満足。 古くて色々トラブルが起きたチェコのリベレッツとは、ほとんど雲泥の差です。 ハンスは2時の約束がしてあるコマーズ バンク COMMERZ BANK へ。ワタクシは銀行周りの高級ショッピング地区をぶらぶらと歩き回っていましたがあまりに長い時間がかかるので湖の脇にあるカフェに入って寒いのでココアなど注文。ハンスにテキストすると銀行の窓からワタクシが見えると言ってきました。20分ぐらいでやっと用を済ませたハンスが加わって彼がビールなど飲んでいると銀行の若い女性が駆けつけてワタクシに長いことお待たせしてごめんなさいと丁寧な挨拶をしてくれるではありませんか! 彼女もハンスと一緒に私がカフェに座ってい

HAMBURG DAY #2.5 THE KING'S DINNER

Image
HAMBURG DAY #2.5   THE KING'S DINNER 5月9日(火) ハンスのジャーナリスト生活はハンブルグが一番長く、ここで生涯のボスと同僚たちに会いました。ボスのニックネームは名前は「ハイヨ」HYJO と言って、ハンス ヨセフ HANS JOSEPH を合わせた名前だそうで、最高に人望があった上司でした。昨年90歳余りで亡くなって、この日はハイヨの奥方にして彼の秘書を長年勤めたバーバラ BARBARA PAUS をゲイリーが夕食に招待しました。 ワタクシたちが昼寝をしている間にゲイリーとハイデイは凝ったお料理、コーニングスバーガー コロプス  KONINGSBERGER KLOPSE (王様の肉団子)と呼ばれる子牛のひき肉のミートボール)を一生懸命に作っていたのです。 バーバラは赤いお花の束を持って爽やかに登場。最高の秘書だったという伝説通り、美しくて、頭の回転が早くて、博識で、しなやかなでスリムな体型を保っているシニアのお手本です。 毎日だか、1日置きに娘さんとフェイスタイムでヨガをし、1週間に2度ぐらいテニスをし、お友達とのランチや旅行を楽しんでいるそうで、亡き夫を偲びながらもとびきり健康的な心身の持ち主でした。 髪もグラマラスにセットして、薄化粧も綺麗に施し、会話のスピードも早く、表情が又、チャーミングで、久しぶりに会ったハンスと懐かしそうにおしゃべりに興じてます。 ハイデイが白ワインを開けます。ハンスが大好きだというグルーナー バーグンダーと言うワインでまずは乾杯。 最初のさつまいもとクリームのスープは濃厚で、暖かくスムースに喉を通り過ぎていき、メインのお料理は例の「王様のミートボール」ホクホクとして、リッチな黄色の茹でじゃがいもをクリーミーなソースに浸して舌に優しい繊細なミートボールと頂きます。付け合せは新鮮なビーツ。ちょっとした酸味とほろ苦さがクリームにぴったり合って「これぞドイツの家庭料理!」と感嘆しながら4人の会話を聞いてました。語彙も豊富で、英語が上手なバーバラが一番ワタクシを気にして英語を使いますがワタクシは「久しぶりの会話ですからお気遣いなくドイツ語で」と何度も言います。 さてさてデザートに差し掛かりましたがなぜか焼くのに時間がかかったようでハイデイがタイマーをテーブルに持ってきて「あと15分」などと呟いていまし

HAMBURG DAY #2 ELBE RIVER CRUISE

Image
  HAMBURG DAY #2  ELBE RIVER CRUISE  5月9日(火) ゲイリーからどさりと思い鍵を渡されて3階のアパートから朝のお散歩へ。東欧のチェコから西洋のトップの国、ドイツに移ると流石に生活のクオーリテイーのレベルの差に気付きます。街の清潔感、建物の維持が保たれていること、人々のプライドと言うのか、意識の高さ、お店の中の品物の豊かさと陳列のセンスの良さ、通りの木々や花がきれいに咲いて手入れが行き届いていること、などなど。 広告塔を撮影したのはこの時、どのようなコンサートやら舞台の出し物が出ていたかを記録するためと街にカラフルな彩りを添えているため。公園はあくまで清掃が行き届いていてゴミなど散らかっていません。会社員らしき人々が黙々と地下鉄の駅に吸い込まれていきます。 ハイデイの用意した朝食がこれ又豪華絢爛で出来たてのパンがバスケットに溢れ、ありとあらゆる種類のチーズ、ハムなどのコールドカッツ、甘くて美味しいプチトマト、きゅうり、果物が美しく並んでお皿、ナイフやフォーク、ナプキン などのセンスが良いのです。あまりに綺麗で、種類が多くて、張り切っていつもの2倍位食べてしまいました。 食べ終わった食器やグラスを2段のカートに乗せて運ぶアイデアなどなどハイデイ HEIDI のホステスぶりは最高級なのです。 ゲイリー が川のクルーズに行こうと言うので有名なエルベ川のほとりに。途中で色々な名所を見せてくれます。 頂上にコンサートホールがある高層ビルに入り、最上階の展望上から川と湖が見ようとゲイリーが誘いますが、何しろ生まれた時からの高所恐怖症で、柵があっても風が強いともう足がすくんでしまうワタクシは壁伝いにそろそろと歩いて絶景は目に入れないようにします。一度だけ記念写真と手すりの近くまで引き寄せられて、後で写真を見るとワタクシがおののいているのがよく分かります。 そこからドイツ1長いというエスカレーターで地上へ。 そこから桟橋に回って、昔よく来たという軽食屋「ブルック10」BRUCKE 10(10番橋)でビールと、ハンスは大好きな小エビをマヨネーズであえたサンドウイッチ、ゲイリーはハンブルグ名物だと言う揚げたお魚が挟んであるサンドウイッチ、どちらも少しづつかじりましたが何しろ、まだ朝食が胃に残っているのであまり食べられません。洒落たお店が並んでいて日光